柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

いつ何が起きても不思議じゃない私達

2021年07月10日 | sibatanoriko?
雨の降りしきる中、友人から電話が入りました。
彼女は2回目のワクチン接種の日です。
朝方、体調が思わしくなく、医院へ電話したら
接種に問題ないと言われたけど不安だから同行してほしい
とのことでした。

車で迎えに行き医院へ。
間もなく笑顔で出てきた友人を見て私も一安心です。

その後、立ち寄った店で事件は起こりました。
友人が突然、気分が悪くなり倒れてしまったのです。

救急車を呼んでいただき緊急搬送。
そのまま、入院しました。

幸いにも病気は大事ではなかったのですが
友人が独り住まいだったので
付添がいなかったら
救急隊の方もお店の方も困ったでしょうし
友人にとっても、自分の体もさることながら
運ばれる先も不明だったので、不安で仕方なかったと思います。

普段は元気でも
身体は確実に老いています。
70歳を過ぎるといつ、何があっても不思議ではありませんね。

後になって友人は
「子供は二人とも遠方に住んでいるけど、
私にはまだまだ時間があるから大丈夫と思っていた。
私にもしものことがったら、子供に何も伝えないままになちゃう」
と気が付いたそうです。

元気だからこそ
子供に自分の先々に起こりうる希望や
死後、不公平にならないように、子供に残すものを
考えて書き示すことができます。

まだ早いの保証はありませんから。

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