さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

確かに強かった/五輪の再戦ではなく?/身体健康/王子逮捕

2018-03-27 20:18:21 | 話題あれこれ



今日は大森将平再起戦のはずが、また相手の計量失格と、これは残念です。
BoxingRaiseで視聴しようと、楽しみにしていたのですが。
しかも、タパレス戦から、二試合続けてとは、いくらなんでも。「不憫」の域ですね。

まあ、良くないこともありますが、とりあえず話題あれこれと。


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山中慎介、正式に引退発表、会見。
今更多くを語ることもありません。一番詳細な記事、一問一答を貼っておきます。

「強かったよ」とは、ほんとにまあ、そのまんまというかなんというか。
日本のボクシング史に数多いる、サウスポーの名選手の中でも、
かの海老原博幸に匹敵する、驚異のソリッドパンチャーでした。

あと、辰吉丈一郎に憧れてグローブを握った、最後の世代なのかもしれません。
彼が残した忘れ難き熱狂の「直撃世代」とでも言えるのでしょうか。

長谷川の「王朝」を引き継ぎ、それをさらに上回る強さを見せ続けてくれた、
名王者に改めて感謝したいです。お疲れ様でした。


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会見にも出席した村田諒太ですが、来月15日横アリの次は、
五輪決勝の相手、エスキバ・ファルカンで決まりみたいに言われていたのが、
必ずしもそうとは限らない、という話が出てきました。

五輪決勝はもちろん見ましたし、プロ入り後の動画もちらほら見ましたが、
その限りでいうと、悪いですが村田以上に、世界上位との差は大きいとしか見えませんでした。
このカードはそれこそトップランク社のお手盛り、という印象がぬぐえず、
もしも、違うカードがあるなら、それでも構わないと思います。

問題はその相手が、上か下か、なんですが。
村田自身は、王者クラス、「上」との対戦を望んでいるらしいですし、
それこそファルカンのことは眼中にない、という噂も聞きました。
それが本当なら、周囲がその通りに動いてくれればいいだけ、です。
はてさて、どうなりますか。


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日曜日のDAZN生中継は、無冠時代のアンソニー・ジョシュアを最も苦しめた男、
WBCシルバー王者ディリアン・ホワイトが、元WBA王者ルーカス・ブラウンを6回KOした一戦でした。

ブラウンは諸問題の影響もあり、ブランクがちで、もう38歳ということもあり、
精彩を欠きましたが、それを差し引いても、ホワイトの好調さが目につきました。
スピードに乗って、ワンツー、左フックを決め、2回にはもうブラウンが出血。
6回、返しの左フックで見事に仕留めました。

ところで、ホワイトのベルトラインには、でかでかと「身体健康」の四文字が。
確かに「クスリ臭さ」の無い、自然な体つきではありましたが...。
海外では、漢字というものが、我々の理解や情緒とは違う形で受け入れられ、
流行っているとはよく聞きますが、これはさすがに、意表を突かれました(笑)

次回、DAZNさんはどの試合を配信してくれるのでしょうかね。
4月以降というと、あれかな、これかな、といろいろ考えるのも楽しみではあります。
新年度から、新たな展開があるのかないのか、ということも含め、大いに期待...したいところですが。


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またしても、実によろしくないニュースです。
湯場忠志、ストーカー容疑で逮捕

現役時代、何度も直に試合を見たこともありますが、
熱狂的なファンから「王子」と呼ばれたルックスの良さと、
圧倒的な天与の体格、強打、そしてスリリングな試合ぶりは、
数々の熱狂を、我々の記憶に焼き付けました。
日本初の五階級制覇、という記録、お題目を飛び越えた、忘れ難い存在です。

ことの次第は詳らかになってはいませんし、実際のところなど、
知れようはずもないですが、父の夢を息子が引き継ぎ、ボクサーとして闘っている今、
どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。あまりに残念です。





コメント (5)
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