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ユーロ反発、中国データ受けて、NYdau273ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2010-06-11 08:36:36 | 経済学
ユーロの対ドル相場が、1ユーロ=1.1987ドルから同1.2123ドルへ1%値上がりしたことと中国の5月の輸出入額が予想外に増加したことを材料に、9日のNYダウは前日比273ドル、2.7%高の10,172ドルで取引を終了した。

ユーロ反発の材料は、ECB(欧州中央銀行)が、政策金利を年0.5%に据え置きを決め、9月まで無制限に資金供給することを決めたこと、さらに2010年のEU圏の経済見通しを上方修正したことが背景にあると9日付けのWSJ紙は解説していた。

WSJ紙によれば、政府ソブリン債発行では、スペインのあとイタリー、ポルトガル、アイルランドと控えている。しかし、スペイン国債がひとまず収まったことで、投資家が一息入れたと伝えている。

NY原油(WTI)先物相場は、ユーロ安に連動して下げていた。昨日、今日とユーロ反発を材料に値を戻し、バレル1.20ドル高、75.58にはドルで取引を終了した。このところの原油相場は反発には、米国の原油在庫減少に加えて、4月、5月と続けて中国が原油輸入を増やしていることも買い材料にされたとWSJ紙は解説していた。

中国関連のニュースとしてこんなのがありますよと昨日知人のSさんからメールをいただいた。それによると、最近は住宅バブルがひところの日本そっくりの状態で、その余波で求人広告を出しても人が思うように採用できないと中国人が話しているそうだ。

先日、「ニュ-スにだまされるな」(朝日ニュ-スター)の番組を見ていたら、「上海万博で、中国館は5時間待ち、日本館は4時間待ち、その他はいつでも見られる。」という話を番組に出ていた中国人の専門家が話していた。5月の入場者が803万、日本館は4~5時間待ちという話を福岡県上海事務所長さんから福岡でのさる会合で先週末、聞いた。

JR大阪駅前に家電量販店のヨドバシカメラがある。中国人の買い物客に力をいれていることが、スタッフの対応はじめ店の体制が中国人シフトしてきていることでよく分かる。日本は不景気だ、不景気だとひとりふさぎこんでいないか。中国人の方が、日本人が忘れ去った日本の良さについて、より的確に捉えていないか。

安心して飲み水が飲めることはじめ、日本人がひごろ当り前に思っていることが、中国人から見ればいかに素晴らしいか。彼らにとって日本製品は羨望の的ではないのか。余りにも恵まれ過ぎると、人は有難さが分からなくなる。感謝と言う言葉が日本で死語になった。

新政権の初仕事は、2010年を日本見直し元年にしょうと国民に呼びかけて欲しい。(了)

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