初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

投資信託21・銀行窓版5割超す

2005-09-14 10:30:01 | 株・いろいろ
 今朝の日経紙はそんな見出しで、銀行窓版の伸びを表現しています。

 昨日投信協会が発表した8月末の販売状況です。これまで私もこのことには触れてきましたが、投資信託は証券会社の商品から金融機関の商品に移行しつつあります。

 10月からの郵便局での販売に一層期待がもてる環境になってきましたね。

 株式投信の残高も33兆1718億円と、1991年6月以来の水準に達したことも報道されていますが、これも私がすでに書きましたように:

 株式が一株もはいっていない「海外の債券で運用する投信」も株式投信に区分されているものが沢山ありますので、「だから株式市場にとって追い風」と早合点はしませんように。

株価を動かす要因・マクロ経済をみる

2005-09-14 09:04:20 | 株・いろいろ
 経済的要因にはそのベースともいえる国内総生産(GDP)があります。

 12日に内閣府が4~6月期のGDP改定値を発表しましたが、実質年率3.3%の成長となりましたね。

 このGDPをみるときには、中味、つまり何がGDPを押し上げたかをみることが、株式投資をする上で重要なのはいうまでもありません。

 今回の場合は、設備投資や在庫投資が高い伸びを示しましたが、鉄鋼、化学などの製造業から不動産、建設などの非製造業まで広がったようです。

 海外の機関投資家が、内需主導で成長する日本の経済成長を評価しているのは、こんな背景ですね。

 ただ、7月の機械受注が前月比ダウンしていること、原油高の影響など、気にしなければならない要因は、もちろんあります。