初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

折角の紹介記事ですが

2005-09-20 18:17:15 | 株・いろいろ
 今日(20日)の日経紙夕刊「丸の内キャリア塾」Bページに、私ども証券学習協会が主催する「株式特別講座2日間コース」が紹介されました。

 折角の紹介記事ですが、この講座はすでに申込みは締め切っており、現在は白石茂治氏による10月15日の時局講演を募集中です。

 ただ、9月のテーマの希望が多いようであれば、次回を早めに開催しようと考えています。

http://www.npo-shoken.or.jpをご覧下さい。

 

信用取引その32・今の保証金率は15年連続

2005-09-20 14:18:11 | 株・いろいろ
 株式市場では○○年ぶりという数字がいくつもでている昨今ですが、委託保証金率30%で代用有価証券掛目80%というのは、1990年10月5日からで15年続いています。

 それが当たり前と思っている人が多いのじゃありませんか?

 現在の信用売残が1989年の4月以来の水準であることはこれまでに何度か書きましたが、そのころの保証金率がどの位だったと思います?

 委託保証金率は70%で代用有価証券掛目は60%ですよ。

 例えば、1000円の株を1万株(1000万円相当)現物で持っており、それを担保にすれば金額でいくらの信用取引ができるか。

 今は、1000万円×80%÷30%で2666万円相当の株の売買ができますが。

 89年4月だったら、1000万円×60%÷70%=857万円で3分の1しかできません。

 当時は規制、規制で保証金率はアップ、掛目はダウン。いかに過熱感が強かったかですね。