ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

神戸市東灘区老人クラブ連合会総会

2005-05-31 20:24:26 | スケッチ
神戸市東灘区老人クラブ連合会総会にはじめて参加した。

 12時半からの第1部が総会で午後1時半からの第2部は腕自慢、
のど自慢の演芸大会と続いた。
 
 どこでも似たような傾向らしいが会場には男性の姿はすくない。

 総会では型どおり東灘区長が冒頭に挨拶された。
若手の婦人区長で地域では大いに注目されているようだ。

 そのなかで森光子さんが「私は死なないような気がする」と
さるテレビ番組で黒柳徹子さんと大変もりあがっておられた
様子を紹介された。

 最近は元気な老人が増え結構なことであるということを
強調されたかったようだ。

 さらに指摘されたことは、老人会に若年高齢者を
増やしたいという提案だった。

 世間では団かいの世代がいよいよ60歳入りする。
ところが老人会は年寄り臭いからということで
「若い」高齢者は敬遠するのだそうだ。

 演芸大会では歌あり踊りありで元気はつらつ、
とても老人とは思えぬ芸をふんだんに見せてくれた。

 「カトレア合唱団」という名の集まりの団長さんが
2曲演奏のあと突然、 「ここで皆様にお願いがあります」と
かしこまって アナウンスした。

 なにごとかと聞いていると、当の合唱団には
男性が一人しかおらず是非殿方に参加してほしいと
いうPRだということがわかった。

 30以上の出し物が入れ替わりたちかわり演じられたが
いずれも男性は極めてまれ、ほとんどがご婦人で占められて
いた事実を再確認するはめになった。

 老人会のお世話をされているさるご婦人に聞いてみると
殿方は一般的にかさ高く、誘いをかけてもなかなか首を
タテに振ってくれない人が多いと嘆いておられた。

 えらいさんといわれたひとほどボケやすいという話を
よく聞く。

 会社人間の臭みが一端しみ込むと退職したからといって急に
ほぐれた人間になれといわれても所詮無理なのかもしれない。

 ただ、美しく老いるという言葉はご婦人に限らないはずだろう。

 難しい顔をして家にとじこもってばかりいて、『ボケ』予備軍に
なることはないはずだ。

 人間もペットもおなじで、生きとし生けるものボケを避けて
通れない。しかし、ボケを認知症と呼び変えてボケが減るほど
世の中甘くないだろう。

 森光子さんという人は特別なひとかもしれない。

 しかし、一人一人の間尺なりに、限られた人生を
楽しく過ごしたいという思いが、老人クラブの会合に
はじめて出てみて、強まった気がした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

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イベント 入場無料

2005-05-31 09:35:03 | 情報や案内及び雑談
NHK交響楽団との共演が増えてきた、奇跡の二胡奏者≪劉鋒≫さんが、
研究会の発表会を催すことになった。


時 ・・・・6月4日(土)      開場12:30  開演13:00

場所・・・日暮里サニーホール   東京都荒川区東日暮里5-50-5
                     JR山手線日暮里駅徒歩2分
                     電話 03-3807-3211
                      FAX 03-3807-4190
問合せ・・090-4738-0352(矢野まで)


詳しくは、こちらで。


劉鋒(LiuFeng・りゅうふぉん)さんの特徴:

容姿端麗で飛級をする頭脳

性格は子どもみたいに明るい

料理は、プロなみの腕前

カニを食べるのが好き

普段は少食

お酒はぜんぜん飲めない

レッスンはちょっと厳しいかも・・・(笑)



コメント (6)
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仏、EU憲法否決、ユーロ下げるー学校で教えてくれない経済学

2005-05-31 08:38:35 | 経済学
 5月30日、ユーロは、対ドルで、フランスが、EU(欧州連合)憲法
批准国民投票で否決されたことを嫌気して、NY週末の1.2574ドルから
昨年10月来の安値、1.2470ドルへ下げた。

 ユーロは、対円でも、週末の1ユーロ=135.76円から134.64円へ
下げた。

 ドルは、対円では、1ドル=107.93円と週末と変らず。

 フランスが、EU憲法を予想を上回る55%の大差で否決したことで、
EUに対する政治的経済的影響力の低下は避けがたいとの見方から、
EUへの資金的流れに水をさすことも十分考えられる。

 ユーロへあたらしい水(資金)が流れなければ、ユーロ売りの
材料にされるだろう。

 ただ、今回のフランスのEU憲法否決を受けて、ドルに対する
見直し買いがどっと入るかどうかは不透明である。それは
批准「否決」を折り込んで、ここ数週間、ドルは対ユーロで
既に8%上げていたからだ。

 一方、米国経済は、長期金利4%に見られるように
景気先行きに対して、マーケットは必ずしも楽観していない
ことがわかる。

 米国は、短期の目標金利を昨年6月の1%から3%まで引き上げた。
にもかかわらず長期金利は逆に昨年6月に比べて低下した。

 本来短期金利が上がればほぼそお上げ幅に連動して長期金利は
上がる。

 短期金利で2%上げを素直に取り込めば、長期金利は、4%ではなく
5%なり6%であってもおかしくない。

 FRBグリーンスパン議長でさえ謎と指摘する不思議な現象だ。

 ところで、米住宅ローン金利は、長期金利にほぼ連動している。
その住宅ローン金利は昨年お6月の6.29%から今年4月には
5.86%へ低下した。

 米国の住宅販売高は02年から一貫して増加している。
今年4月は、4.5%増、年720万件と米商務省は発表した。

 新規住宅販売件数も132万件と増加を続けている。

 住宅価格(中古)もここ10年右肩上がりで上昇を続けている。
平均的値段で、10年前は一軒14万ドルだったたが24万ドルまで
値上りした。住宅バブルと呼ばれる所以がここにある。

 NYではホテルがマンションに模様替えされ飛ぶように売れて
いると先日テレビニユースでも報じられた。

 一方、米国は5,000億ドルの貿易赤字である。赤字の多くは対中国で
あるとして中国元利上げを米国議会は中国に迫っている。

 しかし、中国には元切り上げの意思は全くなさそうだ。

 せいぜい対ドル固定レートの変動幅を3%か5%拡大するにとどまるとの
見方が多い。その程度の動きであれば実態経済への影響は軽微と見られている。

 米議会では元切り上げがなければ30%近い課徴金をかけると
いきまいている。

 ところがグリーンスパン議長は、人民元を切り上げても米国は
中国以外から輸入がふえ貿易赤字は改善しないと冷静だ。
米スノー財務長官の米議会証言も歯切れが悪い。

 さらに米国は5000億ドルの財政赤字を抱えている。

 ところが中国、日本は米国債をせっせせっせと買いつづけて
穴埋めしてくれるから米国は痛くも痒くもない。

 それやこれやでいつ崩れてもおかしくないドル相場が
奇妙な堅調を維持している背景であろう。

 米国景気も景気失調のシグナルになってもおかしくない
米長期金利低下と米景気を裏で支える米住宅ブームという
奇妙なねじれ現象が米国には並存している。
  
 ユーロは、1999年1月1日に誕生したから現在6歳半である。
その間ユーロ保有は増えつづけて、IMF統計によれば、
世界の中央銀行の外貨ポジションの19.8%を占めている。

 ドルからユーロへの外貨預金のユーロシフトが加速していると
見てきたような話しを吹聴してドル売り材料にされたのは
つい1年前の話である。

 そこへあらたにフランスのEU憲法批准「ノン」の国民投票が出てきた。

 ドル、ユーロ、円さらには人民元もいれて、当面、為替市場の動きには
注目が集まりそうだ。(了)

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