子どもの時から理科的なものには全く興味がなかった。始まりは小学生の頃からで中学生になると苦手教科は理科、とハッキリしていた。興味がないから授業はつまらない。理解しようという意欲もないのでますます授業がつまならかった。高校生になると物理に化学、とやや専門的な事になり苦手感は増した。こんなものは自分の人生に何の関わりも持たないだろうから、学ぶ必要なんてないと。理解ある教師達によって赤点で落第する事もなく無事に嫌な理科系の科目から開放された。それから30年以上の月日が流れた。確かに今まで、科学的な知識がなくて不自由した覚えはない。だからあの時の自分の考えは間違ってはいなかったと胸を張れる。で、毎年この時期になるとノーベル賞の発表があり化学賞だ物理学賞だと世間の一部が騒ぐ。昨夜も今日もテレビのニュースではそればかり。世界に日本人の発明が認められたのは素晴らしい事なのかも知れないが、疎い私にはピンと来ない。ニュースの中で気になったのはアメリカに渡った中村修二さん。彼って日本の企業で働いていたものの自分の事を認めてもらえず、話題を振りまいた人だよね。その後も日本の研究のあり方を遠まわしに批判されていたような。だったら徹底的に日本を嫌って今回も日本のメディアの取材は受けない位の強さを見せて欲しかった。主張が中途半端では? と感じたのは私くらいでしょうか。
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