初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

6月の為替と今後の動向

2013-06-30 11:15:39 | 株・いろいろ
 5月に102円台の後半までつけた円・ドルは、

 6月に入って、一転、円高傾向が強まりました。
 
 それは、アメリカの動きでした。

 アメリカ経済が良くなってきそう?だということです。

 アメリカ経済が良くなると、アメリカの金利が上昇することになり、

 (そのこと自体は、“ドルが買われ、ドル高・円安になる”のですが・・・・)

 FRBとしては、“量的緩和策を縮小⇒資産購入額の減少”をする方向になりますね。

 そんなFRBの動向を見て、

 市場参加者の多くは、安全資産指向を強めたのです。

 安全資産指向 ⇒ 円買い・ドル売り ですね。

 そのため、円は94円台まで一気に進んでしまいました。

 でも、冷静になってみれば?

 アメリカの景気が好くなるのですから、ドルを売る必要はありませんね。

 しかも日本は、“2%の物価上昇目標を掲げている”のですから、

 まだ当分低金利政策は続行します。

 そうすれば、日米金利差は拡大し、

 “ドル高・円安になっていく”と考えられているのです。