遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

リスボン @ジェロニモス修道院

2018年09月19日 17時31分04秒 | ポルトガル 2018年9月

    リスボン2日目 午後 (ベレン地区)

   ベレン地区、ベレンの塔→発見のモニュメントと歩き、いよいよ
   回廊を歩いて見るのが楽しみだったジェロニモス修道院の観光。
   この日は日曜日だったので、午前中はミサが行われており、、
   教会内には入れず、午後から入場解放となったため、
   午後になり、どっと観光客(我々も含め)が押し寄せてきてました。
  
  とにかく巨大な世界遺産の修道院の全景
   
     向かって右手側に教会、有名な修道院の回廊は教会の奥
     (現在は、西門の左側は、海洋博物館と考古学博物館として利用)
   
    教会の南門は1518年に造られた古いもの ↓ 繊細な彫刻が華麗
   
       スペイン人「ジョアン・デ・カスティーリョ」の作
  
     聖母マリア像を中心に24人の聖人や高位聖職者の像が据えられ
     門の中央に立っているのがエンリケ航海王子像(扉の間)
     (ほとんど見えないけど)
   ぞろぞろと西門に人が集まり、わー、順番待ちがすご〜い。。。
   (西門は19世紀、西棟とつなぐ壁に覆われ外部からは見えない)
  
   観光客は西門部分 ↑ から入場するため並びます
   
    我々はその横を失礼してスイスイ、、、申し訳ない感じ
  
  まずはじめに見学したのは「サンタ・マリア教会」
  
     
    
    天に向かって高くそびえる柱は、ヤシの木を模したと言われ
    海をモチーフにした模様が刻まれている
      
  教会に入り左側には、インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマの棺、
  そして、右側には、その偉業を一大叙事詩として歌い上げた
  ポルトガル最大の詩人、ルイス・デ・カモンイスの棺がありました。
   バスコ・ダ・ガマの棺 ↓
   
    棺中央にはカラベル船が彫られている ↓
  
      カモンイスの棺↓
  
    
    
        マリア像↑布の衣装を纏っているのは珍しい、、、
    
   一番奥の内陣 ↓
   
     祭壇飾り板は宮廷画家ローレンソの作。
     左側にマヌエル1世と王妃マリア、右側に息子のジョアン3世と王妃の棺↓
   
     棺を支えているはインド象とか、、、インド航路を開拓したからね〜

   (後方上段の聖歌隊席の前には、磔刑のキリスト像が空中に掲げられていて印象的
    でしたが、残念ながら写真撮り忘れ)
   ・・・と思っていたら、娘がかろうじて後ろ姿のお写真を撮っていたそうで、、、
   それが、こちらです ↓
   

   暗い教会内を見てまわり、急に明るい場所に出た!と思ったら、
   そこが修道院の回廊 驚き!
   わーい、とシャター押す母
  
   おっといけない、まだK子さんの熱い説明はつづきますよ・・・
  修道院の食堂↓(建設当時は修道士たちの共同室として使用されていた)に入り、
   
    
   アズレージョに描かれている逸話について詳しく語ってくれました 
   
     この絵の人物がジェロニモス ↓
 
   一連のアズレージョに描かれているのは、小麦(=命)にまつわる話で、
   兄たちに陥れられ、捉えられ奴隷になった弟が、
   飢饉の時に皆を救い、最後は兄たちも許す、、、というお話
  
  
   
 
       
   さ〜、ここからは自由時間!とはいえ、わずか30分(しかもトイレタイムを含め)
   急いで見て回り写真撮らなくちゃ、、、

   ☆ジェロニモス修道院☆  (世界遺産)
    エンリケ航海王子とバスコ・ダ・ガマの偉業を讃え、また新天地開拓へと
    乗り出していく航海の安全を祈願して、マヌエル1世が1502年に着工。
    海外からもたらされた富をつぎ込み、約1世紀をかけて完成した。
    マヌエル様式を代表する壮麗な修道院は、まさに大航海時代の栄華を反映させた
    ポルトガル海洋王国の記念碑と言える。

   
     観光客もぞくぞく増えてるし、みんな撮りたいアングルは同じようで
     納得の一枚を撮るのは至難の技ですよ。。。
     
  
   ※ マヌエル様式とは?
      ポルトガル独特の装飾様式で、天球儀、鎖、縄の結び、サンゴや
      ヤシの木など、大航海時代に関連したものがモチーフとなっている。
      このジェロニモス修道院の他、ベレンの塔や中西部のトマールの
      キリスト修道院などが有名だが、国内の様々な建造物に見られる。
     
   
     回廊の一階はフランス人建設家ポイタック、二階は彼の死後引き継いだ
     ジョアン•デ・カステーリョが手がけた。
     完成度の高さからマヌエル様式の最高傑作といわれる。
  
       一階のデザインの方がスッキリ、洗練されてる気がするなぁ・・・
     
  
   大急ぎで二階への階段を走って登る・・・ゼイゼイ
  
     窓から身を乗り出す子供達を撮るパパ ↑ かわいい♪
     
   
      ↑ 回廊二階から教会方向を見る
  
      名残り惜しいことかぎりなし、止むを得ずこの後、母はトイレに並び、
      娘はギフトショップへ、、、また私たち母娘が最後か、、、
      急いで修道院をでて、集合場所の🅿️まで娘とダッシュ
      なんとか間に合い、バスに乗ってリスボン市内へ。

     蛇足ですが、
     母が急ぎ足で回廊を見て回り、トイレに並んでた30分という短い自由時間に、
     修道院から走って、ナタの有名店「パスティス・デ・ベレン」の行列に並び、
     「パステル・デ・ナタ」を買い、バスに戻ってきたという、同グループに
     強者の女性がいた、と後で知り、吃驚!
     恐るべし! スウィーツ愛

      つづく
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