実はもう4回目となる僕なりの「The Book of the year」。
実はこれをやるためにこのブログを書いている、と言っても過言ではないんです。
ちなみに過去3回はこちら。
The book of the year2008
The book of the year2007
The book of the year2006
今年、読んだ本でどれが一番面白かった、というのを独断とヘッケラー&コックで決定します。あくまで「僕が今年読んだ本」なので発売は今年じゃないのもあります。
どの本にもそれぞれの面白さがあって同一の基準で決めることなんて無理じゃないか、と僕も思います。だからなんというか一年の最後、大晦日の気分でしかないんでどうぞお気軽に。
まずは惜しくも一位は逃したもののかなりグッと来たエントリー作品から。
チャイルド44 上巻 (新潮文庫)
いやーすごかったねー。いわゆる「寝不足本」。「寝なくちゃー」と思っているのに本を閉じられず読んでしまった本。これね、翻訳モノが苦手の方にもオススメですよ。
(読んだときの感想はこちら⇒「チャイルド44」)
ジョーカー・ゲーム
短編集だけど一編一編がエッジが効いてて良かったね。The Character of the year 2009は確実にこの作品の結城中佐だな、なんたってクールだったもの。続編の「ダブル・ジョーカー」も良かった。
(読んだ時の感想はこちら⇒「ジョーカー・ゲーム」)
新世界より 上
もうなんと言うか総合小説というか新しい世界丸ごと作った、というか。フルコース、という感じの小説でした。舞台が僕の地元、神栖、というのもポイント高い。
(読んだ時の感想はこちら⇒「新世界より」)
警官の血 上巻
ハードな、男臭い警官三代年代記。ドラマも良かった。なんてったって吉岡秀隆と佐藤浩市がよかったよなぁ。
(読んだ時の感想はこちら⇒「警官の血」)
天使と悪魔 (上) (角川文庫)
「ダヴィンチ・コード」のシリーズ第一作目。
話としてはスイスのセルン研究所というところから危険な物質が盗まれて、それを持ってバチカンのコンクラーベ(教皇選挙)を妨害しようとする人がいて、、それを解決しようとするのがラングドン教授、ってこと。
「ダヴィンチ・コード」はフランスが舞台だったけどこっちはローマ。それだけで興味深い。
でもさー、本の最初に「これは事実に基づいている」ってバッチリ書いときながらイルミナティのこととかガリレオのこととかこれだけ大ホラ吹いちゃって大丈夫なのかねー。面白く読んだけど「んなアホな」とたびたび思ったね。
映画は見てません。一番好きなシーンがカットされてる、って聞いたもんだから。そのシーン無ければ意味ないじゃんね~。
SOSの猿
続いて伊坂幸太郎。今年は「あるキング」も出たけどそれよりはこっちだなぁ。
(読んだ時の感想はこちら⇒「SOSの猿」)
ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉 (新潮文庫)
一応ま、これも。毎年出てるんだけどね。「ローマ人の物語」シリーズは僕にとっては2007年のThe book of the yearなのでまぁ殿堂、みたいなものですわ。
(読んだ時の感想はこちら⇒「ローマ人の物語 最後の努力」)
はい、ということでここまでがエントリー作品。毎年、年明けた後に「ああ、あれもあったよなぁ」と思うんだけどね。
はい、ということで今年のThe book of the yearは!!
(脳内でドラムロールをお願いします)
・
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「1Q84」
1Q84 BOOK 1
ええ、まぁすいませんね。僕、村上春樹好きだし。
雑誌ダヴィンチ立ち読みしたらやっぱりそこでもこれが一位になってた。
村上春樹ってさー、もう60歳くらいだと思うんだけどそれでもこういう今までの作品を踏まえつつがらっと変わった新作を書けるのってすごいと思うんですよ。今までの財産だけで勝負してない、ってところがすごいよな。
単に感心しただけじゃなくてじゅうぶん楽しんだし、読み終わった後にもなんかどすーんと残ったしね。
続編がある、って話もあるしまだまだ楽しめそうです。
と、言うことで今年も色んな本を読んだ。色んな場所に行ったし色んな物を食べた、そして色んな出会いもあった。
年末になると思い出す、「七味五悦三会」という言葉があります。なんか江戸時代の言葉らしいんだけど、「1年の間に七回くらいは美味しいものを食べ、五回くらいは楽しいこと(悦)があって、三人くらい良い出会いがあるといいものですなぁ」という意味です。当時の人は年末にこの言葉を思い出し、今年そういうことがあったかどうかを考えたそうです。
さて、僕の2009年。
うん、美味しいものは7回と言わずたくさん食べたし、楽しい事も、出会いも、新たな出会いも再会もたくさんあった。
ありがとうございました、出会ってくれて、楽しませてくれて。
ということで皆さん、今年もお世話になりました。
よいお年を。
来年も理力があなたと共にあるように。
実はこれをやるためにこのブログを書いている、と言っても過言ではないんです。
ちなみに過去3回はこちら。
The book of the year2008
The book of the year2007
The book of the year2006
今年、読んだ本でどれが一番面白かった、というのを独断とヘッケラー&コックで決定します。あくまで「僕が今年読んだ本」なので発売は今年じゃないのもあります。
どの本にもそれぞれの面白さがあって同一の基準で決めることなんて無理じゃないか、と僕も思います。だからなんというか一年の最後、大晦日の気分でしかないんでどうぞお気軽に。
まずは惜しくも一位は逃したもののかなりグッと来たエントリー作品から。
チャイルド44 上巻 (新潮文庫)
いやーすごかったねー。いわゆる「寝不足本」。「寝なくちゃー」と思っているのに本を閉じられず読んでしまった本。これね、翻訳モノが苦手の方にもオススメですよ。
(読んだときの感想はこちら⇒「チャイルド44」)
ジョーカー・ゲーム
短編集だけど一編一編がエッジが効いてて良かったね。The Character of the year 2009は確実にこの作品の結城中佐だな、なんたってクールだったもの。続編の「ダブル・ジョーカー」も良かった。
(読んだ時の感想はこちら⇒「ジョーカー・ゲーム」)
新世界より 上
もうなんと言うか総合小説というか新しい世界丸ごと作った、というか。フルコース、という感じの小説でした。舞台が僕の地元、神栖、というのもポイント高い。
(読んだ時の感想はこちら⇒「新世界より」)
警官の血 上巻
ハードな、男臭い警官三代年代記。ドラマも良かった。なんてったって吉岡秀隆と佐藤浩市がよかったよなぁ。
(読んだ時の感想はこちら⇒「警官の血」)
天使と悪魔 (上) (角川文庫)
「ダヴィンチ・コード」のシリーズ第一作目。
話としてはスイスのセルン研究所というところから危険な物質が盗まれて、それを持ってバチカンのコンクラーベ(教皇選挙)を妨害しようとする人がいて、、それを解決しようとするのがラングドン教授、ってこと。
「ダヴィンチ・コード」はフランスが舞台だったけどこっちはローマ。それだけで興味深い。
でもさー、本の最初に「これは事実に基づいている」ってバッチリ書いときながらイルミナティのこととかガリレオのこととかこれだけ大ホラ吹いちゃって大丈夫なのかねー。面白く読んだけど「んなアホな」とたびたび思ったね。
映画は見てません。一番好きなシーンがカットされてる、って聞いたもんだから。そのシーン無ければ意味ないじゃんね~。
SOSの猿
続いて伊坂幸太郎。今年は「あるキング」も出たけどそれよりはこっちだなぁ。
(読んだ時の感想はこちら⇒「SOSの猿」)
ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉 (新潮文庫)
一応ま、これも。毎年出てるんだけどね。「ローマ人の物語」シリーズは僕にとっては2007年のThe book of the yearなのでまぁ殿堂、みたいなものですわ。
(読んだ時の感想はこちら⇒「ローマ人の物語 最後の努力」)
はい、ということでここまでがエントリー作品。毎年、年明けた後に「ああ、あれもあったよなぁ」と思うんだけどね。
はい、ということで今年のThe book of the yearは!!
(脳内でドラムロールをお願いします)
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「1Q84」
1Q84 BOOK 1
ええ、まぁすいませんね。僕、村上春樹好きだし。
雑誌ダヴィンチ立ち読みしたらやっぱりそこでもこれが一位になってた。
村上春樹ってさー、もう60歳くらいだと思うんだけどそれでもこういう今までの作品を踏まえつつがらっと変わった新作を書けるのってすごいと思うんですよ。今までの財産だけで勝負してない、ってところがすごいよな。
単に感心しただけじゃなくてじゅうぶん楽しんだし、読み終わった後にもなんかどすーんと残ったしね。
続編がある、って話もあるしまだまだ楽しめそうです。
と、言うことで今年も色んな本を読んだ。色んな場所に行ったし色んな物を食べた、そして色んな出会いもあった。
年末になると思い出す、「七味五悦三会」という言葉があります。なんか江戸時代の言葉らしいんだけど、「1年の間に七回くらいは美味しいものを食べ、五回くらいは楽しいこと(悦)があって、三人くらい良い出会いがあるといいものですなぁ」という意味です。当時の人は年末にこの言葉を思い出し、今年そういうことがあったかどうかを考えたそうです。
さて、僕の2009年。
うん、美味しいものは7回と言わずたくさん食べたし、楽しい事も、出会いも、新たな出会いも再会もたくさんあった。
ありがとうございました、出会ってくれて、楽しませてくれて。
ということで皆さん、今年もお世話になりました。
よいお年を。
来年も理力があなたと共にあるように。
ええ、もう伊坂幸太郎はレギュラーですね。今回飛行機移動のお供は乾くるみの「イニシエーション・ラブ」にしました。前に読んだんですが。やっぱり衝撃ですわー。
良いお年を!
最近なぜだか本を読む気にならないんすが、オススメを参考にそのうちまた(*^ー^)ノと思ってます。
来年も素敵な一年になりますように。