リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2009年6月9日 登山家・栗城史多

2009-06-09 20:07:52 | Weblog
 今年の5月にヒマラヤ登山に挑戦! との話を聞いていたのでどうしたのかなぁと思っていたら今回は登山許可証が発行されなかったとか。しかたなく断念したのですね。同じく8千メートル級の山(名前はなんだったか忘れた)にヒマラヤのリハーサル気分で望んだそうでこれまた凄い試みじゃあないですか。成功し、次はいよいよ8月に本番を迎える予定。それにしても凄いのは酸素ボンベに頼らない点となんでも自分でこなすところ。スポンサーとのやりとりや現地でのビデオ撮影など大変な事も多いでしょうに自ら、進んでその大変さに身を投じているような。あの根性はどこから来るのか。アウシュビッツあたりをただ今放浪中の我が次男にも見られた点ですがその根性こそが生きる力なのではないのかと。若者に教えられる思いです。自転車での放浪旅と命がけの高山登山を一緒にしたら失礼かとは思ったけれど、どこかに似た物を感じるなぁ。彼の父親が語っていた。「何かあった時の為にと彼の髪の毛を形見にしようと採っておいたが、その時はその時だと捨てました。そうしたら気が楽になった。持っていると逆に変な気分で。親とはそうしたものだと思います」なるほどなぁ。私は息子の旅立ちに際してそんな注意を払わなかったのだからまだマシなのか。比較対象外かもしれないが親としては似たような気持ちだよね。違いますかお父さん!

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