南野大道展:西宮北口ギャラリー
江嵜企画代表・Ken
南野大道さんから4月19日~24日の間、西宮市立北口ギャラリー(0798-69-3160)で「古稀展」を開くとの案内状をいただき、楽しみにして出かけた。
会場には、風景画、人物画さまざまのテーマを題材に絵にした洋画30点、葦ペンによる水彩画30点が並んでおり、大いに堪能した。
多くの南野ファンが会場を訪れていた。婦人像4点を正面に、会場の様子をいつものようにスケッチした。
南野さんは、古稀展の開催の案内状に以下のように記した。
「学生時代、絵を描いて楽しんでいた頃から、いつか、自分の気に入った作品を並べて個展をして見たいと思っていました。
5年前、ようやく忙しい会社生活に区切りがつき、再び絵が描けるようになった時、古稀を迎えたら個展をしようと思い立った。」
「そして、丁度70歳になるこの年に、その願いが実現しました。この5年間の気ままな作品ですが、ご覧いただけましたら幸いです。」と書いておられた。
一口に個展とはいえ、生半可な気持ちで開けるものではない。
物心両面、特に気力体力共に充実してはじめて可能である。
今回の「古稀展」を一つの区切りとして、さらなる飛躍を期待する次第である。
当日たまたま、同じフロアには南野展と隣接して、水墨画展、水彩画展も開催されていた。それぞれ愛好家サークル数人が出展しておられ、水墨画、水彩画共に、日本画とも底流で共通するものがあり、楽しく鑑賞出来たのは幸いだった。
会場のアクタ西宮東館6階は、阪急神戸線、西宮北口駅下車、同駅デッキ伝い2~3分のところにあり、分かり易い。時間が許せば、是非、お立ち寄りいただければありがたい。(了)