初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

株価は年初来高値に接近

2015-07-21 10:01:10 | 株・いろいろ

 今朝の東京市場の株価は100円強高いところで、動いていますが

 ・・・・

 先月、6月24に20,868.03円とこれまでの高値を付け、

 その後、7月8日に19,737.64円まで急落。

 しかし、懸念材料(ギリシャや中国)が緩和?されたことや、

 アメリカの長期金利上昇で為替が円安になったことなどがあり、

 今朝の株価は100円強上げて、

 安値から1,000円上昇してきています。

 以前にも書きましたが、

 “新値をとる”時にはかなりのエネルギーを必要とすることが多いのですね。

 “高値警戒”とか、“利益確定の売り”とかが、その表れです。

 一気に上がるか、ちょっと休むかのところです。

 

 


“海の日”に思う

2015-07-20 09:47:34 | 生活の中で

 今日は国民祝日「海の日」ですね。

 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」趣旨で平成8年(1996年)に施行されていますが、

 前身は昭和16年(1941年)の「海の記念日」です。

 「海」というと何を思い浮かべるか、千差万別でしょうが、

 私の頭にまず浮かぶのが、

 1997年Alan Loyd著DESTROY CARTHAGE(1983年木本彰子訳カルタゴ)です。

 紀元前9世紀末から前2世紀半ばまで約750年間、

 貿易立国で世界一の巨大な富をきずいた植民帝国で、

 猫の額ほどの小さな、島のように海に突き出た小さな岬の先にあった国「カルタゴ」。

 そのカルタゴに対し、ローマの保守的政治家カト-は、

 「DESTROY CARTHAGE カルタゴを滅ぼせ」と、

 打倒カルタゴの執念を燃やし続けました。

 ローマのカルタゴ撃滅と破壊は、史上まれに見る残酷さと非人道的なものであったようです。

 同書の巻末解説で、弓削達東大教授は、

 「カルタゴの歴史を読んで・・・経済立国の弱さを思うであろうか。軍事力増強の必要を説くであろうか。

 もしそれだけのことであるなら、歴史の教訓とは、あまりに浅薄な、短見的な・・・・」と述べています。

 そして私の頭は、過日の、

 衆議院を強硬採決した安保法案に・・・・


先週は、ほぼ世界中が値上り

2015-07-19 09:42:45 | 健康

 ギリシャ問題が解決方向へすすみ、中国株価の値下がりも一応止まって、

 先週(13~17日)の株価は、ほぼ世界中が値上りしました。

 一番上げたのは、仏・CAC40で4.51%、二番目が日経平均株価で4.40%、三番がイタリア・FTSE MIBで3.61%

 その他、6位の独・DAXが3.16%、12位の中国・上海総合が2.05%、13位の米・NYダウ30種が1.84% でした。

 ・・・・・

 日経平均株価は5日連騰しましたが、週末(17日)は値上がり幅は50円程度とやや小さく、

 出来高も金額ベースで2兆すれすれ(2兆4百万円)、株数ベースはほぼ1か月ぶりに20億株割れ(18,7億株)で、

 力はなく、“早くも夏枯れ”なんていう声がでるほどでした。

 ただ、騰落レシオは102.21%、日経平均株価の25日移動平均との乖離は1.54%で落ち着いています。

 信用取引面をみると、10日までに大きく下げたこともあって、

 売り残高の減少、買残高の増加がみられます。(「売りの買戻し」と「新規買いの増加」ですね。)

 また、10日現在の買い残の評価は-9.08%と5月1日現在の9.79%以来の大きさになっています。

 これからは、、企業の決算動向でしょうか。

 


沖縄のやきもの展

2015-07-18 10:31:01 | 陶芸

 友人の招待状付おすすめの手紙をいただき、

 昨日、石洞美術館に“沖縄のやきもの展”を観に行ってきました。

 石洞美術館とは、(私は知らなかったのですが)

 千住金属工業(株)の社長・会長を歴任した佐藤千壽氏のコレクションの美術館で、

 今回は、そのうちの沖縄のやきものを展示したものです。

 通常、陶芸展というと、ある特定の陶芸家の作品(先日観に行ったルーシー・リー展のような)とか、

 あるテーマ(例えば織部の茶陶)とかが多いのですが、

 今回の展覧会は、沖縄で作られたというくくりで幅があり、且つ佐藤氏が収集した愛らしい?作品で、

 30cmを超える大きなものは2.3点しかありませんでした。

 しかし、とてもよかったことは、

 作品一つ一つの解説が、「作陶、装飾、釉薬、焼成」など、実に分かりやすく、

 理解と納得性を満たしてくれました。

 歴史的にみますと、琉球王国が海上貿易の好立地にあったので、

 南方諸国から陶磁器が大量にもちこまれたことで、自力での作陶?は遅れた感がありますが、

 輸入品によって“技術力”を高める役にたったとも言えます。

 たとえば、装飾面で「刷毛目、印花、象嵌、線彫、掻落し、飛び鉋など、

 自由にこなしていたことが、作品から伺えました。

 とても楽しいひとときでした。

 

 

 


落ち着いて、リスク・オン?

2015-07-17 09:52:23 | 株・いろいろ

 ECBの理事会後の記者会見で、ドラギ総裁への質問は、

 ギリシャへの支援枠拡大とか、ECB保有ギリシャ国債の償還とか、・・・・

 ギリシャ一色だった由。

 そりゃそうでしょうね。

 そして、各国の動きは、早くも“リスク資産選好”に!

 安全資産である独、仏の国債を売り、株式買いに。

 欧州株は軒並み上昇しました。

 中国株もとりあえず落ち着いた感じですが、

 中国問題は、表面上の株価安ではなく、

 “中国経済の先行き”ですから、

 今後ともその面からの問題に要注目です。


ギリシャは一歩前進

2015-07-16 10:27:41 | 株・いろいろ

 日本では、安保法案の衆議院特別委員会採決に関して、

 国会議事堂前で、反対する市民の抗議集会が開かれましたね。

 ギリシャでは、財政改革法案に関して、

 反対する市民が国会前で火炎瓶を投げるなどの抗議集会が開かれた由。

 どこの国でも、難しい問題をのり越える時、反対派との軋轢が生じます。

 でも、ギリシャ問題に関しては、私たち日本の個人投資家にとっては、

 国会を通過してもらいたいと思っている人が多かったのではないでしょうか。

 今朝、ギリシャの「・・・・国会で可決した」という情報が入りホッと。

 これで、日本円換算11.7兆円への道?は一歩前進です。

 昨日、FRBのイエレン議長は、

 「ギリシャや中国の問題があっても、年内の利上げが良い」

 と言いましたが、どこの問題も改善されるにこしたことはありません。

 


陶芸講座の夏休みは・・・

2015-07-15 13:57:32 | 陶芸

 4月から始まった今年度の陶芸講座は、今日で前期?終了、

 9月の初めまでお休みとなります。

 ところが、私の夏休みはなし?・・・・というのは、

 小学生とその保護者を対象にした「夏休み親子陶芸教室」があるのです。

 しかも、昨年の好評を受けて、今年は2回やることになっています。

 各回とも親子の人たちは2日間の作業があるのですが、

 私たち講師陣はその他に、素焼き、本焼きの窯入れ、窯だしなどの作業もあります。

 今日の人たちはシニアですが、

 そのシニア終了後、2週間後の「夏休み親子陶芸教室」にむけて、

 これから購入するもの(粘土、釉薬、絵の具)や、

 準備するもの・あれはあるか、これはどうか、などをチェックしてきました。

 みんながアイディアをだして楽しい創作活動ができるように。

 もっとも、楽しいのは私の方ですが。(笑)


原油価格の動きに注目

2015-07-14 09:52:44 | 株・いろいろ

 朝のウォーキングのとき、いくつかのガソリンスタンドの側を通りますが、

 ガソリン価格の上がったり・下がったりが気になります。

 今、イランの核開発問題について、欧米とイランの協議が時々テレビニュースなどで報じられています。

 核開発が世界で拡大しない方が良いに決まっていますが、

 イランとの協議の解決方向によっては、

 “イラン産原油の供給再開”につながってくるのですね。そうすると、

 “ニューヨーク原油先物(WTI)”の値下がりにつながります。さらに、

 原油安 ⇒ エネルギー関連企業の株価安 となり、

 これまた “ウーン” ・・・・・

 株価の波乱要因になるようですが。


暑い日、熱い相場、・・・

2015-07-13 09:53:50 | 株・いろいろ

 日本列島の相当部分が今日も暑い日になるという予報。

 世界のファースト・ランナーの東京市場が熱いスタートをきりました。

 ギリシャ問題は今も討議が続いており、どのように解決するかはわかりませんが、

 “解決する”方向に向かっているのは確かなようです。

 中国の株式市場も今後どのように“安定”していくのか、注目する必要ありです。

 世界のリーダー?アメリカのこれからの材料は、4~6月期の企業業績です。

 市場予想では、エネルギー関連は原油安で2~3%の減益ですが、

 その他の業種はしっかりとか。

 15~16日のイエレンFRB議長の議会証言に要注目です。


ルーシー・リー展に行きました

2015-07-12 14:52:48 | 陶芸

 千葉市美術館で開催中の「ルーシー・リー展」に行ってきました。

 ルーシー・リー(Lucie Rie)は、1902年にウィーン生まれたユダヤ人の女流陶芸家です。

 ウィーンの工芸美術学校で、ロクロの面白さに魅了されて陶芸家になった由ですが、

 戦争がはげしくなる中、イギリスに亡命し1990年に病で倒れるまでロンドンで

 作陶を続けたそうです。1905年に亡くなり、没後20年となる今年千葉市美術館の

 20周年記念に合わせた展覧会です。

 長い作陶の中で、装飾の仕方も変化し、研究を続けた釉薬にも魅力のあるものが

 たくさんありました。