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ロシアルーブル反値まで急落、タリバンのパキスタンでの学校襲撃事件も日本は静かである

2014-12-17 11:57:34 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「ロシア中銀の政策金利17%への引き上げ効果なく、ロシアルーブルは最安値を更新した。原油安や対ロシア制裁の影響を緩和するには不十分と専門家は見ている」と17日付のWSJ紙電子版でAdreyOstrauch記者は書いた。「米議会は、15日、ロシアエネルギー業界への制裁を強化し、ウクライナ向けに武器などを送る権限をオバマ大統領に与える法案を可決した。アーネスト、ホワイトハウス報道官は『決断するのはプーチン大統領だ。プーチン氏の選択肢をはっきりさせることが目的だ。ロシア経済の急速な低下があってもプーチン政権への圧力は緩めない。イランが制裁後,核開発交渉に応じざるを得なくなったのと同じだ。』と語った。外交問題評議会(CFR)のリチャード・ハース会長は『プーチンにはロシア経済を安定させる手段をほとんど残っていない。金利を6.5%引き上げ17%にした後は国内的手立ては尽きはじめる』とブルームバーグのインタビューに答えた」と17日付のブルームバーグニュース電子版でMikeDorning記者は書いた。

16日,NY市場で、NYダウは前日比111ドル安、17,068ドルで取引を終了した。NY原油(WTI)は一時バレル54ドルを割り込んだ。後戻し55.93ドルで取引を終えた。ロシアルーブルは一時1ドル=80ルーブル台まで下落した。中国の12月の経済指標が7月来の低さに悪化した。一方、エネルギー株は0.7%上げた。原油(WTI)はここ1ケ月で16%下げ、6月高値から26%.年初から46%下げた。『エネルギー株はひどく痛めつけられていたので値をもどすのに多くを必要としない』とグライムズ、ポートフォリオマネジャー、ベンジャミン・ウオレス氏は話した。」とブームバーグニュースは書いた。原油は小幅戻したが、NY金は続落、オンス1,193.90ドルで取引を終えた。

16日、NY外国為替市場で、ルーブル下落から世界経済腰折れ懸念から、時、1ドル=115円台まで円が対ドルで買われた。後ドルは戻し、1ドル=116.31~34円、1ユーロ=145.51~60円で取引された。ノルウエークローネ、スエーデンクローナも共に最安値に沈んだ。新興国通貨は12年来の安値へ下げた。特にロシアは「経済制裁・原油安・ルーブル下落」の三重苦にあるとみずほフィナンシャルグループのファビアン・エリアソン氏は語った。16,17日開催中の米FOMCではロシア危機は話し合われようが、『低金利を相当期間維持する』方針の文言撤回を見送ることはない。米国経済の強さに注目するだろう。元FRBエコノミスト,ジェームズ・スミス氏は『世界の他の地域について心配するのは米当局の仕事でないからだ』と述べた。」と16日付のブルームバーグでJeffKearns記者は書いた。

17日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRはルーブル急落を詳しく伝え「海外旅行を取りやめた。お金を出来るだけ使わないようにしている」「プーチン大統領を信じています」などと語るモスクワ市民の声を紹介していた。ベトナムVTVは「ロシア人観光客が減った。ホテル代を10~25%下げた。」と語るホテル経営者の声を紹介していた。
日本ではルーブル急落もパキスタン学校襲撃も何事もなかったかのように静かである。(了)

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