初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

電機が下げるのか、銀行が上がるのか

2009-07-28 08:40:02 | 株・いろいろ
 今朝の日経紙「まちかど」欄にも紹介されていますが、

 NT倍率がずいぶん高くなりました。

 NT倍率とは、日経平均株価(N)÷東証株価指数(T) の値のことで、例えば昨日は:

 10088.66÷928,26=10.86835・・・倍 となっています。

 この倍率は、2000年12月14日の、10.87倍以来のようですね。

 日経平均株価は主要225銘柄の株価平均ですが、

 225のうち、電機株のウエイトが高いのです。だから、電機株に人気があるときは日経平均株価の上昇率が高まります。

 一方、東証株価指数(TOPIX)は全銘柄の時価総額の指数ですから、時価総額の大きい銘柄(銀行株のような)の動きに大きく影響されます。

 ところで、このNT倍率が10.5倍を超えてくると、経験則では:

 倍率が縮まる方向に動いていくのですね。

 ということは、IT関連の電機株が下げるのか、金融機関の株が上げるのか・・・

 いやいや、どっちも上げるのだけど、

 電機より銀行の上げ率の方が上なのか・・・・・

 あなたはどの説をとります?