晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

2月24日~27日 第2回入院(左目) 

2007-03-01 10:48:56 | 健康

24日再入院、今度は前回の隣の776号室。
6人部屋だが部屋が変わると雰囲気もぜんぜん違う、誰もあまり話しかけてこない。
ベッドが入り口の側だったので前回隣の部屋で一緒だった仲間がいろいろ話に来る。

手持ち無沙汰なのでこちらから話しかけて情報収集する。
左隣は昨日入院した52歳の鉄筋工、腕に小さな刺青があり住之江の競艇場の近くに住んでいる。
以前に交通事故で左目の横を怪我し慶応病院の形成で額の皮を移植する手術をしているらしい、
「慶応病院なら裕次郎も入院してた病院だね」と言ったら丁度一緒の時に入院していたなどと調子に
乗ってくる。
今回は白内障の手術だが水晶体が固まって石の様になっているのを摘出するそうだ。

その奥隣は73歳、「若く見えますね」といったら照れていたが堺の病院で白内障の手術をし右目はよく
見えるようになり続いて左目を手術したが術後に網膜剥離の恐れがあるといわれ転院して来たそうだ。

その対面は和泉市の山奥から来ている60歳、飲み屋をやっていて客と一緒になって毎晩飲んでいる
うちに糖尿病になり視神経がやられその手術で入院。
手術は既に終わっていて経過を見て退院の予定。

今回は勝手が分っているのでテレビを見たりラジオを聴いたり本を読んだりして時間を過ごした。

25日は外出して家に帰り、ラグビー日本選手権決勝をテレビで見て風呂に入って夕方病院へ戻った。


この建物のいちばん右端の上から5段目の病室(木の影になって見えない)に入院している。

26日手術日、午前中閑なので対面の2人に話しかけた。
1人はまだ30歳台白内障の手術をしたがアトピーのためもうしばらく入院して様子を見ていることが分った。

も一人は50歳台、緑内障で眼圧を抑えるバイパスを作る手術で左目は先週に終わり、今週右目をする予定。
パソコンを持ち込んでなにやら仕事をしているようだが看護師に見付かっては止め、またコッソリとはじめ違う
看護師に見付かっては止めしている。

昼飯は食べられない。
閑なので右目と左目を交互に手で隠して見え具合を何度も比較する。
右目は本当にバッチリとよく見える。
左目は右目より視力はあり右目のように霞んでもいないが景色は薄墨を塗ったように暗い。
これが右目と同じようにバッチリ見えるようになったら素晴らしいと期待は膨らむ。

12時半隣の鉄筋工が手術室へ行く、2時間ほど経って無事手術を終わって戻って来た。
私にはまだお呼びがかからない。
瞳孔を開く点眼は15分おき、30分おきから1時間おきになり充分に開いていて眩しい。

前回同様7Fから4Fへエレベーターで降り3時45分やっと手術室のベッドに寝転がる。
私のベッドは簡単な小型ベッドだが、全身麻酔の人は大きながっしりしたベッドに乗っている。
眼科の手術室は全部で10室以上あるそうだ。

手術は前回同様の手順で順調に始まった。
血圧計が5分おきに膨らんで血圧を測っている5回膨らんだから25分経過した、そろそろレンズが入り
そうだなと感じた時、医師が「あれっ」と小さな声を出した。
続いて「外れた、何でや」と、も一人の助手に訊いている。
何か手違いがあったのかな、チョット心配になって来た。
どうやら眼内レンズがうまく挿入できないようだ。
助手の医師が「電話して代わりを持ってきてもらいましょう」
「HOYAの何番」とかレンズの番号を連絡している。
「既製のレンズらしいがうまくスペアがあるのかな、間違ったレンズを入れられるのではないのか」
とまた心配になって来たが声を出して訊くわけには行かない。
レンズが届くまでの間、医師と助手が話している「こんなことあった?」「ここまで10分、いいペースで
来てたのにな」、眼内レンズを調整するバネが外れてしまったようだ。
菅原医師が「手術は大丈夫、うまく行ってますから」と声をかけてきた。
眼内レンズを取り出したままスペアが届くのを待っているようだ。
レンズが届きあらためて挿入を始めたが少し勝手が違ったのか挿入に時間がかかった。
「手術無事終わりましたよ」と云ったあと目の周りに軟膏薬らしいものを一杯塗っている。
目にガーゼを貼られ蓋をされて手術室を出た。
手術室に入って約1時間前回より少し長くかかった。
あとは明日の朝の結果待ち、9時半に寝てしまった。

明け方4時過ぎに目が覚めた眠れないのでラジオを点けラジオ深夜便を聴くなかなか面白い。
6時看護師がカーテンを開け起床。
左目のガーゼを外した。目の周りに血の塊がこびりついているのを拭き取ってくれた。
なんだこれは目の前がぼやけてよく見えない、今までガーゼで抑えていたから暫くしたら馴れて見えて
くるのかと思い目をパチパチしてみる。
薄墨を塗ったような暗さは少しよくなっているが右目程のハッキリした明るさはない。
ガックリだ。
焦点の合わないのは眼鏡で多少は調整出来るかもしれないが明るさはどうしようもないだろう。
8時半からの教授回診の前に医師が「どうですか」と病室まで来たが「あかんわ、手術前より見え
にくくなった」と言ったら「徐々に見えるようになってきます」と言って戻ってしまった。
11時半次回3月2日の診察を予約し入院代を支払って退院、フラフラ歩きながら家に帰った。
コメント (1)
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