遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

スリランカ旅 @キャンディ

2017年11月08日 19時23分12秒 | スリランカ

   旅4日目(9月6日・水)

   朝、ゆっくりとカンダラマのホテルを出発し、
   ダンブッラ石窟寺院見学、マータレーのスパイスガーデンでランチ、
   3時前にはスリランカの古都「キャンディ」に到着。
  

  

  
   歴史的建物の多くが現在も使われている街はレトロな雰囲気!
  

  

  
    今夜は、キャンディアンダンス鑑賞の後「仏歯寺」でプージャー体験、
    キャンディ郊外のホテルに宿泊予定。
 
   夕方まで時間があったので、
   街の中心に位置するクラシックなクイーンズホテル↑でティータイム♪
  
   今も、英国統治時代のような空気感が漂っていて・・・
  
       ↑ レトロなエレベーターやインテリアが楽しい♪
  
   ペラヘラ祭りを見学するには絶好の場所にあるホテルで
   祭りの時期はかなり前から予約でいっぱいだそうです
   
     バー&カフェの隅っこに置かれていた古い時計と洗面台

    紅茶を飲みながらひとやすみして、
    キャンディアンダンスの会場まで湖畔の道を歩いてみましたが、
    残念ながら雨が降っていて、
    遊歩道からの景色を楽しむことはあまりできなかった。
    晴れていたら、さぞ気持ちよくのんびり散歩ができる場所のようですが。

  ※キャンディの歴史
   キャンディの歴史は15世紀に始まる。
   シンハラ王朝は紀元前にアヌラーダプラに最初の都を置いた後、インドからの
   侵入者に追われ南へと遷都を続け(ポロンナルワやクルネーガラ、ガンポラなど)
   1474年にキャンディに移った。周囲を山に囲まれた盆地だったキャンディは、
   その自然が砦の役割を果たし、侵入を阻んだためと思われる。
   が、1505年に植民地支配を始めたポルトガルが侵攻。
   キャンディ王朝はオランダと組んでこれを追放する。
   オランダはキリスト教を広める一方で、仏教も保護したため、
   この時代にキャンディ王朝は栄華を極めた。
   しかし、やがて貿易権を巡りオランダとも対立、今度はイギリスと手を組み
   オランダを追放。しかし、イギリスは王朝に対し強硬政策をとり、
   王朝内の内紛に乗じてキャンディ王朝を1815年に滅ぼし、
   300年以上続いたキャンディ王朝は滅亡。
   これが、シンハラ王朝2000年の歴史の終焉となる。

  ※ キャンディ湖は
   19世紀初め、王朝最後の王スリー・ウィラマ・ラジャシンハにより
   12年かけ造られたもの。
   湖の中央に浮かぶ島は、当時、王室のハーレムだったそうで、
   王宮とはトンネルで繋がっていたという。
   1817年イギリスに屈服後は、この島はイギリス軍の倉庫として使用された。
   湖を一周する遊歩道には並木が植えられ、市民や観光客の憩いの場となっている。
   
 
  お天気さえよければ、のんびりお散歩するのには絶好の場所ですね〜
  
     湖の中央に浮かぶ島 ↑
  
      聖なる動物として白いカメと魚が放されているというけど、、、
      見かけたカメは白くはなかった。。。
  

  湖畔沿いに歩き、キャンディアンダンスを見る会場へ向かいました。
  
    キャンディ芸術協会でキャンディアンダンスを鑑賞
    会場は仏歯寺のすぐ裏にある赤十字の古い建物らしき場所のホール ↓
   
   ドライバーさんが席をとっててくれましたが、すっごくボロい建物
   (母は恐々トイレを借りてしましたが、ここは利用しない方がいいです)
   17:00にスタート(約1時間)、5時前には、ほぼ満席に
      
        キャンディアンダンスの幕開け!
   
      まずは女性が祈りを捧げ始まります ↑プージャの踊り
  
      ベテランらしき男性のドラムなどの打楽器は迫力満点!
   
        若い男性も女性も綺麗だけど、踊りがぎこちない、、、
     
        シンハラ族の戦士の舞 ↑
       
      
        仮面の踊り ↑
   
       

  
        ↑ マユラの踊り (「マユラ=クジャク」は戦いの神の乗り物)
      
   

     
        ↑↓ ヴェスの踊り キャンディアンダンスの真骨頂!(元は悪魔祓いの踊り)
     

       

 

     

     

    
      太鼓のおじさんたちが迫力ありました!
 
   フィナーレ
  
  キャンディアンダンスは、力強い打楽器演奏とともに、
  アクロバティックな動きの多い男性の踊り(雑技団みたい)と、
  キレイで穏やかな女性の踊りが交互に演じられます。
  今回私たちが鑑賞したのは、チョッと、というか、
  かなり雑で大雑把な仕上がりのダンスという印象。
  もともとキャンディアンダンスはこういうものなのか、
  観光用なのか? 

  終了後、ダンサーとの記念撮影も0Kと言われたけど、
  私たちは、さっさと会場を出て、雨の中、歩いて仏歯寺へ。


   ※仏歯寺
   スリランカを代表する仏教寺院。
   シンハラ建築様式の八角形の堂が美しいバランスを持って立っており  
   寺院内部は、岩から削ったブッダ坐像、精密な彫刻が施された石の門、
   濃紺の豪華な唐草模様が描かれた天井などがみられる。
   奉納されている仏歯は、紀元前543年にインドでブッダを火葬した際
   手に入れ、370年にインドのカリンガの王子が、頭髪に隠しセイロンに持ち込み
   アヌラーダプラに奉納したと伝えられている。
   その後、都が移るたびに一緒に運ばれ、1590年キャンディに運ばれ現在に至る。
   キャンディ王スリヤ1世の時代に仏歯を祀る寺院を建て、現在の寺院内部には
   その後の王により新築されたものが残っている。
   スリランカでは仏歯は非常に神聖で重要なものとして敬われ、
   王権者の象徴であり、仏歯のある場所が都とされてきた。
   
   雨の中、18:30に始まるプージャに間に合うよう仏歯寺に入り(靴は脱ぎます)
   ラージャさんの説明を聞きながら、一通り寺院内を見学。
   (プージャは、1日、6:00,11:00,18:30の3回行われる)
   プージャを待つ熱心な大勢の信者に混じって観光客も加わり、凄い熱気。
  仏歯が納められている扉が開くのをじっと並んで待っています ↓
  
    お供えの花々がいっぱい ↑
      
    いよいよ扉が開かれ、順番にお参りが始まります
   
    私が立って待っていた所からは、内部までは見えませんでしたが
  
      人々の祈りの気持ちが伝わる、神聖な雰囲気でした

   仏歯寺を出てから、駐車場まで歩き、郊外のホテルへ。
   今夜はキャンディに一泊。
   明日は、キャンディのマーケットを見る予定、雨が止むといいのですが。
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