さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

PBC+Amazon第一弾発表 チューvsサーマン、アンダーも充実

2024-01-28 00:01:33 | 海外ボクシング




今日はDAZNでハイメ・ムンギアvsジョン・ライダーに、日本にも絡みがあるか無いか?WBOミニマム級タイトルマッチ、オスカル・コラーゾvsレイネリス・グティエレスもあり、アンダーにはスーパーバンタム級のWBC2位、デビッド・ピカソも出ます。
日本のボクサーがどえらい試合を重ねた一週間を経て、まあのんびり見よか...なんて思っていますが、考えたら贅沢な話ではありますね。
なんだかんだ、主要な試合をライブで見るのが当たり前になっています。


そんな中、先日発表されたのが、ショウタイムの放送終了後、AmazonPrimeVideoでの配信に移行することが決まったPBCの、Amazon第一弾。






メインイベントは、ダウン・アンダーからジェフ・フェネク、そして父コンスタンチン以上のスターボクサー誕生か、と期待がかかるティム・チューと、元王者キース・サーマンの一戦。
その素質、実力はスーパースター候補として認められたサーマンですが、マニー・パッキャオに敗れた後、マリオ・バリオス戦からまたブランク作って、なんだかんだ25ヶ月とか。
新進の王者に対し、そろそろ始末つけんとな、という感じもあるかつてのスターが挑む一戦ですね。
普通ならチューが勢いで上回るはずですが、サーマンの現状が、もしかつての状態と変わらないなら、凄い試合になるかもしれません。


そしてアンダーがなかなか...こちらの記事に詳しいですが、ジャーボンテイ・デービスとの強打戦に敗れたローランド・ロメロが、闘犬イサック・クルスと。強打同士の激突ですね。
そしてこれは微妙というのか、WBAミドル級の指名試合ながら、不人気で?興行されなかったエリスランディ・ララvsマイケル・ゼラファ戦も。
あとは闘う摩天楼ことセバスチャン・フンドラも再起戦に登場。


AmazonPrimeが、どういう姿勢で、どの程度の熱意でPBCを、ボクシングを扱うのかなと思っていましたが、最初だから、というのを込みにしても、なかなかの力の入れようではないかと感じます。
DAZNとサウジアラビア娯楽庁のタッグが、従来では組めなかった試合をどんどん組むで、というのと、ある意味似たような勢いというか。

おそらくショウタイム以上の条件が出たからこそ、あれこれ組めるのでしょう。
それはメインカードだけでなく、アンダーの試合にも、程度の差こそあれ同じなのではないかと。
ララvsゼラファというのは、従来なら引き受け手がいなかったらしいカードですが、それも実現してしまうわけですから。


それ以外の部分については、まだこれから色々と見えてくるのかもしれません。
気になるのは二点あり、従来の、選手育成段階にある試合、カードについて、Amazonがどういう扱いをするのか、しないのか。
日本だと、はっきりと「上澄み」を掬うだけ、という姿勢は鮮明ですが、それではPBCも困ることでしょうし。


もうひとつは、日本でも、AmazonPrimeでライブ配信が見られるのかどうか、ですね。
一番ありそうな事態としては、ライブ配信は見られるが、英語実況のまま、つまり素材のままで流す。
そのうち、WOWOWエキサイトマッチで録画放送されるカードがいくつかある、という形です。その割合はDAZNの試合よりは多いかもしれません。

一番良いのは、AmazonPrimeでライブ配信が見られ、それに日本語のコメンタリーがつく、という形です。
もちろん全部は無理でも、重要な試合には必ず、という。
一番悪いのは、日本ではAmazonPrimeVideoでの配信なし、というパターンですが...何か、これはこれで、ありそうで怖いですけども。


何しろ、いよいよ動き出すわけですから、日本における海外ボクシングの視聴も、色々と棲み分けがはっきりしてくることでしょう。はてさて。


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