さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

「親友対決」は1-0ドロー 放送は来月18日!

2020-10-27 08:18:46 | 関東ボクシング



昨夜、比嘉大吾再起二戦目、移籍初戦が行われましたが、堤聖也と1-0のドローだったそうです。
ゴッドレフトトーナメント、実質優勝者である技巧派の堤が相手、簡単にはいかないだろうが、やはり比嘉が勝つのでは、と思っていましたが、こういう結果でした。

アマチュア時代から親交のある者同士の対戦、というドラマの側面もあって注目されていましたが、それを抜きにしても、やはり堤聖也の技巧派としての実力は、改めてクローズアップされるべきものでしょう。
強打のホープ中嶋一輝に判定で勝ち、次に元世界王者比嘉とドロー、となれば、日本のトップホープと見做されるべきところです。
実際の結果が、妙にねじ曲げられてしまったので、そうはなっていませんが、実質的には。


どんな内容だったか、早く見てみたいと思うんですが、関東ローカルであることは仕方ないにせよ、その録画放送が来月18日、というのは、なんというかもう。
海外の試合なら「船便でフィルム運ぶんか」「三菱ダイヤモンドサッカーか」と突っ込むところですが、何しろ国内、それも東京の真ん中でやった試合で「このザマ」です。

ここまでコンテンツとしての評価が低いのか、もう放送する方も義理か惰性のレベルなんやろうな、と、あれこれ考えると暗くなってしまいますが...ここまで落ちたら、いっそ放送止めて、YouTubeで流せよ、と思ってしまいますね。



と、話戻して、やはりコロナの影響で、海外から適当な噛ませさんを呼べない故に組まれたカードなんでしょうが、それ故に堤のような、不遇の選手に脚光が当たった、それは喜ばしいことですね。
なかなか開催されない日本バンタム級タイトルマッチ(予定出てましたっけ)が早く行われ、その勝者や、上位陣がそれを争奪する、本来の形に戻ったら、その中に比嘉や堤の名前を見たいものです。
そして、さらにいうなら、再戦による決着も。



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ということで、一曲。
AC/DC “Shot In The Dark” です。









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2 コメント

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Unknown (海の猫)
2020-10-27 10:15:16
比嘉にフライ時代のような圧倒的なパワーがなければ、堤が勝つと思ってました。技量面、戦略面で堤(と石原トレーナー)の方が上だと思ったので。試合を見ないと何とも言えませんが、ドローということは、自分が思ってるより比嘉はバンタムで「戦える」のかもしれません。

フライでの比嘉のボクシングは、パワーの優位性が「前提」のひどく偏ったものに見えました。それ前提の戦い方は上手いのですが(プレッシャーのかけ方、相手を追いつめての連打など)、それ以外はあまり練習していないのでは?と思えるほど拙い部分を見せることがあり。それで勝ち続けられるなら問題ありませんが、肝心のパワーの優位性を過度な減量により無理矢理階級を下げることで得ているように見えました。これでは階級を上げて優位性が目減りしたら厳しくなりますし、かといって上げなければやがて減量が限界に来る。この先どうするのだろうと。しかも試合を重ねるごとに身体は大きくなり、戦い方がさらに偏っていく。自分にはトレーナーがおかしいとしか思えず。
ので、自分は野木トレーナーとのコンビ復活を素直に喜べませんでした。今回の試合後のコメントも「手数を倍出せば倒せた」「比嘉はKOが宿命」、自分にはちょっと理解出来ません。バンタムで「世界」を目指すなら、野木氏とは別にボクシングのトレーナーをつけた方がいいと思うのですが、そういう話にはならないのでしょうね。
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コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2020-10-28 20:44:41
>海の猫さん

フライ級時代から、攻撃的姿勢とコンビネーションの組み立てに秀でているが、オールKO勝ちを想起させるほどの強打者でもないかな、とは思っていました。あくまで印象の話ですが。しかし、その見立ては厳しいものですね。
以前の比嘉は、実際の試合で勝っているからどうとも言えない部分もありますが、世界のタイトルホルダーとして通じる一歩手前の選手かなあ、と思って見ていた部分もありますね。動けてそこそこ打てる選手との対戦がないまま、王座奪取を成したという。ファン・エルナンデスが好調なら、そこで疑問に対する答えが見られたかもしれませんが。
野木トレーナーとのコンビ、どう評価するかは難しいですね。体幹トレーニングに重きを置く選手の増加が、イコール、タイトルホルダー増加の要因だという意見がありますが、体重調整に影響するものであれば問題でしょうね。何しろ、今回の試合は堤の健闘をも含めて、早く見てみたいものです。


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