浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

結果がすべて

2008-05-05 13:09:46 | スポーツ
こないだ友達と話していて、アントラーズの話になった。ちょっと前に連勝が続いていて調子の良かった頃ね。

オリベイラ監督の強さの秘訣が分かった、と思っていて、それは、彼はフィジカルコーチ出身なので選手のコンディション管理がうまい。結果としてどういう戦略を取れているかというと「ぎりぎりまで固定メンバーで戦える」ということ。並みの監督であればそろそろ休ませようかな、と思うところもきちっと見極めてまだ行ける、と同じメンバーで戦えるがゆえに戦略も浸透しやすいし連携も取れる。

という話をしていたんだけど、やっぱりスポーツの世界は結果がすべてですね。最近5試合勝ち無し、という状態になってくると掲示板なんかでは「メンバー固定しすぎ」なんていう批判も目にするようになる。

難しいもんです。

Jリーグは序盤戦を終えて現在(我が)アントラーズは4位。よくも悪くも無い結果のような気がする。ただ、ここで次の試合勝てないとずるずると下がっていって取り返しがつかなくなる。

順位表の上を見上げると一位浦和、二位FC東京、三位名古屋。

名古屋は序盤調子良かったね。個人的にはアントラーズの次に応援しています。なんたって監督がピクシーだもの。

ベンチに座っていてもガッツポーズが昔と変わってなくていいよね。名古屋が優勝してくれるならまぁ納得できるんだけど。

ところでこないだテレビを見ていたらヴェルディ対マリノスの試合をやっていた。どうやら「クラシコ(=伝統の一戦)」と名づけて盛り上げていくつもりらしいけどね。ヴェルディの監督が柱谷、解説の副音声が木村和司、ラモス、というJリーグ開幕戦を知っている人にとってはたまらない面子で面白かったね。ラモス、木村和司の解説は絶対、ビール飲んでるだろ、と思うくらいいい意味でだらだらでした。

木村和司の台詞で僕が好きなやつ。

「ラグビーは紳士のやる野蛮なスポーツ、サッカーは野蛮人のやる紳士的なスポーツ」


一方、ワールドサッカーを見てみるとチャンピオンズリーグの決勝カードが決まりました。

マンチェスターU対チェルシーのイングランド対決。

経過についてはミランが決勝トーナメント一回戦で消えた時点でま、適当に頑張れ、という感じでした。フェネルバフチェ(トルコのチーム。ジーコが監督)の健闘は面白かったけどね。

最近つくづく思うのがクリスティアーノ・ロナウドは育ったなぁ、ということ。

昔はどうも線の細さがあったし、得意のドリブルにしても「あ~持ちすぎ!」と思っていたけど今となってはマンUの大黒柱であることは疑いようもないし、バロンドール(欧州年間最優秀選手)に最も近いんじゃないかとすら思うね。
さすがはマンU伝統の7番(ジョージ・ベスト、カントナ、ベッカム)を背負うだけはあるね。彼のあだ名「クライ・ベイビー」(=よく泣くから)は好き。

と思ってたら先日行われたミラノダービー。Pippoが決めましたね。


しぶといなぁ、インザーギ。決めなきゃいけないところ、決めて欲しいところできっちり点を取るのがえらい。

これでミランは何とかCL出場圏内を確保。がんばって欲しいもんです。