大晦日世界戦、最後はWBAのスーパーフライ級。
もう、この団体の王者増やさんといてほしい、という願いもかなわず、
大阪でふたつ、東京でもふたつ、開催されるわけですが、
その中でもちょっと意外というか、考えてなかったなという試合がこれです。
テーパリットはてっきり、大阪の茶番でセミファイナルに出るのかと思ってたんですが、
そっちには持って行かれなかったんですね。これがまず意外。
そして挑戦者が河野公平、これがまた意外。
直近の試合で、ゴーキエットジム所属の世界ランカーに勝って再浮上したそうですが、
その試合を見る機会がありませんでしたので、今、どんな感じなのかよくわかりません。
最近、レコーダが検索で拾って録画しているTV東京系のニュース番組で、
ちらほらと河野の姿が見られますが、試合ぶりはわからないとしても、
相変わらず充実した練習を重ねているようで、ホントに凄い体つきしてますね。
あまりガチガチに筋肉をつけるのは良くないかも知れませんが、それにしても。
少なくとも、何となくやっててチャンスが来た、って風では全くないようで、
本人は3度目の挑戦での戴冠に意欲充分、というところなのでしょう。
過去に世界戦で名城、ロハスに敗れた試合、その後佐藤、戸部に敗れた試合などを見ると、
テーパリット相手に有利の予想は立たないでしょうが、タイプや体格、距離などの面では
相性的には悪くないのかな、という印象です。
テーパリットは全体的なまとまりはあるものの、ロハスほど遠くはないし、
かつての名城ほど強打者でもないです。少なくとも健闘は期待していいと思います。
河野が執拗に食いつく展開の中から、チャンスを掴めるかどうかですね。
でも一番の心配は、この試合、TV放送の枠に収まるんかいな、ってことだったりするんですが。
確か9時半放送開始、という話でしたから、はてさて...というか、そもそも無理か...。