初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

拡大する投資信託の光と影

2006-12-17 10:02:50 | 株・いろいろ
 公募投資信託の残高が4ヶ月連続で過去最高を更新するなど、個人マネーの流入が高水準で続いて(14日、日経)います。

 公募投資信託の株式運用額がバブル崩壊後始めて20兆円を上回った由で、株式市場にとってもいいことです。

 投資信託増加の担い手として金融機関が大きなウェイトを占めていることはこれまで何度も紹介してきました。

 これは、「貯蓄から投資へ」の動きとして“光”の部分ですが:

 一方、金融機関の販売時の商品説明について、金融庁に「元本割れなど商品に潜むリスクの説明がおろそかになっている」事例が報告されているそうです。(同紙)

 こういう“影”の部分があるのは残念です。

 投資信託は専門家が運用する商品だから、販売員のすすめに従えば良いと思われがちですが、それは大きな間違いです。

 投資信託こそ自分に合ったものを選ぶべきで、それだけに知識を身につけなければなりません。

 決して販売員のいうことをウのみにしないで下さい。

 もちろん、販売する側は顧客が理解するまで説明し顧客に合った商品をすすめて下さい。