初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

日本の株は上がんないなー

2009-07-20 12:04:52 | 株・いろいろ
 7月に入ってからの日本の株はだめですねー。

 日経に世界主要20市場の順位表がでてましたが、

 トップは中国・上海の+7.6%、次いで南アフリカの+7.4%、台湾の+5.4%と続いていきますが、

 日本はなんと19番目で-6.2%なんですって。

 だからと言ってそれまでに上げていたわけではなく、

 4~6月の順位も10番目だったようです。

 なんで?なんで?って考えちゃいますよね。

 一言で言えば「魅力が無い」のかナ。

 いやいやそうは思いたくありません。

 どこかで必ず、“修正買いがはいる”って思おうじゃないですか。

 今週から日本でも有力企業の4~6月期の決算発表が始まります。

 いつもながら、先行き楽しめそうな銘柄探しでもしましょう。

兜町は株式街の総称

2009-07-18 09:29:05 | 株・いろいろ
1960年代の半ば、日本証券新聞に連載された兜町盛衰記をみると、

明治16年に東京株式取引所ができた頃の兜町は、

第一銀行、山一証券から、富士銀行支店の角を折れて、日興証券、東証取引所、それに日証館というように、

紅葉川によって区画された狭い一角で…

どの辺か分かります?

それに、兜町が株式街の総称、というのは、

今でも生きているのでしょうか?

大型企業同士のガッチリ握手

2009-07-16 09:00:35 | 株・いろいろ
 朝、日経紙を開いて思わず目がパッチリ覚めますね。

 13日(月)は、「キリン、サントリー経営統合へ」でした。

 今朝は、「トヨタ、マツダと提携」ですね。

 食品会社は、人口減少が続く日本だけでは先行きが良くない?ですから、

 世界を狙った規模・戦略が必要なのですね。

 両社が統合すると、売上げ規模で世界第5位の大大食品会社となります。

 トヨタとマツダは、

 これまた世界戦略ですが、

 トヨタの“ハイブリッド”と、

 マツダの“ヨーロッパの地盤”をがっちり組合せて、

 世界を掴もうということですね。

 まだまだ、“朝、新聞を開いたら・・・”という

 サプライズがありそうですね。

買残から見ればグーンと強気?

2009-07-15 09:35:48 | 株・いろいろ
 信用取引の買残増加が急ピッチです。

 「信用取引の買残が増えるということは、相場の先行きが高いと考えている人が多い」ということですよね。

 今年の3月27日現在で、8987億円だった買残が、

 先週末(7月10日)現在では、1兆5901億円と77%近く増えました。

 売り残は3月27日現在が9944億円でしたから、そのときは「買い」より「売り」の方が多かったのです。

 先週末の売残は8972億円ですから、「買い」は「売り」の1.77倍あります。

 株数ベースでみても、先週末は2倍を超えています。

 経済環境は好悪まちまちの材料がでていますが、

 信用取引動向を見る限りでは、

 強気がずいぶん増えていますね。

 

よくわからない個人投資家

2009-07-14 09:26:12 | 株・いろいろ
 個人投資家というのは、機関投資家の対語でしょうが、その存在や動向は必ずしもはっきりしません。

 いったい何人位いるのか・・・・

 証券会社にオンライン取引口座を持っている人は1200万人超、といいますが、一人でいくつかの証券会社で取引している人も多いですね。

 では、個人の株主数はどのくらいかと言うと、

 約4000万人(上場会社株主の単純合計)のようですが、これも一人で何銘柄も持っている人が多いですね。

 いずれにせよ、個人投資家というのは数百万人?でしょうか。

 そのうち、“1日に5回以上株の売買をする個人は5万人程度で、

 その5万人の売買高が個人全体の約7割を占める(松井証券推計)” そうですから、

 「個人投資家が・・・云々」と言っても、

 いかに平均的ではないかが、お分かりでしょ?。

米金融機関の決算

2009-07-13 09:14:52 | 株・いろいろ
 今朝は、テレビ、ラジオ、新聞等全メディアが都議選の結果を満載。

 関係者にとってはいろいろの評価があるでしょうが・・・・

 さあ、次の材料に。

 今週も大事なテーマがたくさんありますが、

 中でも、アメリカの金融機関の4~6月期の決算発表に注目しましょう。

 14日(火)ゴールドマン・サックス
 16日(木)JPモルガン・チェース
 17日(金)シティグループ、バンク・オブ・アメリカ

 などですね。

 相場が強い時は悪い材料には不感症、反対に相場が弱いときには良い材料には不感症、という状況がみられますが、

 いまは?

 どっちの材料にも反応しそうですね。

またまた個人金融資産に期待

2009-07-12 14:25:12 | 株・いろいろ
 外国人が主体となって上げた日本の株式市場。

 最近になって“外国人頼みのいびつで脆弱な東京市場”と言われており、

 あらためて“外国人に代わる受け皿として個人マネー”に期待が集まっている由。

 今年3月末の個人金融資産は1410兆円で、そのうち現・預金は約786兆円。

 せめてこのうちの1割でも株式市場にまわってくれれば・・・・

 80兆円近いのですから、大きいですよね。

 ・・・・・

 ただ、ここでいつも話題になるのは、

 1410兆円の個人金融資産を日本人一人当たりにすると、1000万円以上!

 夫婦と子一人の3人家族であれば、金融資産は3000万円以上ある?

 現金と預金だけで1800万円もあるの?

 っていうことです。

 “トータル”や“平均”で話をするのは、

 非現実的・・・ですね。

 
 

国内企業物価指数ってなに?

2009-07-11 09:42:27 | 株・いろいろ
 昨日、日銀が発表した国内企業物価指数が-6.6%と最大の下げ幅だった由。

 国内において、企業が企業どうしで、出荷や卸売りをするときの製品価格を、

 国内企業物価指数として発表しているのですが、

 さきほどの-6.6%とは、去年の6月に比べて、今年の6月の下げ幅です。

 下げ幅の大きさに少し驚いて?いますが、

 去年1年間の上げ幅が非常に大きかったんですね。

 スクラップや石油、それに非鉄金属のように、その反動で大きく下げたものがでたのです。

 先に書きましたように、これは企業間の物価であり、

 消費者が購入する物・サービスの価格(消費者物価)ではありません。

 しかし、消費者物価指数のひとつ前の段階といえますので、

 これから発表になる6月の消費者物価指数も大きく下げそうですね。


 

あたりやにつくより、曲がりやに向かえ

2009-07-10 12:54:38 | 株・いろいろ
 クレディスイス証券の日経平均先物売買状況が注目の由。(今朝の日経まちかど欄)

 4月以降、同社が先物を売れば日経平均は伸び悩み、買えば上がったため。

 そのクレディスイス証券の9月限の売り買い枚数をみると、

 1万5千枚売り越していると。

 膨らむ売りに先安警戒感の声あり、と書いています。

 それを読んでいて、ふと思い出した株式相場の名言?・・・・

 “あたりやにつくより曲がりやに向かえ” です。

 相場の動きにあたっている人についていくより、

 曲がっている(相場の反対ばかりして損をしている)人の反対をやれ、というものです。

 あなたはどっちを選びますか。

政局の行方と株価

2009-07-09 09:14:11 | 株・いろいろ
 “政局不安は株価にとってマイナス”が原則ではあるのですが、

 いまの状況はどう読むべきか、分からないことが多いですね。

 おとといでしたか、日経の記事をまとめてみますと、

 ◎日経平均と麻生内閣の支持率との相関・・・・連動していたのは4月まで。

 ◎民主党中心の政権になったら・・・・株価変わらずが5割、上がるが2割、下がるが3割(QUICKの機関投資家、証券会社対象調査)

 ◎衆議院選後の政権は・・・・民主党単独とみるが34%、その場合「株を買い増す」が40%、「中立」が40%、「売り越す」が24%(パルナッソス・インベストメント・ストラテジーズによる海外投資家68社の調査)

 ということですが・・・・

 これって、要するに、

 どういうふうに考えておけばいいの?