写真の赤丸で囲んだ辺りが痛いと訴える人が来ました。
新しいスタッフにも見てもらいたかったので、一穴鍼法で治療することにしました。
「はいはい! ちょっと待って下さいね!」と言いながら手を洗い、鍼を1本持ってきて、足の脾査穴に1本鍼をした。
「どう? 痛み取れた?」
「えっ? あ、はい取れました」と笑っていましたので、私も笑いました。
スタッフは不思議な顔をして苦笑いをしていたので、昼食の時に、
「一穴鍼法は、経絡治療の最高峰と言われるが、七星鍼法での一穴鍼法には演算があり、その演算ができなかったら一穴鍼法は使えないよ。一般的に言われる一穴鍼法は、経験的なツボを使っているが、あれは治るときもあるが治らないときもあるから、確率は悪いですよ」と一穴鍼法について説明しました。
そして、「右のこめかみが痛く、右肩が突っ張っている」という方が来ましたので、スタッフに一穴鍼法を説明するために、先に脊椎の歪みを見てもらい、今度は足の腎査穴に一穴鍼法を施した。
「どうですか?」と聞くと、こめかみを触りながら、
「あ、治りました」と言い、今度は肩を上げ下げして、
「肩も楽になってます」と応えていました。
スタッフは、
「へー!!! へー!!!」と感心していました。
そう言えば、そろそろ一穴鍼法の講習もしたほうがいいかも知れない。