浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

オイスターソースが如何にすごいのか。

2013-03-06 01:16:42 | 食べ物
仕事で4日連続の研修です。僕は運営するほう。

別にしんどくはないんだけど、一か所にずっといるというのはどうにも性に合わない。毎日同じところに出勤し、同じような道を通って家に帰る。普通の会社員というのはこれが当然なんだろうけども。

研修中は休み時間もそうたっぷりあるわけではないのでランチはほとんどコンビニとかの弁当。

個人的にはこういう弁当ってたまに食べるのはいいけど4日連続でなんて僕はあまり食べたくない。

こういう弁当っていろいろバラエティがあるとはいえどうもボリュームが多過ぎるし、野菜も足りない気がする。野菜たっぷりの弁当もあるんだろうけどそれだと物足りなかったりする。(わがままだな)

なので僕はこういう時には、会社にお弁当を持っていく。

独身男性が手作り弁当なんて周りからはすごいとか言われるけどぜんぜんすごくない。めちゃくちゃ手抜きです。朝作るものはまるでない。

毎朝会社に出勤するということは毎晩家にいるというわけで晩御飯は作れる。だから前の晩の残りをそのまま夜、お弁当箱に詰めといて、朝それを持っていく。それだけ。

僕が子供の頃、母が作ったお弁当が前の晩と一緒だったらぶーぶー言ったと思う。贅沢な子どもでしたね、ごめんなさい。いまとなってはお昼にお弁当開けて昨日の夜とまったく一緒だったとしても一つの文句も無い。自分で作ってるんだからしょうがないよね。

今日のお弁当は蒸し鶏の甘酢あんかけ、白菜と玉ねぎのオイスターソース炒め、それとご飯。ご想像いただけると思うけど、蒸し鶏、白菜の白、甘酢あんの赤、しかない。ピーマンの緑とか玉子の黄色とか欲しいけどまぁいいや。

蒸し鶏は鶏モモを炊飯器の中の米に載せてスイッチを入れただけ。ご飯と同時におかずが出来ちゃうから楽。それだけだと味が無いので甘酢あんかけを作った。ケチャップと醤油と酢を煮立たせて、弁当に入れるから汁がこぼれないようにトロミをつけただけ。

こういう時、何か野菜欲しいなと思ったら僕はけっこうすぐオイスターソースで炒める。オイスターソースを僕はかなり信用しています。どんなものでもジャッと炒めてオイスターソースを入れればなんとかなる。メインの味にもなるし隠し味としても使える。牡蠣は常にすごい。

今回は白菜と玉ねぎがあったから炒めただけであって、これが別にモヤシでもキャベツでも茄子でも構わない。鶏ガラスープを入れてこちらも少しだけトロミをつけた。弁当に入れるから汁がこぼれないように(以下略)とにかくオイスターソースがえらいんだって。

今回のお弁当は結構成功だなー。

特に白菜と玉ねぎのオイスターソース炒めがめちゃんこ旨い。これだけでご飯食べられる。「あれ?料理の腕上がった?」と思ったけど、ほとんどオイスターソースの力だね。

色合いのいい弁当でもないし、写真を載せるまでもないんだけど、このお弁当セットがイイと思ってます。

オレンジのタッパは3個セットでマトリョーシカのように入れ子に出来る。オレンジの保冷バッグは以前、缶ビール買った時にもらったもの。色合いといい形といいあつらえたみたいじゃない?