浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

浅草ラーメン紀行

2011-11-29 18:50:46 | 食べ物
なんだか最近、よくラーメンを食べてます。寒くなってきたからかね。

ふと気づくと4の3(4日で3杯)というイチロー並の打率をたたき出したりしてる。

僕の住む浅草は案外ラーメン屋さんが多くない。もちろん日高屋だのそういうチェーン店はあるし、昔ながらの中華料理屋も結構あるんだけど、いわゆるラーメン専門店、例えば吉村家だのラーメンてつやだのはそんなに多くない。

そんな中で僕の最近のお気に入りは「浅草製麺所」というつけ麺屋。

ジムの帰り道にあるので、日曜日なんかにジムに行くとついつい帰りに寄ってしまう。(ジムの意味が無いといえば意味が無い)

つけ麺に関しては「ロマン主義的つけ麺よりリアリズムつけ麺が好き」という話を前にしましたね。もともとつけ麺はそんなに好きじゃなかったけど、今は結構食べる。

ここのベストはなんたって坦々つけ麺。そして特筆すべきは最後にもらえる(別に言えば最初っからもらえるんだけど)割スープね。この割スープがめちゃんこうまい。豚骨の白濁したスープで風味もよくちょっとした甘味もあって。毎回「もうこのスープをご飯にぶっかけて醤油とラー油だけで食べても旨いんじゃないか」とすら思う。

それからこっちは浅草浅草寺すぐの「よろゐ屋」。完璧な和風というか昭和風ラーメン。鶏がらと煮干のスープ。旨いよ。

ちょっと上にゆずが載っていてこの風味がいい。

あとここのお勧めは餃子。

中に春雨が入っていてにんにくは使っておらずあっさりめ。


これは「元楽」。場所は浅草というより蔵前。

背油こってり系で有名でそのせいか床がつるつる滑る。どれくらい滑るかというと言問通の弁慶なみ(すごい比較だ)。ちなみに弁慶は店前の道路が雨の日でも濡れていない(脂ではじく)という都市伝説があります。

元楽行くといつも脂そばを食べたいんだけど脂そばは14時からでいつもがっかりする。脂そばが無いとここのメニューは醤油味の元ラーメンか、塩味の楽ラーメン。元ラーメンは弁慶に似ているのでここに来ると大体僕は楽ラーメン。ここはチャーシュー丼も美味しいんだけどそのセット食べてしまうと丸一日おなか一杯で動きが鈍くなるので最近はあまり食べない。

ラーメンのときはご飯が欲しいんだけど最近は小ライスでもおなか一杯になってしまう。更に小さいサイズのライスがあるといいんだけど。ナノライスとか言ってどこか出してくれないかな。

こちらは「馬賊」のメンマ麺。店名が我々好みでいい。

ここの特徴は手打ちラーメンであること。時々、麺を伸ばす「ばったん!」という大きな音が響く。どのくらい大きいかというと店内のお客さんがびっくりして会話が止まるくらい。
手打ちだけあって麺が美味しい。スープも僕好みの醤油。僕の中ではこういうの海の家系ラーメンと呼んでます。海の家で食べるような何の変哲も無いあっさりしたちょっとしょっぱめの醤油スープ。


こっちは浅草ぜんぜん関係ないけど海老名のサービスエリアで食べた「たいざん」のゆず塩ラーメン。

よろゐ屋もそうだけどゆず風味はいいね、この季節。

このサービスエリアではフードコートにもう一店舗あって、そっちは人の食べさせてもらったんだけど美味しくてビックリした。一口もらってスープ飲んだとき「うま!?何これうまっ!」って驚いたもの。今度、海老名サービスエリアに行くことがあればぜひあのラーメンをくいたい。


これから浅草でちゃんと食べたいな、と思っているのは佐賀ラーメン「美登里」。別に遠いわけじゃないんだけどぷらっと向かうと定休日だったりしてなかなか食べられないんだよなぁ。
コメント (4)
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