ポルトガル3日目(9月3日・月曜日)
リスボン3日目のスケジュールは
午前中にオビドス散策→リスボンに戻りランチ→フリータイム→ファドディナー(夜)
まずは恒例の娘の朝ごはん
8:30 ホテルで朝食の後、オビドスに向かいバスで出発。
↑ リスボン市内で見かけた闘牛場(車窓より)
スペインの闘牛場とは趣が異なり、おとぎ話に出てきそうな建物
↑ 郊外には、おなじみの大型家具店、、、
オビドスまでは81㎞、所要時間1時間30分とのこと。
窓から見える緑の畑 ↓
丘の上には古風な風車↓
こちらは現代の風車 ↓
朝早めに移動したからか月曜日のせいか、村の入り口まで1時間チョットで到着。
城壁の外には水道橋も ↓
※ オビドス
城壁に囲まれたオビドスは「谷間の真珠」と呼ばれ絵のように可愛らしい町で
色とりどりの花が軒先を彩る。(人口はわずか800人位)
町の歴史は、ローマ時代に遡り、海からの敵の侵入を防ぐため、砦が築かれた
ことに遡る。イスラム教徒に征服された後、
1148年にアルフォンソ・エンリケスによりムーア人支配が終わり、町は再建
された。
1282年にディニス王がオビドスを訪れ、すっかり魅了された王妃イザベルに
町を贈り、以後 1834年までオビドスは代々の王妃の直轄地となった。
— 地球の歩き方—より
我々が着いた時間には、町の入り口西門前の駐車場はガラガラに空いていて快適。
町へ入る門、“ポルタ・ダ・ヴィラ”(イスラム時代に造られた町のメインゲート)へ。
敵の侵入を防ぐため二重のジグザグ構造になっていて、アーチ形の内側は、
18世紀のアズレージョで覆われている、はずでしたが・・・
ここがオビドスの観光の目玉の一つなのですが、修理中らしく、
青いシートに覆われていて、見る事叶わず、残念でした
さあ、ここから1時間30分の自由散策タイム・・・
グループの皆さんは、ガイドさんと一緒に一番奥にある展望スポット目指し歩いて
行かれましたが、母と娘は門の横手にある急な階段を上がって城壁の上へ。
階段は、かなり高さがあり崩れかかっているので、足元気をつけないと!
でも、登れば、町を取り囲む城壁や水道橋、レンガ色の屋根の家々が一望できて
素敵な景色が堪能できます
ガイドブックの写真で見る景色そのままだわ・・・
城壁の上、最初は塀もあり安心ですが
徐々に狭くなり手すりもなく危ない場所も・・・
ニョッキリ飛び出てるのは母の足、城壁の間から下を見下ろしてます
ほんとこじんまりしてかわいらしい
通りの突き当たり奥には「ポサーダ・カステロ・オビドス」が
城壁の下に見えます
(このポサーダはオビドスの町や近隣の景色を見渡せるので人気が高く、
ここに宿泊するツアーもありますね)
城壁の上を歩き始めたけど、
後ろから元気なフランス人のおばさんたちがガンガン迫ってきて、、、
手すりもなく足元が不安なため、母は途中リタイヤ
娘も母に付き合ってリタイヤ
ほんとは↓あそこまでは行ってみたかったね、、、
止むを得ず、城壁から降りてきました
壁には謎のディスプレイ
はじめは虫かと思った。。。
メインストリート「ディレイタ通り」を歩きます
土産物屋さんもまだ開店準備の途中、、、観光客も少なく静か
入って見ると、案外、シャレたお土産やさんもあります
この後、徐々に観光客がボチボチ増えてきました、、、
カフェも準備中で、
名物「ジンジャ」の立ち飲み↓だけが、数軒営業開始・・・
こんな感じのお店がチョコチョコあります
娘、一軒づつのぞいては、飲みたがり、なかなか前に進めず
まだ10時ですよ〜
白壁に紫色が鮮やかでキレイ
同じ白壁の町でもミハスに較べて、随分優しい感じ♪
ポルトガルの名産品が大体オビドスの土産物店で揃う感じ (笑)
↑ 名物「ガロ」(幸運を呼ぶ鶏と伝わる置物)も沢山並んでるし
買いませんでしたが
ファドやポルトガルポップスのCDが揃ってるという店
おお〜、馬車がきました・・・
狭い道を二頭立ての馬車が通る
サンタ・マリア広場↓(奥に見えるのが「サンタ・マリア教会」)町の中心かな
↑この石の棒は「ペロリーニョ」(罪人のさらし柱)と言い、
昔、見せしめのためカゴに入れられた罪人が吊されていたそう
サンタ・マリア広場の先で、ファドの演奏 ↓
ギターも歌もお上手でしたが、先を急ぐので、、、失礼
↑かわいらしい三叉路
通りの突き当たりに建つのが「サンティアゴ教会」↓
ここを右手に曲がり、少し上ると展望スポットらしいので行ってみた
上まで登らなかったので、城壁の上の方が眺望は良かったかな・・・
さてさて、早足で通りまでおり、
とにかく、娘のミッション「ジンジャ」を飲まなくては(笑)
が、香ばしい匂いに娘の足が止まる・・・
手作りパンとお菓子の店に吸い込まれ、出てこない。。。あらあら・・・
待つことしばし、焼きたて熱々のナタ(エッグ・タルト)手に出てきました
カワイイ土産物が並んでいます
リスボンの市電のオモチャ↓ レトロ感がいいね
焼き物もポルトガルの名産品です
もちろん、コルク製品も有名!
(母はリスボンで自分用土産にコルクバッグを狙ってます)
いよいよ、ジンジャ・タイム!
ここ良さそうじゃない?とトライした店で
ダークチョコとホワイトチョコのカップがあり、
お兄さんにお薦めを聞いたらダークチョコだっていうので♪
「美味しい〜・・・」母娘とも気に入りました
英語と日本語、片言の会話をし、いい人だったので「この椅子でナタも食べていいか?」と
聞いたら「もちろんOK!」と、皿とナプキンまで貸してくれました。
このナタが今回の旅行中で一番美味しかった!焼きたてだったから?
このサイズを娘が自分用に購入(大瓶を勧められたけど重いので断念)
他に、友人用にチョコカップ付きの小さいサイズも、、、
美味しかったので、母も買えば良かった、、、と後悔。
私たちが座り飲み始めたら、続々とこの店にお客が立ち止まり、貢献したかも
時間がない!さあ、大急ぎで駐車場まで戻らなくては!
窓のレースもカワイイんだけど、、、
早足で通り過ぎ、
ポルタ・ダ・ヴィラの中で打楽器演奏する女性↓を横目に
集合場所へ一目散!ふううう、無事バスに乗車。
時間がなくなり、小さな町の一本の通りしか歩けなかったのですが、
娘は念願のジンジャを飲み、中瓶と小瓶を買えたし、町はカワイイし、、、
田舎の町を歩き、のどかな気分になれてよかったです
この後は、リスボン市内に戻りバイシャ地区でランチ。
ランチの後は、母がとても楽しみにしてたリスボン・フリータイム
つづく