ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

なぜ、一か所だけの刺鍼だけで治るのか? 新城一穴鍼法とは何か?

2014-12-27 11:53:48 | 診断即治療と虹彩学
一穴鍼法


「経絡治療の最高峰」と言われるのが「一穴鍼法」です。
では、経絡治療とは何か?

経絡治療学会の『経絡治療・基礎編』で、岡部素明氏は経絡に着いて以下のように述べています。

【思想や哲学と科学が未分化の時代に生まれた医学故に、科学としての西洋医学とは全く異なる観点に立って、診断し治療するという理論体系を持っている。すなわち、社会的に実在する人間を全人格的、全身体的な人間として診断治療する医学であって、科学的に分析した人体を対象とする医学ではないのである。それゆえ、人間を人間としてありのままにみつめる人間学として、充分に今日的価値を有するのである。】

そして、経絡治療を要約すると、
① 経絡は全身を循行する
② 五臓六腑と連絡している
③ 経絡をめぐるものは気血である
④ 気血は生命活動の根幹である
⑤ 気血が体表に反映されたものが経穴である
⑥ 経穴には過不足がある
⑦ 過不足の気血を調整するのが経絡治療である

さて、では実際の経絡治療とはどのようなものかを見てみると、
① 四診で気血の過不足を判断して証立てをし
② 証立てに従って選穴・刺鍼して気血の過不足を調整する

ということになりますが、四診で最重視されるのが脈診ですが、脈診だけでは一穴鍼法はできません。

なぜかと言うと、脈は瞬時に変わるからです。
これは鍼灸学校の講義でもよくやるのですが、砂糖をちょっと、ほんとにちょっと舐めさせるだけで、脈が沈んでしまうのです。
ですから、鍼灸院に来る前に喫茶店でコーヒーに砂糖を入れて飲んだとします。

そうすると、脈は沈んでしまいます。
しかも、その人の、最近弱い臓腑の脈が沈んでしまうので、その臓腑の虚を補う治療をすることになります。

ところが、病気というのは、根本的に弱い臓腑があり、その臓腑から波及した症状が現れている場合が多いのです。
たとえば、動悸が出た場合、心臓の異変ととらえがちですが、根底に肝の虚があれば、肝の治療をしなければならないのです。

では、根本的な肝の虚はどこに現れているかと言うと、虹彩や脊椎やその他の症状に出てきます。
ですから、新城一穴鍼法では、心臓や心包治療はせずに、肝を治療するわけです。

一穴だけを使うのですから、診断や生理学で考える訓練が必要です。

昨日、3人の方が首の痛みを訴えてきました。
2人は右首、1人は左首でした。
3人とも一穴鍼法で痛みを取りました。
使ったツボは肝査穴と脾査穴です。

この動画を見ると、その答えが出てきます。
    ↓
http://youtu.be/Hw4KmiAumCk

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サウジ石油相、20ドル原油でも減産しないと発言、NY原油、バレル54.73ドルへ下落、一方、

2014-12-27 10:41:29 | 経済学
米雇用増期待からNYダウ史上最高値更新(学校で教えてくれない経済学)


住友商事グローバルリサーチ、高井裕之社長が12月26日、ケーブルテレビ、日経CNBC303チヤネルに出演「原油相場が年初から40%下落した。値下がり効果が時間の経過とともに出てくる。日本経済にとって原油値下がりは間違いなくプラスに働く。」と話し、テレビ画面にバレル当たり推定生産高コストを「サウジアラビアが25ドル、その他のOPEC平均が42ドル、ロシアが45ドル、シエールを除くアメリカが50ドル、中国が63ドル、ブラジルが73ドル米国シエールが74ドル、カナダオイルサンドが78ドル」と示した。サウジ、ヌアイミ石油が「1バレル=20ドルでも減産しない。」と26日発言した。先の高井社長によれば「米国シェールオイルの採算レベルがバレル60~70ドルにあることを意識した発言だ。サウジアラビアのシエアは絶対守るとの姿勢を示した」と解説していた。サウジ発言を受けて、26日、NY原油(WTI)相場は反落、バレル54.73ドルと再び55ドルラインを割った。6営業日連騰のロシアルーブルの相場は26日、前日の1ドル=51.20ルーブルから同53.50ドルへ反落したと26日付のブルームバーグニュース電子版で伝えていた。

ロシアルーブル安は輸入インフレに直結する。ロシアの予算はバレル100ドルで組んでいる。サウジの予算はバレル100ドルから来年は80ドルに組み替えた。サウジは十分余裕がある。ロシアは余裕がない。そのロシアは26日、NATOの東方拡大に対してプーチン大統領が新たな軍事ドクトリンを発表した。27日朝放送のロシアRTRは「1990年代のロシアは核兵器のみに依存していた。現在は宇宙空間の軍事化を含め核に頼らない防衛政策を基本にしている。」と解説していた。27日朝放送のドイツZDFはロシアの新軍事ドクトリンを取り上げ「ロシアの基本的軍事政策に変更はない。ウクライナ議会が対NATO中立政策を放棄したことを受けて今回、ウクライナ防衛を色濃くにじませた。」と解説していた。

その他の「ワールドニュース」ではフランスF2が原油安、ガソリン値下がりを取り上げ、素直に喜ぶ市民の声をパリ市内で取材していた。日本でもガソリン、灯油、プロパンの値下がりが当然プラスに働く。原油下落が特に運送コストを下げる。ビニールテント栽培コストを下げる。粗製ガソリンナフサの値段も下ったが石化メーカーのコストを下げる。原油値下がりで液化天然ガスも下がった。当然電気代引き下げにつながる。サウジの日本向けプロパンガスの12月のFOB価格はトン550ドル、昨年12月は同1,100ドルだった。ブタンは1,225ドルが570ドルに下げた。当然、流通段階の価格に時間の経過とともに出てくるだろう。日本のメディアは上げた時は騒ぐ。原油値下がりのプラス面の効果を取り上げて欲しい。

一方、26日のNY市場は、商い閑散の中、米雇用増加期待からエネルギー関連を除き全面高の展開で、NYダウは23ドル高、18,053ドルと史上最高値を更新した。NY外国為替市場では、10年物米国債はほぼ横ばい、2.252%,ドル高の流れは変わらず、1ドル=120.39~42円、1ユーロ=146.58~67円で取引された。原油は下げたがNY金はオンス1,195.30ドルと反発。日本では大和証券が来年1月から給料を上げる。他の企業も習って欲しい。(了)

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