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ユーロ反発、安心感広がり、NYダウ213ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2010-06-16 08:53:04 | 経済学
WSJ(ウオールストリートジャーナル)紙は、15日、世界ランキング45位の日本は、世界ランキング19位の格上カメルーンの多くのミスを巧みに利用して勝利した。ブルーサムライ達は疲れを知らぬ、執拗なまでのエネルギーを見せ、これが報われたと書いていた。

米格付け会社ム―ディ―ズは、ギリシャ国債の格付けをA3からジャンク分類での最上位のBa1(投機的)へ4段階格下げした。ただ、今後の格付け見通しは「安定的」とした。1年から1年半は変更されない確率が非常に高いとWSJ紙は書いていた。この点は注目だ。

ワールドカップでの一勝は予想外の結果だった。それで喜びも大きい。日本のメディアは、見通しがはずれたことも忘れて、テレビ新聞こぞってお祭り騒ぎだ。日本の勝利には幸運も手伝った。オランダ、デンマークと強敵が控えている。残りに勝ってから騒いで欲しい。

一方、格下げを宣告されたギリシャの方は、5月27日に同じ格付け会社のS&P社がジャンク(紙屑)評価していた。15日NY外国為替市場は、格下げは織り込み済みとして、欧州経済堅調デ―タを手掛かりにユーロ相場は、1ユーロ=1.223ドル台まで値上がりした。

ユーロ反発と米景気回復を示唆するデータが相次ぎ発表され、相場が200日移動平均線を突破したことなども手掛かりに値を上げ、NYダウは前日比213ドル高、10,404ドルで取引を終了したと伝えるブルームバーグニュ-スをNHKBS「おはよう世界」が紹介した。

「おはよう世界」は、英BBC放送が、メキシコ湾原油流失事故に関連して開かれた米下院公聴会の様子を伝え、証言台に並んだBPを除く4社の石油メジャ―は、「全ての責任はBPにある。」と、とばっちりは受けたくないと言わんばかりに証言したと紹介していた。

オバマ大統領は、14,15日と現地に滞在した。15日夜、大統領執務室からBP原油流失問題について、全米に向けて演説する。イギリスでは、再々の現地入りと併せ、批判をかわすためのオバマの選挙目当ての政治的パフォ―マンスと見られているとBBCは解説した。

「おはよう世界」では広東省の原子力発電所CLPが放射能漏れ事故を隠蔽したことが分かり、関係者が非難されていると香港ATVが伝えていた。一方、ベトナムテレビ、シンガポールCNNはベトナム中部の干ばつ被害と中国南部とバングラデシュでの洪水被害の様子を紹介していた。地球はひとつだ。集中豪雨に対する備えは十分か。点検して欲しい。

中国関連では中国国営テレビが、広東省のホンダ合弁工場ストに関連して、「出稼ぎ労働者の苦労は分かっている。劣悪な労働条件を耐えしのぐべきでない。」と温家宝首相が語ったと紹介していた。広東に落とされた種が発芽、中国全土に広がることを恐れたのだろう。(了)

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