浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

あいだにネット

2012-01-08 16:30:51 | スポーツ
ちょっと関係ある学校が春高バレーに初出場してたので応援に行ってきました。



僕はバレーについてはまったく何も知らない。

知っていることと言えばあいだにネットがある、ボールを落としちゃだめ、最近リベロってポジションが出来た、くらいかなぁ。

春高バレーってのも春高なんだから春にやるもんだと思っていたんだけど最近変わったそうです。どうやら春にやると主力(つまり前の年の3年生)が卒業してしまっているから。

そもそも僕が好きなスポーツってあいだにネットがないものが多いんだよね。サッカーにせよラグビーにせよアイスホッケーにせよ。ボディコンタクトが観たいよね。

とか言いながら観に行ったらやっぱり良かった(笑)

何が良かったか。

まずねぇ、高校生が必死にボールを追いかけている姿はそれだけでいいね。こういうこと言うと年取ったみたいだけど。

タイムアウトのときにコートから選手がベンチに戻ってきて、回りにいる控え選手が献身的にドリンクを渡したり、選手の身体にタオルをかけてあげたりしている様子もいい。このへんはもうすぐウル(よく笑う人=ゲラ、すぐ涙ぐむ人=ウル)です。

あと良かったシーンが札幌山の手高校の選手たち。タイムアウトが終わりコートに戻るとき、コートに春前に必ず一列に並び礼をして入るの。「あー礼儀がちゃんとしているなぁ」と一発で応援しましたよ。

高校の部活においてはっきり言って勝敗よりこっちのほうが大事よね。

僕自身が高校生の頃は「スポーツなんだから勝敗が大事でしょ」と思っていたんだけど年取って考えが一気に変わった。

大事です、礼儀。高校スポーツは教育の一環なんですからね。


バレーというスポーツも今まで一切興味が無かったけど生で見たら面白かったよ。

これってさ、ポジション取りがとても大事なのね。相手のアタックに対してどうポジションを取っておくか、あるいはそのポジションを見越してどこにアタックするか、ということが。観客席から見ているとそのポジションの攻防が良く見えて興味深かった。

あと高校生とは言えけっこうすごいテクニックを使ってくる。

うまく説明できないんだけどトスに対してアタックするふりの人が一人飛び二人飛ぶその後ろをもう一人がターッと横切って端っこからアタックする、とか。

何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

と、思わずポルナレフになったよ。