千葉市美術館で開催中の「ルーシー・リー展」に行ってきました。
ルーシー・リー(Lucie Rie)は、1902年にウィーン生まれたユダヤ人の女流陶芸家です。
ウィーンの工芸美術学校で、ロクロの面白さに魅了されて陶芸家になった由ですが、
戦争がはげしくなる中、イギリスに亡命し1990年に病で倒れるまでロンドンで
作陶を続けたそうです。1905年に亡くなり、没後20年となる今年千葉市美術館の
20周年記念に合わせた展覧会です。
長い作陶の中で、装飾の仕方も変化し、研究を続けた釉薬にも魅力のあるものが
たくさんありました。