遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

契り橋 あきない世傳金と銀 特別巻上

2024年07月15日 10時44分00秒 | 読書

          契り橋   あきない世傳 金と銀 特別巻 上

                         高田郁(著)2023年8月発行

  『あきない世傳 金と銀』シリーズが数年前に完結し、ガッカリしていたところ、

  昨年『特別編』が出版されていたと気づいたのが、迂闊にもつい最近のこと、、、。

  もちろん、喜んで一気読み。で、読み終えたら、もうすでに下巻も出ているでは

  ないですか〜、、、。すっかり油断していた自分を悔やむも、致し方なし。

  遅まきながら、これから下巻を読みます。

  特別編 上巻では、シリーズの主人公ではなく、脇を固めた登場人物たちの心模様

  が、細やかに描かれていました。

  シリーズで、例えば、五十鈴屋の惣次(「幸」の二番目の旦那さん)が、何故、

  どういう経緯で江戸の両替商「井筒屋 三代目 保晴」として登場することに

  なったのか・・・。個人的には疑問に思っていた件でしたが、これが第一話と

  して描かれていました。

  特別編も、相変わらず期待に違わぬ、人間の矜持、情、優しさが描かれており

  楽しく読みました。

     わがまま母

 — 角川 本書内容紹介文 — 

 シリーズを彩ったさまざまな登場人物たちのうち、四人を各編の主役に据えた短編集。

 五鈴屋を出奔した惣次が、如何にして井筒屋三代目保晴となったのかを描いた「風を抱く」。

 生真面目な佐助の、恋の今昔に纏わる「はた結び」。

 老いを自覚し、どう生きるか悩むお竹の「百代の過客」。

 あのひとに対する、賢輔の長きに亘る秘めた想いの行方を描く「契り橋」。

 商い一筋、ひたむきに懸命に生きてきたひとびとの、切なくとも幸せに至る物語の開幕。

 まずは上巻の登場です!

  

  

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