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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2011年2月5日 労働条件

2011-02-05 19:02:42 | Weblog
 先月13日から某区役所で短期バイトの仕事に就いた。面接時に「保険に加入して頂きます。額が大きいので収入金額がこちらが提示している金額と異なりますが了承頂けますか」とは言われた。けれどこちらは働きたいとの思いで面接に臨んでいる。その状況で「では辞めます」とは言いにくい。そんなこちらの心情を踏んでの事か、と思わざる得ない様な気分。なぜなら本当にその額が大きい。元々の時給換算でも相当に低い。ざっと見積もって¥840ほど。バイトの募集は広報誌に載った。けれどそこに書かれていたのは日給¥6720。勤務時間は朝8時30分~午後5時15分の7時間45分。1月分の支給額は¥87360。そこから引かれたのが健康保険代¥7249、年金¥10758、雇用保険代¥524、所得税¥2064。現金の支給額、なんと¥66765! これってひどくない? 2か月半の短期バイトでここまで引かれるなんて。毎年のことで同じ時期にバイトを雇っているらしいが今回はリピーターなし。そりゃそうでしょ。ここまでの悪条件で働く人は少ないよ。1月分として支給された額を時給計算して驚いた。これでは東京都の最低賃金を充分下回る。労働者の相談窓口に電話で問い合わせたが「引かれる前の金額では最低賃金を下回っていないのでなんの問題もない」との事。付け加えられたのは「同じ様な労働条件で働いている人はたくさんいますよ」だって。それじゃあ何の為に最低賃金の設定があるのよ。呆れてものが言えん! こんな事がまかり通る世の中。嫌になるし怒りをぶつける場もないなんて理不尽の極みじゃー。