浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

The book of the year 2006

2006-12-31 13:46:45 | 
ということでこれが2006年最後。the book of the year 2006。

2006年に読んだ本、ということで当然発行が2006年以外のものも含まれてます。メモによると今年読んだ本は203冊。まぁ読んだね。

まずノミネート作品は。

ダヴィンチコード

はやりモノですがまぁ一気に読みましたよ。面白かった。真偽は別にどうでもいい。

ベルカほえないのか?

犬の系譜を軸とした近代戦争史。犬はいつの時代も献身的でかわいい。この作品に出てくる犬の家系図だれか作ってくれませんかね。

ビッグボーナス

このミス大賞受賞の詐欺小説。

GO

金城一紀のデビュー作。これはおもしろかったなぁ。現代の「ノルウェイの森」と勝手に思ってる。

オーデュボンの祈り
終末のフール
アヒルと鴨のコインロッカー

なんと言っても今年の一番の目玉は伊坂幸太郎の発掘(って僕が気づいてなかっただけだけど)ですね。上記3作はほんとに面白かった。

葉桜の季節に君を思うということ

腰を抜かしたミステリ。

泳ぐのに安全でも適切でもありません。

江国香織もよかったなぁ。「号泣する…」よりこっちのほうがよかった。

邪魅の雫

やっとでましたよ、京極夏彦の妖怪シリーズ。

暗いところで待ち合わせ

ああ、これもよかったなぁ。

ロケットボーイ

宮藤官九郎の連ドラのシナリオ本。面白かった。早くこのドラマ、DVDにならないかな。

卒業

重松清ははずれないね。きっちりぐっときました。

チーム・バチスタの栄光

「うーん買おうかなーどうしようかなー」と悩み続けてたけど買って正解。面白かった。

東京タワー

こちらも「どうしようかなーどうしようかなー」と思ってたんですよ。だいたい天邪鬼なものでベストセラーはあんまり買いたくない。「誰が買うんだこんなの?」というやつを「えええーい、それは俺だ!」と買うのが良いんだけど。でも古本屋行ったらあったので買っておきました。ええ、泣きましたよ。

総合で言えば上記ということになりますが、別枠で「ノンフィクション・ビジネス部門」も挙げておきます。

ロウアーミドルの衝撃

まともなビジネス書ってこれくらいしか読んでないかも。

オシムの言葉

今年のはやりもんで片付けちゃうにはもったいないですよ。

悪の殺し文句

悪かどうかってのはどうでもいいんだけど「人は自分で出した結論にしか従わない」ってのはびびびっと来ましたね。

トヨタのくちぐせ

やっぱトヨタすげーな、と。

カルトの子

へこんだなぁ。どうにかせんとあかん!と思いましたよ。みやまちくん、読んだの?


さて、この中からベストと言えば、








終末のフール!!

伊坂 幸太郎 / 集英社
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今年もいろいろ一年、おもろい本があった。いろいろな人からも薦めていただいたし。いやーいい一年でしたよ。うまいもん食べて酒を飲み、ずっと読んでた。いろんな人にも出会えた。別れと言えばいろんな人が会社を辞めたけどまぁみんな元気なようだし。

来年もよろしく。

2007年もフォースがあなたと共にあるように。

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