昨日、アメリカの6月の雇用統計が発表されました。
雇用統計は、労働省発表の雇用情勢に関する重要指標です。
失業率と非農業部門雇用者数を中心として、週平均労働時間、平均賃金など多数の項目が発表になるのです。
その失業率は5.3%で前月比マイナス0.2%と改善、
非農業部門雇用者数は市場予想(23万人増)よりやや悪い22万3千人増でした。
雇用統計は今後の利上げに向けての判断指標の一つで、市場ではいろいろの意見がでているようです。
昨日のニューヨーク株式市場のダウ平均は27ドル強下げましたが、
雇用情勢の結果というより、3~5日の3連休を前にした買い控えのようです。
アメリカの7月4日は独立記念日で、その前日がアメリカ全土での祝日なのですね。
独立記念日には、町中に星条旗が掲げられ、花火が盛大に打ち上げられ、
パレードや野球大会などが各地で行われる他、
自動車など高額商品をはじめとした“独立記念日セール”が開かれ、商店の売り上げも大いに盛り上がるそうです。
陽気なアメリカ人の盛り上がりが眼に見えるようですね。