行ってみたいなぁと思いつつ行った事はない、ヘルシンキ。そこにヨーロッパ放浪旅中の我が次男が行くらしい。いいなぁ。本来の予定は違っていたのに元々ノルディックスキーをたしなんでいた彼ゆえ、あちらの国への思いがだんだんと募って来ていざ、って気持ちになったのかな。昨秋ダンナとその近くのノルウェーに行き、その良さは何となく分かるのでまたまた楽しい旅を続けてもらえば、と思いますが。若いっていいなぁ、それにしても。いろんな事を思い付きしかも実行に移せる。これは幾つになっても忘れてはならないのかも知れないが、年をとると遂、躊躇して思いとどまってしまう。本来はそんな必要はない、とも思う。彼に感化された訳でもないが、(ま、それでもいいか)こちらも不貞寝ばかりしていないで今後の展開を考えないと。今回もそんな事を恥ずかしながら教えられた気がする。とにかく無事な旅路を祈ります!
今年は太宰治の生誕100年だそうで、あちこちの書店ではそれに関してのイベントが開催されている。若い時期の一時期、彼の魅力に取り付かれる若者が多いと聞く。いつの時代からそうなって今もそうなのかは定かではないが、いまだに彼の本の売り上げは上昇傾向にあるそうなので人気はあるのだろう。30年ほど前には私もそんな病にかかった。とても魅力のある作家として作品を続けざまに読んだ。面白かった、単純にそんな感想を持った。どこがどうなのかと聞かれてもまともに答えれられなかったかも知れないがとにかく、引き込まれたのだ。今となってはどこにそんなにも魅かれたのかは分からない。ただ、このところの太宰に関するニュースを耳にするたび、もう一度作品を読み直してみようかな、などと思わされている。若かった頃の自分が何に興味を持っていたのかを再確認できそうな気もするし。だから何? ってところもありますが。暗くて辛ーい表情しか見せなかった彼の内に秘めたもの。それは一体何だったのか。誰にも分からないようでもあり。なんたって本人も何だか分からないままに世の中とさよならをしてしまったような・・・・。違うのかなぁ? 本当のところは謎。それでいいのかも知れないが。
長い事かかってやっと完成した作品が遂に公開。しかもその撮影は大変極まりなかったそうで。出演者はもちろんの事長老の監督をはじめ、スタッフの方々の苦労は相当なものだった事でしょう。昨日はその完成披露試写会が開かれたらしい。出来ばえはいかがだったのでしょうか。監督自身の満足度はどのくらい? だったのかしら。このところ見たいなぁと思う日本映画が数本ある。時間が合わなくて見に行っていないけれど。この作品もそんな仲間入りをしそうな感じ。長々と上映して頂ければ見に行けるとは思うのだが。もっともこんな寝言を言っているのは本気でえ見たいと思ってはいないって話でもある。何が何でも見たければ、時間を作ってお金を支払ってちゃんと見る。私にそこまでの気持ちにさせないものがそれらにはあるって事だよな、残念ながら。我が身への言い訳のようで格好悪いけれどなーんだかそんな気がする。我がままを言ってごめんなさい!
先週に引き続いて戦っている日本チーム。前半はまぐれ(?)と言ったら失礼だろうか、田中マルクス選手によって1点を先取。ただいま後半が始まったところ。うーむ。どんな展開が待っているのか。このまま動きがなく、試合が終了するとは思えない。こちらの気持ちとしては勝ちゲームでものにして欲しいところだが。俊輔も中澤もいない中どれだけ善戦してくれるものか、見物ではないか。オーストラリアの選手たちは身体も大きいし身体能力もそれぞれに高そう。日本人選手の軟弱な身体では太刀打ちが出来ないようにも思える。ただ、身体の事をここでああだこうだと言ったところで何も始まらない。”当たって砕けろ”の精神で頑張ってもらうしかない。そんな精神が今時の選手に通じるのか否か。通じようと通じまいとどっちでもいいいか。とにかく悔いのない戦いを! と心から願うばかりだ。今のところ動きは大してない。さて?
麻生内閣の支持率が大幅に下がったと新聞が伝えていた。これをどこまで信じていいのかは分からないが多くの国民がこの政権に不満を持っているのは明らか。総理自身にしてもそれは充分承知の上。それでいてこの人は自分のやり方を通したがり、実績を残したがっている。驚いたのは一昨日の朝刊に載っていた117億円(!!)をかけて国立のアニメの殿堂計画。「バラマキの象徴」「後世へ保存必要」と書かれていたけれど本当に? しかもそんなに大金をはたいてまで作る意味があるのか。あるとしたらどんな意味なのかハッキリして頂きたい。これに賛成する人々はオタク以外の何者でもないし、どこか狂っている人しかいないと思う。今のこの国にどこにそんな余裕があるのか。全くない! のでは? どの頭がそんな事を言い出したのか。信じられない内容だ。それも踏まえて支持率は下がって当たり前だと思う。今後、我が国が間違った方向に向かわない事を祈るのみ。それにしても麻生さんってご先祖さまには明治維新の元勲・大久保利通やあの吉田茂もいらっしゃるのに。本当にそうなの?と聞きたくもなるし、逆に彼らは偉人とされているがさほどの人でもなかったって事。歴史上の人物に失礼だけれどそんな風に思うわ。