ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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褒めればブタでも木に登る、日本人は人を褒めない(学校で教えてくれない経済学)

2010-06-12 09:32:15 | 経済学
ドクダミのスケッチを先日描いて転送したところ予想外の反響があった。先日、博多を訪れる機会があり、食事の際にさるご婦人がリクエストしてくれたお陰と彼女にメールで感謝した。日本人は心の中で思ったことをなかなか口に出さない。はしたないと言う気持ちが先に立つからだろうか。日本人の外交ベタもそのあたりから来ていると思っている。

シャクナゲの花が良かったと先のご婦人が褒めてくれた。日本人は人をなぜか褒めない。他人を褒めるとご自身が目減りすると思っているわけでもあるまい。貶すことばかり続けていても、人生、まるで楽しくないと思うが、本当に人を褒める人は滅多にいない。

なかなかおしやれなお召しものですねとマンションの馴染みの住人に声をかけた。にっこり笑って、「ありがとう」と言ってくれて、すっかりこちらもご機嫌になった。下手に褒め
て、とんでもないと、睨みつけられることが怖いから褒めないのかもしれない。

日本画家の森田りえ子さんは、以前、褒めればブタでも木に上ると、ご自身が、褒められて、褒められてここまで来たと話しておられたのを記憶している。当然、彼女一流のユーモアである。日々、研鑽を積み重ねられて今日あることは衆目一致の事実であろう。

たまたま、テレビ東京の番組を見ていたら、森田りえ子さんが、「スミスの本棚」という番組で、池坊家元の池坊由紀さんが書かれた著書を、盛んに褒めておられる場面に偶然出くわした。褒められて嬉しくない人はいない。日本の景気が冴えないのは日本人のほとんどがひとを褒めないことが大いに影響しているように思えてならない。

話は飛ぶ。今朝の「おはよう世界」(NHK/BS)が紹介するブルームバーグニュ-スで、11日のNYダウは、終了40分前から上げに転じ、前日比38ドル高、10,211ドルで取引を終了した。ただ、出来高は少ない。恐怖指数とも呼ばれているVix指数が30%台の高さを保っている。悪い材料が先で出てくると多くの投資家が思っているからだと解説していた。

アメリカではBP原油流失事故の様子を米テレビCNN.ABCいずれも連日報道している。この日は被害額が当初の2倍になる。BPの経営基盤を揺がしかねない。BP株価も事故当時の60ドルから30ドルまで半減したと紹介していた。

10付けのWSJ紙は英キャメロン首相はBPと距離を置いていると書いていた。英国の年金ファンドの多くが、BP株で運用している。今回の事故で配当が大幅にカットされることを憂慮していると書いていた。日本人は株嫌いだが日本の年金基金も株で運用している。

日本を貶していると、中国企業による日本企業買収がキ―ワ―ドになる予感がする。(了)

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