浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

札幌雑感食べ物編

2009-05-22 01:37:06 | 食べ物
これは才能なのか、あるいはスタンド能力によるものなのかは分からないけど、僕は本当に「いい店」見つける能力はあるなぁと思うね。

仕事がら出張が多くて、ふらりと夜の街を歩いていてぱっと入ったお店が「おお、これは!」と思うこと多いもの。

特に少しだけ余裕があってぷらぷらと出来るとして、更に自分ひとりだけだとほとんど外さない。

今回の札幌出張では人と飲むことも多かったけど一人でもご飯食べてた。

ホテルが札幌駅のすぐ前なんで、あまりこの辺の地理には詳しくないのよねーと思いつつまず見つけた店がヨドバシの向いのスポーツバー。

スポーツバーと言っても平日なのでわいわいがやがやって感じじゃなくて、カウンターに一人で座って目の前のモニタに流れるセリエA(ローマ対カターニャ、とんでもなく面白い試合だった)をボケッと見ながらベルギービールだとかヨーロッパのビールをだらだら飲める。

テーブルの席もあったんだけどそっちはテレビが見れないから、また今度来たとき。あのね、ここのテーブル席、椅子がソファなんですよ。ソファに座りながらバーで酒飲めるってのが好きなんだよね。

つまみも美味しかった。

美味しいパンで太目のソーセージをしっかり挟んだホットドッグ。

アメリカンな感じじゃなくてちょっとドイツとかそんなところの雰囲気。ドイツにホットドッグがあるかどうかは知りまへん。

オニオンリングたっぷり。


えーっとこの三角形のスナックなんつーんだっけ?チートス?違うな、とにかくそれにチーズとサルサソースかけたやつ。

これ好きなんですよねー。

次の日は更に見つけたね。

札幌駅西口地下街にある立ち飲み屋。なーんかねー、外から見てものれんとお客さんの足だけあって気になったんだよね。

ここは札幌駅地下街というアーバンなところにあるつつかなりディープ。

僕、よく「showさんってお店の人とかお客さんにすぐ話しかけますよね」とか言われる。まぁ否定はしません。一人で飲んでると暇なのよ。

でもこの店はがんがん話かけられる。

「お兄ちゃん、後ろの冷蔵庫から缶ビール取って」だの、お客さんから「すいません、そこの缶詰取ってください」とかね。

つまりね、1メートルくらいのテーブルがあって、みんなそこに寄りかかって飲んでるんだけど、ビールはうしろの冷蔵庫から缶ビール、焼酎は流しの下のペットボトルから自分で銚子に注ぐ。お湯割りにしたかったら自分でポットから注ぐ。狭い店なんてビール取りにいちいち動けないんで、人にお願いするしかないのよね。

うーん、ディープ。

つまみはテーブルの上にある缶詰。一個280円。あとは袋入りの柿ピーとかチーズとかは100円。

餃子を頼んだらおっちゃんが「任しとき!」みたいな感じで作ってくれるんだけど、まず「お兄ちゃん、その下の扉に冷凍庫あるから餃子取って」と自分でとっておっちゃんに渡す。おっちゃんがなんか餃子焼いてくれてるもんだからてっきりマスターかな?と思ったら客。

ビール飲んで焼酎飲んで餃子食って柿ピー食って、隣の人がくれた枝豆食って、チーかま食って1100円。

2日連続で行っちゃった。

結構、混んでるんだよね。

やっぱり不景気だからこうやって安く飲める店が人気なのかも知れない。

そうそう忘れちゃいけない、よね3に連れてってもらった小樽の「なると」

小樽の人はクリスマスにこの若鶏半身揚げを食べるみたいですよ。

半身揚げを手で攻めてくわけですが、もうね、手べったべた。定食なんでご飯は箸で食べなきゃいけないんだけどもどかしい。この後仕事無かったら確実に手でご飯食べてたね。

あとは別な日にホルジン鍋というホルモンとジンギスカン鍋のミックスみたいな鍋も食べたな。