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柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

葬儀社のスタッフ研修

2009年10月08日 | 葬祭スタッフ
前の日に葬儀社の社員研修を受けた男性から
翌朝,こんな報告が入りました。
「昨日、研修で習ったことと同じことが起きました」
「夜、食事をしにある店に入ったら満員で
でも、席は空いていたので、入口に立って店員さんが
声をかけてくれるのを、待っていたんです。
でも、忙しそうで誰も声をかけてくれない。
チョット淋しかったし、ガッカリしました。
だから、そこではなく他の店に行きました」

前日の研修で、サービスってどんなことだと思う?
と話しをしたのです。

自分がお客として扱われたと感じるのは
自分の存在を無視されないと感じる時だ。と話したのです。

通夜で式場に見えた会葬者の方に挨拶するのは大きな意味があるのです。

挨拶するときは相手の存在を認めているから出来るのです。
会葬のお客様が何か用事があって、声をかけられた時だけ
ニッコリ微笑んで愛想よくしても
それまで、顔を合わせていても会釈ひとつしなければ
お客様を無視していたことになります。

高級そうな店をチョット覗いてみたくなりました。
店に入ったら、スタッフがカウンターで用事をしてましたが
顔を上げて微笑みながら「いらっしゃいませ。何か御用がありましたら
声をかけて下さい」と言ってくれたら安心します。
「良かった、側に来ないで」と私は思います。
買うつもりはないけど、見てみたいと思っているからです。

でも、そのスタッフがチラッと見ただけで
そのまま用事をし続けたら、きっと居心地の悪さを感じます。
「あなたのことは眼中にない」と態度で示されたようで・・・

葬儀社は接客に力を入れているところが多くありますが
式中の接客だけ教えても意味がありません。
式の30分前も
式が終った後でも
その葬儀社にたまたま立寄った時も
何時でも、挨拶をされたらお客様の気持ちは好意的になります。

ある葬儀社の通夜に行きました。
以前はとても感じが良い葬儀社だったのですが
スタッフの入れ替えがあったのでしょうか
何人ものスタッフとすれ違いますが、皆スタッフ同士で話しながら
歩いていて、誰も私たちに会釈をしません。

一緒にお通夜に行った方は、お客様にいつも接している商店主でした。
その方が一言、言いました。
「ここは挨拶をしないところだね」

立派な式場ですが、付け焼刃だと見抜けてしまいます。

そんなことが無いようにと、いつも研修をします。
研修を受けた方々、どうぞ役立てて下さいね。