かねて、アメリカの“利上げする月”として焦点になっていた9月に入りますね。
過日の“中国初の大波乱”をきっかけに、“利上げ可能性”が議論され始めました。
端的な動きとして、FRBのフィッシャー副議長が「利上げはしない」と言わなかっただけで、
金曜日のニューヨーク・ダウ平均は“ちょっと売られた(11.76ドル安)”ほどでした。(その他の市場は高かったのですが。)
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それにしても、先週の下げは凄かったですね。一部のテクニカル指標を振り返ってみると、
◎騰落レシオ:17日(月)に120.97%で、“買われすぎ”だったのが、
1週間後の25日(火)には67.21%と売られ過ぎに。(週末28日は86.61%)
◎日経平均株価の日々線と25日移動平均線の乖離は、17日に+0.03%だったのが、
25日(火)には何と-12.23%になったのでした。(週末28日は-4.60%)
どちらも、しばらく見たこともない数字になりました。
信用取引の買い残は相当にマイナス幅が大きくなり、
“追証”に追われる人も大勢でたようです。
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今週からは、アメリカの利上げ問題で、株も為替も上げ下げすることが多くなります。
16~17日のFOMCまで2週間ぐらいあります。
その間の動きに要注目です。