柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エンバーミング施設がもっと欲しいですね

2011年10月27日 | ご遺体のケア
10月24日に亡くなった義母の葬儀は10月30日~31日になります

式場の関係で1週間後になってしましました

安置の時間が長いため、エンバーミングをお願いしました

義母は亡くなる前日まで、普通に過ごしており
体調が悪いとは感じられませんでしたが
エンバーミング施設から、体内の腐敗が早く
処置に時間がかかると連絡がりました

以前に胃に潰瘍があったことを思い出しました
もう3年近くその症状は見られず安心しきっていました

しかし検査の結果から貧血の数値が高く
多分、気づかぬうちに胃の中で出血していたのかもしれません

もとから、心臓の機能が悪く、そのせいもあり腎臓も悪くなっていたようです

そうい考えると
義母の体は生きているころから、あちらこちらに腐敗しやすい原因があったと思います

胃の中には出血があり
腎臓からは尿が排泄されず
心臓も血液を送り出せずにいて

すべての機能が徐々に衰えていったのでしょうね



今日の昼には綺麗になった体で帰ってきます
孫やひ孫たちが大勢でおばあちゃんの顔を触っても大丈夫です

横浜から遠い戸田まで行かないとエンバーミングはできません

この良さを知ったら、もっと多くの人が利用できるのに・・・

施設がないから、利用する価値も広まりにくく
もったいない気がします

人口の多い東京や横浜にエンバーミング施設がもっとできれば
多くの方に知ってもらえるのに
残念ですね


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがりの葬儀屋)
2011-10-28 17:39:04
エンバーミングはやったことがないですが、聞くところによると、5体に1体は蝋人形のようになってしまっていたそうですよ。
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Unknown (shibata)
2011-10-29 22:49:05
そうですか。
私もたくさんの施術を見た訳ではないのですが
どれも、とても綺麗になっていました

エンバーミングの始まった当初は、欧米のエンバーマーが多く、顔の復元などでは、異国人のようになってしまったと聞いたことがあります
また、技術の違いもあるようですね

他所でエンバーミングをしたご遺体のやり直しを依頼された、という話も聞きます

エンバーミングをしてから、出棺までの間に
状態を見にきてくださる施設もあります

私の場合、父も、義母もそれぞれ別の処にお願いをしましたが、両方とも遺体の確認に来ていただきました

いいエンバーミングをしたご遺体を実際に見る機会があるといいですね
家族なら気持ちが安らぎますよ
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