晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

松阪史跡ウオ-ク(3)

2017-12-09 23:44:20 | ウオーキング
     
     最後は松阪城跡周辺です。

     

     
     松阪は戦国時代、蒲生氏郷によって開かれました。
     近江の国、日野に生まれたキリシタン大名。
     29歳で城主として松阪に行き、見事な手腕で
     松阪城の築城と城下町の整備を行いました。


     

     
     猛将として名を馳せた蒲生氏郷は、豊臣秀吉より
     12万石を与えられ松阪城を築きました。

     
     のちに会津若松82万石の太守となりました。   
     

     
     立派な石垣は松阪のシンボル的な存在。
     春には桜や藤、夏は新緑、秋には紅葉が石垣を彩ります。

     
     城跡の上に立つと城下町の面影を残す町並みが一望できます。
     
     
     
     そして目の下に見えるのが御城番屋敷(ごじょうばんやしき)です。

     
     御城番屋敷(ごじょうばんやしき)。
     松阪は、紀州藩に属し、松阪城代役所をはじめとする
     出先機関が置かれました。
     御城番屋敷は松阪城の警備を任務とする紀州藩士と
     その家族の住居として建てられました。
     

     
     城跡を降りて御城番屋敷へ行きます。
     
     
     土蔵(三重県指定文化財)。
     
     
     
     松阪城搦め手から続く小道を挟んで東西に、
     東棟10戸、西棟9戸が並び残る。
     東棟は桁行90.9mの平屋、南北は切り妻造り。
     西棟は桁行83.6mの平屋、北面は切妻造り、南面は入母屋造り。
     いずれも瓦葺き、裏面に角家が付いている。


     

     
     屋敷は今も子孫の方々が維持管理し、借家として利用されています。
     松阪市はこのうちの一戸を借り受け、修復整備して
     一般に公開しているので入ってみました。
     案外広いです。




     

           
          各棟は一戸当たり間口5間・奥行5間が基準。
          家を取り囲む槙の生け垣や前庭、上がり框のある玄関、
          畑地など整然と立ち並んでいる。
          
     
     



     
     次は松阪神社へ行きます。

     
     蒲生氏郷が松阪城を築いて以来城の鎮守神として
     代々の城主が信仰してきました。
    

     
     ちょうど七五三で賑わっていました。

     
     本居宣長の宮。
     本居宣長(もとおりのりなが)、18世紀の日本古典研究家。
     松坂の木綿商の家に生まれるが医者になる。
     医業の傍ら「源氏物語」など言葉や日本の古典を講義した。
     また歴史書「古事記」を研究し、35年をかけて
     「古事記伝」44巻を執筆した。


     
     石造りの駅鈴。
     鈴と山桜をこよなく愛し、書斎を「鈴屋」と呼び、
     山室山にある奥墓には山桜が植えられている。



     昭和30年に建てられた歌碑。
     「しきしまの やまとこころを人とはば あさひににほう 山さくらはな」
     宣長さんの一番有名な和歌が刻まれています。
     



     松阪駅の近くまで戻ってきました。
     昼ごはんの「モ-太郎弁当」のお店で松坂牛のしぐれ煮を買いました。


     
     駅前の可愛らしい松坂牛像。

     
     夕日が差す駅前に戻ってきました。

     
     16時27分発の電車で大阪に戻ります。
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1 コメント

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蒲生氏郷の松阪 (上村惟允)
2017-12-12 18:24:54
氏郷は信長の3女冬姫と結婚。後、秀吉から伊勢松坂12万石を与えれ大坂の坂の字を許可されて松坂としたそうです。会津に移って黒川と呼ばれていた城下を若松と改めたといわれています。松坂と同様に松が好きだったようです。ただ大身になりましたが政治から遠ざけられたようです。
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