今年のJBCレースは11月3日に園田競馬場で争われることが決定しています。このうちクラシックは1870メートル。今日の兵庫チャンピオンシップ(動画)もこの距離でした。
好発はマヤノベンケイで,あっという間にリードを取りこの馬の逃げ。ここ2走,逃げ切って連勝していたナンヨーリバーは1頭だけ出遅れてしまい,ひやっとしましたが,外枠だったのが幸い,スムーズに追い上げて2番手を確保しました。
レースは2周目の向正面で,後方に控えていたウイントリガーが一気に仕掛けて動きました。中団のピエナエイムは対応できませんでしたが,ナンヨーリバーはこれに合わせるように先頭に出てマヤノベンケイは後退。1着はこのまま2頭の争いになりましたが,直線に入って振り切ったナンヨーリバーが優勝。最後は力尽きたウイントリガーが2着を確保し,後から追い上げてきたピエナエイムが3着。
優勝したナンヨーリバーはこれが重賞初制覇。ここ2回が逃げ切りでしたので,2番手からの競馬でも勝てたのは収穫といえるでしょう。母系はアストニシメントの一族で,エベレストの分枝。武豊騎手は2003年のビッグウルフ以来となる兵庫チャンピオンシップ2勝目。池上昌弘調教師はこのレース初制覇です。
明日はマイナビ女子オープン決勝五番勝負の第三局です。また甲斐智美女流二段の四間飛車,矢内理絵子女流名人の左美濃になるでしょうか。
最初の難題に現れている亀とアキレスの運動をもう少し詳しく分析して見ます。
P秒という時間にP地点でアキレスが亀に追いついたとします。そこで仮にこの瞬間をカメラで撮影したとしましょう。そこにはP地点で並んでいるアキレスと亀が写っていることになります。
次に,Q秒とP秒,またQ地点とP地点にはそれぞれもうそれ以上の隙間がないものとして,亀がQ地点にいるときの瞬間も同様にカメラで撮影したとします。このとき写っているのは,Q地点にいる亀と,Q地点より走り始める地点の方向であるR地点にいるアキレスであるということになるでしょう。
問題はこのとき,Q秒とR秒にはもうそれ以上の隙間がないとされていることです。したがってQ秒とP秒はある連続した時間なのです。したがって,Q秒にR地点にいるアキレスとP秒にP地点にいるアキレスの運動は,実は連続したものです。そして同様のことは,Q秒からP秒と逆方向にそれ以上隙間のないS秒というのを仮定し,このS秒の瞬間を撮影した場合にもあてはまります。そのときアキレスはRよりさらにX方向にいるわけですが,そのアキレスとR地点にいるアキレスの運動もまた,連続したものということになります。
このようにアキレスの運動を分析してみたときに,運動というものが備えているべき本来の性質とかけ離れたものが,ここには含まれているように僕には思えるのです。
好発はマヤノベンケイで,あっという間にリードを取りこの馬の逃げ。ここ2走,逃げ切って連勝していたナンヨーリバーは1頭だけ出遅れてしまい,ひやっとしましたが,外枠だったのが幸い,スムーズに追い上げて2番手を確保しました。
レースは2周目の向正面で,後方に控えていたウイントリガーが一気に仕掛けて動きました。中団のピエナエイムは対応できませんでしたが,ナンヨーリバーはこれに合わせるように先頭に出てマヤノベンケイは後退。1着はこのまま2頭の争いになりましたが,直線に入って振り切ったナンヨーリバーが優勝。最後は力尽きたウイントリガーが2着を確保し,後から追い上げてきたピエナエイムが3着。
優勝したナンヨーリバーはこれが重賞初制覇。ここ2回が逃げ切りでしたので,2番手からの競馬でも勝てたのは収穫といえるでしょう。母系はアストニシメントの一族で,エベレストの分枝。武豊騎手は2003年のビッグウルフ以来となる兵庫チャンピオンシップ2勝目。池上昌弘調教師はこのレース初制覇です。
明日はマイナビ女子オープン決勝五番勝負の第三局です。また甲斐智美女流二段の四間飛車,矢内理絵子女流名人の左美濃になるでしょうか。
最初の難題に現れている亀とアキレスの運動をもう少し詳しく分析して見ます。
P秒という時間にP地点でアキレスが亀に追いついたとします。そこで仮にこの瞬間をカメラで撮影したとしましょう。そこにはP地点で並んでいるアキレスと亀が写っていることになります。
次に,Q秒とP秒,またQ地点とP地点にはそれぞれもうそれ以上の隙間がないものとして,亀がQ地点にいるときの瞬間も同様にカメラで撮影したとします。このとき写っているのは,Q地点にいる亀と,Q地点より走り始める地点の方向であるR地点にいるアキレスであるということになるでしょう。
問題はこのとき,Q秒とR秒にはもうそれ以上の隙間がないとされていることです。したがってQ秒とP秒はある連続した時間なのです。したがって,Q秒にR地点にいるアキレスとP秒にP地点にいるアキレスの運動は,実は連続したものです。そして同様のことは,Q秒からP秒と逆方向にそれ以上隙間のないS秒というのを仮定し,このS秒の瞬間を撮影した場合にもあてはまります。そのときアキレスはRよりさらにX方向にいるわけですが,そのアキレスとR地点にいるアキレスの運動もまた,連続したものということになります。
このようにアキレスの運動を分析してみたときに,運動というものが備えているべき本来の性質とかけ離れたものが,ここには含まれているように僕には思えるのです。