柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

入院患者の声を聞いて・・・

2022年10月06日 | 世の中
2か月以上の入院生活を送っています。
めったにない体験です。
病院は病気やけがの治療を目的としているところなので、規則がキチンと決められています。
患者としては心して守らなければいけない事だと痛感しています。

病棟にはコロナ感染の患者さんも入院してきます。
病棟の一角を隔離して他の方への感染を防いでいて、他の病棟やフロアーには自由に行き来ができません。
外部からの感染を防ぐために面会は禁止で、洗濯ものなどは受付でスタッフさんに託します。

しかし、外来患者のいない時間帯でも売店で買い物もできない不自由さに困惑しています。
ナースステーションで許可を得て、スタッフの付添付きでやっと売店に行けます。
売店は2畳ほどのスペースでたいした品ぞろえもありませんが、「何があるのかな」と見たい気持ちもありますが、入口で品物を受け取ると即、部屋へ戻されます。
病棟には自販機が1台あるのみ
小銭が手元になければ売店で買い物する以外両替の手段はありませんが、やはり同じようにスタッフ同行です。快く付き添ってくれますが、長期の入院となった今、すごい閉塞感です。

週に1回でも、各フロアーに30分位でも売店が出張してくれるような工夫はないのでしょうか。
可動式の棚が1台分だけでも自由に品物が選べて買い物ができたり、欲しい品を注文できたり・・・
一部屋だけでも、たとえ10分位でも家族と面談できる仕切りのある部屋は用意できないでしょうか・・・

入院患者でも外来が混んでいる時間帯にレントゲンや診察を受けに行くことは許されてますが売店には寄れません????
病院内でのマスク着用は全員が守っています。
大声での談笑や、飲食は見かけません。
患者の健康を守るための規制だとしたら、精神的なケアに創意工夫がない気がします。
もう少し患者の声を聞き、心地よい治療空間を作り出すことはできないでしょうか。





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