さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

大変だけど楽しい週末 WOWOW&DAZN、二週連続でライブ配信

2021-11-18 08:18:00 | 海外ボクシング




昨日の豪州決戦は、井上岳志が大差の判定負けを喫したとのこと。
映像は見られませんでしたが「バレさん」こと細川バレンタインさんはライブで見ていたようですね。







やはり、パワーの差だったかなあ、という想像をします。
ティム・チュー、直近の試合では、一回り上半身が分厚くなっていたように見えました。それによって損なわれるものもあるか、と逆に思うくらいでしたが。
何にせよ、井上岳志には厳しい試練、世界の壁ということでしょうか。
しかしこのクラスで、ハイメ・ムンギア戦に続き、世界上位に再び挑んだことは、それ自体が貴重ですし、堂々たる挑戦を闘い終えたことに拍手したいという気持ちです。



さて、海外の試合についてですが、この週末と来週末、WOWOWオンデマンドとDAZNにおいて、ライブ配信が二週連続で重なります。
本当に昔を思えば夢のような話ですが、これだけ続いて、しかも重なる日もあると、嬉しい悲鳴ですね。


まず明後日、20日。土曜日、午前10時からDAZN。日曜ではないんですね。現地金曜夜の興行か。
WBOミドル級タイトルマッチ、デメトリアス・アンドラーデvsジェイソン・クイグリー。
挑戦者は一時、村田諒太との対戦話もあった人。はっきり言って「担がれた」感ありありでしたが、実力はいかに。

アンダーのムロジョン・アフダマリエフは、岩佐亮佑戦以降、やっと試合が決まったが、ロニー・リオスのコロナ感染により挑戦者がホセ・ベラスケスに変更。残念。
それよりフリオ・セサール・マルチネスと、マックウィリアムス・アローヨの強打対決が要注目。マルチネスは強いですが、ドーピング疑惑に加え、試合ごとに波があるところも最近はほの見える。はてさて。


次はその翌日、21日、日曜午前10時からWOWOWオンデマンド。
WBOウェルター級タイトルマッチ、テレンス・クロフォードvsショーン・ポーター。
知らんかったんですが、親友対決なんだそうですね。
アンダーにはロンドン五輪決勝で村田諒太に惜敗したエスキバ・ファルカン、そして村田とプロで一勝一敗のアッサン・エンダムも出場。いっそ直接対戦すれば良いのに、と思ったりも。


で、翌週は28日、日曜日。開始時間は違いますが、おそらく「被り」ます。

午前10時からDAZN。世界ライト級タイトルマッチ、テオフィモ・ロペスvsジョージ・カンボソス。
やっと実現です。ロペス、要らん足踏みを経て、ライト級で良いコンディションを作れるか。ちょっと不安も。

アンダーではアジンガ・フジレvs尾川堅一。「南アの黄金」相手に、尾川が右ストレート狙いで突撃、という試合になる?
何しろ、こういう試合がライブで見られるんですから、有り難い限りです。


そして同日、正午頃から。WOWOWオンデマンドでWBC・WBOスーパーバンタム級タイトルマッチ、ブランドン・フィゲロアvsスティーブン・フルトン。
これぞ水と油の激突、という感じもあるが、どちらもそれぞれに自分なりの「理」を持っている者同士でもあり。

アンダーに勅使河原弘晶が出るのでは、という話もありましたが、これは12月以降、他の興行にスライド?した模様。



これに加え、国内では27日土曜日夕刻から、日本フェザー級タイトルマッチ、丸田陽七太vs日野僚戦のライブ配信も。
セミでは渡部大介vs阿部麗也戦もあり。これ、メインで通りますよね。
PPV購入はZAIKOと、BoxingRaiseの双方で出来ます。一応ZAIKOのリンクを。私はRaise会員なので、2000円です。








以前も少し触れましたが、12月に入っても色々続きます。
WOWOWはデービス、ドネア、カシメロにロマチェンコvsコミーとありますが、DAZNもヘイニーvsジョジョ・ディアスがあり、またあれこれと大変です。
12月5日は府立に行こうか行くまいか、悩ましいところでもあり...ゴニョゴニョ。



何しろ大変ですが楽しい週末が続きます。ただ、全部が全部、TVの前に張り付いていられるわけもなく。
特に不便なのはWOWOWの方。毎週月曜夜9時からのTV放送枠で流すため、オンデマンド視聴は一発勝負、アーカイブが置かれるのは月曜のTV放送のあとになります。
基本的にはWOWOWオンデマンドを見て、アーカイブが置かれるDAZNを後から見る、という選択をすることになりますが、ことによっては月曜まで見られないこともあり得ます。
WOWOWはどうしても、TV放送と平行しての配信ですんで、配信専門のDAZNとの差が、この辺に出ます。
まあ、こればかりは、仕方ないところかもしれませんが。



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5 コメント

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Unknown (アラフォーファン)
2021-11-18 15:31:43
拳論で、ハイライトが上がってますね。井上さんがムンギア戦後、効かせるパンチの習得や、身体の強化、またその使い方の強化に努めて来たのはボクシングマガジンで何度か見ましたが、それでもチューに押されて、あらゆる面で負けたのは厳しいですね。その時々のパンチの取捨選択が早く的確なチューと、どうしても一瞬見る井上さんに差がありました。
とはいえ、実質世界戦で、アウェイで勇姿を見せてくれた井上さんには拍手です。最後まで立ち続けた分、ダメージもあるはずですので身体休めて頂きたいです。
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Unknown (hiro)
2021-11-18 19:21:11
一部、Twitterなどで動画を見ましたが、相手が強かった中で気持ちは見えました…コロナ禍の中で、スパーリング相手のバラエティの差も反応の差に影響したか…。

さて、井上違いで、井上尚弥選手の防衛戦ですが、これまた意外な…。Abema放映は楽しみですが、「白い服のドレスコード縛り」は、当日守らないボクシングファンが大量にいそうで、どうするのかなぁと(笑)。国技館前で、白のダウンでも売れば儲かるかもです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000090536.html
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コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2021-11-18 19:44:47
>アラフォーファンさん

いずれフルラウンド、WOWOWかどこかで見られると思いますが...国内敵無しの納得感ある「日本代表」の試合ですからね、結果知っててもなお、厳粛な気持ちで見ることになりましょうね。全体的なレベルの差はあって当然でしょうが、挑まないままでは、何にもならないわけですし。


>hiroさん

一人の奮戦だけでは届かない、そういう環境も含めた闘いですね。そう考えるとますます厳しい、としか言えませんが。
その配信の件については別記事書きますが、ようもまああのカードで...と呆れています。そりゃ、見ないという選択肢は無いですが、それにしても。大橋ジムは配信の会社と提携して(立ち上げて?)配信先を今回はひかりとAbemaにした、という形のようですが、今後はもう少しメジャーなところと組んで欲しい、と思いますね。
その会場演出の話は、正直、異世界の話です。意味わかりません。余計なことやなあ、と、せいぜい言えるのはそれくらいです。
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Unknown (のぶ)
2021-11-18 23:29:51
WOWOWオンデマンドの融通の効かなさは、いい加減何とかしてほしいです。
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コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2021-11-19 12:16:28
>のぶさん

兼業と専門の違いですから、如何ともし難いのでしょう。WOWOWの収益はまだまだ、オンデマンド視聴ではなく、TV視聴者からのものが大半を占めるのでしょう。これが逆転する日が来たら変わるんでしょうが、はてさて、そんな日が来るものかどうか...。
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