タイトル通りなんですが。
30才を過ぎてから「年にひとつ初めていきたいな」と思っていろいろやってみています。
イタリア語、ジョギング、サックス、簿記、、、
それがモノになるかどうかは本当にどうでもよくて、ただ単に「初めてみる」というのは悪い感じじゃない。
で、なんとなく最近「武道」をやってみたいな、と思っていた。
何をやろうかな、と考えていた。
中学生の頃、部活で剣道をやっていたんだけどまた剣道を始めるのはちょっと面倒くさい。何せ道具がたくさんいるものだから。同じ理由で弓道もちょっとね。
柔道も考えたけど結局のところ「試合」が大事になる。おそらくこれから徐々に僕の体力というのは多かれ少なかれ下っていくものだろうから「相手に勝たないとダメ」というのはどうも気乗りがしない。
ということで合気道。
調べてみたら僕がよく行っている区のスポーツ施設(ジムが安く使えるので便利)で毎週土曜日教室があるらしい。ちょうどいい、ということで入ってみた。
まだ一回しか行っておらず挨拶とか受け身くらいを教えてもらっただけだけどいろいろ気づきが多い。
やっぱりすごいな、と思うのは「すべてに理由がある」ということ。
まず挨拶から習った。「正座して、腿においてる手を床に着け、頭を下げ、手を腿に戻す」ということだけなんだけど、ひとつひとつの動作に理由がある。
まず正座したとき、足の親指は重ねてはいけない。もし攻められたとき下になっている親指側の足を出すのが遅れてしまうから。
床に手を付ける順は「左手、右手」の順。戻すのは「右手、左手」の順。なぜか?一番大事な右手を守るため。右手を先に床につけてしまうといきなり床の右手を攻められたときに守るものがない。先に左手を出していれば左手で右手を守れる。先に右手を戻すのもそのため。
そして頭を下げるとき、頭は下げきらない。常に視線に向かいの相手の膝頭が入っている程度にする。これは相手が動いて攻めてきても対応できるように。
更に床に着けた両手の人差し指と親指で三角形をつくっておく。これはもし頭を下げたときに後ろから踏んづけられてもこの三角形を立てれば少なくとも鼻の急所は守れるから。
すごい理屈だなぁ。
本番を始めるまえの単なる挨拶でここまで理屈をつけて考えている、というのはなかなか他のスポーツには無いんじゃないかな。
30才を過ぎてから「年にひとつ初めていきたいな」と思っていろいろやってみています。
イタリア語、ジョギング、サックス、簿記、、、
それがモノになるかどうかは本当にどうでもよくて、ただ単に「初めてみる」というのは悪い感じじゃない。
で、なんとなく最近「武道」をやってみたいな、と思っていた。
何をやろうかな、と考えていた。
中学生の頃、部活で剣道をやっていたんだけどまた剣道を始めるのはちょっと面倒くさい。何せ道具がたくさんいるものだから。同じ理由で弓道もちょっとね。
柔道も考えたけど結局のところ「試合」が大事になる。おそらくこれから徐々に僕の体力というのは多かれ少なかれ下っていくものだろうから「相手に勝たないとダメ」というのはどうも気乗りがしない。
ということで合気道。
調べてみたら僕がよく行っている区のスポーツ施設(ジムが安く使えるので便利)で毎週土曜日教室があるらしい。ちょうどいい、ということで入ってみた。
まだ一回しか行っておらず挨拶とか受け身くらいを教えてもらっただけだけどいろいろ気づきが多い。
やっぱりすごいな、と思うのは「すべてに理由がある」ということ。
まず挨拶から習った。「正座して、腿においてる手を床に着け、頭を下げ、手を腿に戻す」ということだけなんだけど、ひとつひとつの動作に理由がある。
まず正座したとき、足の親指は重ねてはいけない。もし攻められたとき下になっている親指側の足を出すのが遅れてしまうから。
床に手を付ける順は「左手、右手」の順。戻すのは「右手、左手」の順。なぜか?一番大事な右手を守るため。右手を先に床につけてしまうといきなり床の右手を攻められたときに守るものがない。先に左手を出していれば左手で右手を守れる。先に右手を戻すのもそのため。
そして頭を下げるとき、頭は下げきらない。常に視線に向かいの相手の膝頭が入っている程度にする。これは相手が動いて攻めてきても対応できるように。
更に床に着けた両手の人差し指と親指で三角形をつくっておく。これはもし頭を下げたときに後ろから踏んづけられてもこの三角形を立てれば少なくとも鼻の急所は守れるから。
すごい理屈だなぁ。
本番を始めるまえの単なる挨拶でここまで理屈をつけて考えている、というのはなかなか他のスポーツには無いんじゃないかな。