スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

サンケイスポーツ盃戸塚記念&浦島伝説

2019-09-04 20:36:55 | 地方競馬
 第48回戸塚記念
                                        
 グラビテーションは加速が鈍くやや遅れを取りました。前にいく構えをみせたのはマイコート,ヒカリオーソ,トーセンボルガの3頭。トーセンボルガがハナを取り切り,1周目の向正面から正面にかけて2馬身くらいのリード。2番手にヒカリオーソで追い上げてきたキャッスルワンダーがこれに並びました。4番手にマイコートとウィンターフェル。6番手がダンサーバローズとコスモマーヴィ。8番手にグリードパルフェでここまでが前の集団。後ろの集団はケンゴッド,グラビテーション,トーセンオリンピア,ジョーパイロライト,グローリアスライブ,レオズハウライトという順に。
 向正面の半ばからグリードパルフェが外を進出。ヒカリオーソがこれに合わせ,3コーナー手前でトーセンボルガを抜き,2頭で競り合いながらコーナーへ。グリードパルフェに先に行かれたウィンターフェルが追ってきました。直線に入ってこの3頭からグリードパルフェが脱落。外からウィンターフェルが2番手に上がり,ヒカリオーソを追いましたが,ヒカリオーソが最後まで頑張って優勝。ウィンターフェルが1馬身差の2着。一杯になりましたがグリードパルフェが5馬身差で3着に粘りました。
 優勝したヒカリオーソ東京ダービー以来の勝利で南関東重賞4勝目。ここはヒカリオーソとウィンターフェルとグリードパルフェの力がほかに対しては明らかに上位で,きわめて順当な結果。ヒカリオーソとウィンターフェルは能力の差はそんなにないと思うのですが,ウィンターフェルは性格的に勝とうとしないところがあり,その分だけヒカリオーソに利があるようです。この2頭は南関東重賞なら古馬相手でも通用するでしょうから,これからもライバルとしてよい関係を続けていってほしいと思います。父はフリオーソ。母の父はサウスヴィグラス。祖母の7つ上の半姉に1995年に報知杯4歳牝馬特別を勝ったライデンリーダー
 騎乗した川崎の山崎誠士騎手は東京ダービー以来の南関東重賞13勝目。第45回以来3年ぶりの戸塚記念2勝目。管理している川崎の岩本洋調教師は南関東重賞7勝目。戸塚記念は初勝利。

 『主体の論理・概念の倫理』に関連したすべての探求が終りましたので,今日からはまた日記へと戻ります。僕がこの本を読了したのは今年の1月16日のことでした。
 1月17日,木曜日。区役所に行きました。これは母の都市銀行の口座を相続するにあたって必要とされた,母の結婚する前の戸籍を取得するためでした。ゆうちょ銀行の口座を相続したときには不要だったのですが,この都市銀行の預金の相続には必要だったのです。
 この手続きで,僕が知らなかったことがいくつか分かりました。母は子どもの頃は上大岡に住んでいて,その後に大和に引越したのです。このことは僕も聞き及んでいました。ところが取得した戸籍によれば,母の出生地は本牧になっていました。さらに母が結婚したときの居住地は,神奈川区亀住町となっていたのです。このふたつは僕の知らなかった事実でした。
 本牧は現在でも僕は行くことがありますから,どのあたりのことかは知っています。一方の亀住町というのはこのときに初めて知った町の名前でした。ですが,おおよその見当はついたのです。これは次のような理由によります。
 神奈川区には浦島町という町や浦島丘といった地名があります。僕のは一時期,そちらに勤務していたことがあったので,こちらは知っていました。同時に,このあたりにはいわゆる浦島伝説というのがあって,町名の由来がそこにあるということも容易に想像できることでした。そして浦島太郎の物語には亀は欠かすことができない生物です。なので亀住町というのは浦島町の近辺であろうと連想したのです。実際にこの連想は正しく,後に地図で調べたところ,亀住町というのは浦島町と浦島丘のちょうど中間の位置にある町でした。
 京浜急行の神奈川新町駅はちょうどこの付近にあります。そしてここには母の親類,どういった親類であるのか定かではありませんが,親類がいて,たぶん僕が小学生の頃だったと思うのですが,1度だけ行ったことがあります。この家の2階から神奈川新町の駅がよく見え,電車が行き来するのを眺めていた記憶が確かに僕にはあるのです。なのでそこが母の戸籍上の居住地と関係していたのだと思います。
コメント
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