ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

扇絵名品展(鴻池コレクション)

2010年05月17日 | 一寸そこまで
    
                 扇絵コレクションのチッケト
    
    
    ↑  扇絵コレクションのチラシ  葛飾北斎の「縁台の三美人」です     ↓ ポスター 


昨日5月16日(日)天王寺・大阪市立美術館に行ってきました。鴻池コレクショ
ン「扇絵名品展」です。

早く行って、人の少ないうちにゆっくり見たいね。と言う事で9時前に家を出まし
た。過ってJR天王寺から美術館までの道路を占領していた、カラオケが姿を消
して何年になるでしょうか…、すっきりしていました。

美術館に行くにはこの道と、天王寺公園を横切っていく道と2通りあります。美術
館の入場券を持っていれば、公園の入園料は無料です。私は勿論、帰りに植物
園に立ち寄りたいと思っていましたから、公園を横切っていくことにしました。


                            天王寺公園


帰る頃の公園は家族ずれでにぎわってはいましたが、この公園で遊ぶというこ
とも考えられませんから、お昼を食べたらお隣の天王寺動物園にでも行くのだ
ろうかと考えました。私達は温室に立ち寄りました。

天王寺美術館は何度となく来ていますのに、館内にふんだんに大理石が使わ
れていることに今まで気づきませんでした。地下にも初めて降りましたが、放射
線状の幾何学模様の床がとても綺麗でした。館員さんに確かめると「昔の大理
石ですから、相当の厚みがあるそうですよ」と答えが返ってきました。今も大理
石を使った建物はありますが、セメンの上に薄い大理石を貼り付けてあるのとは
違うという意味でしょうね。

メキシコの博物館もやはり大理石仕様でした。スケールの大きさが違いますが、
あちらは自国で取れる大理石なんでしょうね。銀の町「タコス」にも連れて行って
もらいましたね。そこで飲んだオレンジジュースは目の前でぎゅーと絞ってくれる、
混ざり物なしでしたね。そりゃもう美味しかったのですが、日本人の私としては
「冷えていればなお美味しいのに…」と思いました。


「扇」は素晴らしかったですよ。今回は300点と言っていたと思いますが、あま
りの数ですから「音声ガイド」のある作品を主に見せていただきました。

何時も昔の日本の色使いを見て思うのですが、本当に奇抜な取り合わせが目を
引きます。しかしその色たちが喧嘩をしないで、お互いに引き立てあっている事
が凄いな~と思うのです。

作者名には「葛飾北斎」など知っている名もありましたが、私の知らない方が多
かったです。大阪随一の豪商・鴻池家などは、これらの絵描きさんのパトロンで
もあったようです。

昔は季節を問わず「扇」を持ち歩いていたようですが、どういう使い道があった
のでしょうか? 「扇」は「持ち歩く美術品」と書かれていましたが、季節を表し
た「扇」を見せ合って話題にしたのでしょうか? 大体の「扇」が大振りでしたか
ら男物だと思うのですが、女性は持ち歩かなかったのでしょうか?女性物があ
るなら見てみたかったな~と思います。


帰りは地下鉄に乗って東梅田に出ました。はじめは何時ものお店でサンドイッチ
を食べるつもりだったのですが、「今日はもう少し、腹持ちのいいものを」と主人
が言うものですから、初めてのお店(トンカツや)に入りました。人もどんどん入っ
てきて繁盛しているようで「美味しいかも…」と期待したのですが、駄目でした。
神戸の美味しいトンカツを食べていますから、ぜんぜん駄目でした。悲しい昼食
になりました。希望通り満腹にはなりましたが…。


     行きは空いていましたが 帰る頃は家族ずれが木陰でお弁当を開いていました
                  左後方に聳えているのは「通天閣」です




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遍路  (101回)

2010年05月16日 | 思い出話
              平成15年11月18日
                  女体山へ


         距離:13K  ながお路 … 女体山 … 大窪寺 … 民宿 八十窪

いよいよ女体山への分かれ道に入りました。もう後には引けません。前進ある
のみです。



途中、氏神様にお参りする、老人を乗せたタクシーが登ってきました。石段下
で待っていた運転手さんと少し話をしました。道幅が1台やっととおれる幅なの
で、ユーターンできる場所まで先行して、引き返してくるそうです。タクシーを雇
ってまでお参りに来る、その気持ちに感心してしまった。田舎の人って信心深い
と言うか、今まで参ったお寺でも100万単位はざらで、1千万,2千万と寄付
しているのを見て、家1軒買えるのに… とはお金を持たないものの考えだろう
か?



            

道幅はどんどん狭く急坂になって行きます。一つ山を越えて、次の山に入る狭い
空間に腰掛けられるように作られたいすがあったので、そこで休憩タイムを取り
ました。山は何の音も無く静かです。山を2つぐらい越えてもう女体山に入って
いると思っていましたのに、目の前に現れたのが「ここより1.4km先が女体
山」であると言うこの標識…、「あ~ぁ!!」朝から「女体山の岩場」が私の心
に重くのしかかっているのに!! 「少し道は長いけど、楽な道なので、1時間
は早く着く」と言われた、あのご主人の言葉が思い出された。



空はあくまで青く、山は紅葉し、私たちの結願を寿ぐ如くではあるものの、足元
は辛い道…



この碑に出会うのも女体山に登る楽しみの一つでした。「女へんろ元気旅」と
言うエッセイを書かれた「森 春美」さんが、本の収益金でこのような「遍路石」
を建立する費用に当てられたのです。ネットで読ませていただいて、面白かった
のでメールを入れました。すぐ返事が来て、「バー 曼荼羅」と言うお店を経営
しておられて、そこで時々「遍路オフ会」があるので来ませんかとお誘いを受け
て、2度ばかり出席しました。(今では両手に余るぐらい出席しています)




この札も探しました。先に女体山に登られた皆さんも「感動した」と書いてお
られましたから…。私はもっと沢山あるのかと思っておりましたが、案外少な
く、安定の悪い場所で見たような記憶があります。主人は「気づかなかった」
と言っていました。「結願」と言う字はやはり、「いよいよ終わりなんだ!」と
心に響きました。

          

上の標識を見たとき、あまりにも幾度も、この山こそ女体山…との期待を裏切
り続けられたので、「あ~そうなの?」って「よっしゃ!!」と言う気になりません
でした。
















   
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遍路  (100回)

2010年05月15日 | 思い出話
              平成15年11月18日
                  結願の日


  距離:13K  民宿 ながお路 … 長尾寺 … 女体山経由 … 大窪寺 … 民宿 八十窪



              長尾寺  ↑ 本堂            ↓  大師堂
    



昨日5時15分前に着いたので、納経に間にあったのですが、主人がなぜか「明
日にしよう」と言うことで第87番札所 長尾寺へのお参りは今朝になった。

朝1番の(7時)お寺はさすがに静かだった。しかしご近所の方がちらほらお参
りに来ておられました。ここも起伏なしの平地に立てられていて、だだっ広いだけ
と言う平凡な感じでした。納経所はさすがに私たちだけでした。壁に納め札の見
本が掛かっていたので、撮らせていただきました。


                     四国遍路納札回数色別一覧
                白札   1~4回 (右から、勿論私達はこれです)
                緑札   5~7回 
                赤札  8~24回
                銀札 25~49回
                金札 50~99回
                錦札 100回以上


勿論、収められている札は圧倒的に「白札」が多いのです。「白」に混じって時
々「緑」「赤」「銀」を見ることはありますが「金」以上になりますとぐ~んと減り
ます。「錦」は一度だけ見たことがあるだけです。「銀」以上になりますと、私に
はその方の生活が想像できません。

歩き遍路は日数も掛かりますが、お金も掛かります。今流行のバス遍路は日数
の掛からない分、安くいけます。歩き遍路は肉体的にきついだけではなく、お財
布にもきついです。聞いてびっくりするほど掛かるのです。私たちも「歩く」と言う
言葉から「お金は掛からない」と想像していたので、思いがけない出費でした。

雨の日の女体山は無理だと言うのです。前日に降っても、日の差さない山道は
ジュクジュクだと言うのです。そのように聞いていましたし、今までの経験から、
2日間が天気であることをネットの天気予報を毎日見ながら、今日の日を決め、
出発を、予定より5日間も遅らせました。その甲斐あって、昨日も今日も晴天で
す。だけど私の心は曇天です。「女体山は難所だ!!」と言うことが私の心を、
足を鈍らせているのです。

「女体山」と「助光(すけみつ)経由」の分かれ道あたりに「遍路の資料館」があ
るので寄ってみたいと思っていましたが、残念なことに休館日でした。道路を隔
てて向かいに「道の駅」があったので、そこでトイレ休憩をとることにしました。

屋島寺のそばの旅館で同宿だったご夫妻(ご主人が肝臓の病)が先着しておら
れました。ご主人が「私達は助光経由で行くことにしました。距離は少し長いの
ですが、道は楽なので時間的には1時間ほど早く着く(結願寺の大窪寺に)よう
です。そのまま家に帰ろうと思っています」と言われ、ここでお別れしました。
何だか一寸羨ましいような気分でご夫妻が右の道を行かれるのを見送りました。
私達は山に入るのでお茶をいっぱいにして出発しました。






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子宮頸がんの集団予防接種

2010年05月14日 | 新聞から

               バラ色々   (尼崎市・大井戸公園  10-5-12)





「子宮頸がん 小6対象 初の集団予防接種」の見出しを見て「えっ?!」と驚
いた。

『若い女性の間で増えている「子宮頸がん」を予防する為、栃木県大田原市で
は13日、市内の小学6年の女子児童を対象に、予防ワクチンの集団接種を始
めた。小学校で同ワクチンの集団接種を行うのは、全国で始めて。一人当たり
にかかる費用4万5千円は全額市が負担する』と言う記事です。

『子宮頸がんは20~30代の女性で急増。ワクチンを10代で接種すれば7割
以上が予防されるとされているが、3回の接種で費用が5万円前後かかること
が普及のネックになっている』

私が驚いたのは『10代で接種すれば』と言うのですが、それにしても小学生は
早くないの?と言う疑問なんです。この頃は子どもの発育が早くて、小学生でも
大方が生理があると聞きますが、だからなのかも知れませんが、私の素人考え
では、体調(生理)が落ち着いた頃(1.2年後)ではいけないのかな~と言う事で
す。体が、子どもから大人になって心身ともに不安定な子も居ると思うからです。

『今回の集団予防接種に立ち会った子宮がん予防に詳しい自治医大の鈴木教
授は同日会見し、「集団接種は接種率を上げる意味では素晴らしい試み。しか
し、大規模都市で接種する児童の数が増えた場合、健康状態などきめ細かくチ
ェックできるかなど課題もある」と話した。』今回は10人だったそうです。

同市では個別接種となる女子中学生についても接種費用の半額助成を決めて
いるそうです。市が全額負担と言うことですが、こんな費用こそ、国が全額負担
すべきではないですか。

人気取りのバラマキを考えるより、子どもが健康な身体を維持する為にお金は使
っていただけたなら、国民は政府を信頼し、安心できるのですが…。

先日、テレビで見たのですが、今春中学生になった男の子だったと思うのですが、
『運動をすれば(身体を動かせば)筋肉が骨になる』と言う聞いたことも無いよう
な病気の子が居ました。これも素人考えでは難病と言うより奇病としか言いよう
がないと思うのですが、治療費が高額でお困りのようでした。

なるべき筋肉を使わないようにと、同級生が、通学の鞄も持って、彼を助けてい
るようでした。罹る人が少ないために、なかなか難病の指定も受けられず、治療
費は個人負担と言うことのようです。

精神的、肉体的苦痛は本人や周りの方しかわかりませんが、罹る人が増えたか
ら難病指定と言うのではなく、せめてお金の心配なしに治療が受けられるように
出来ないものでしょうか?

抜け道の多い「生活保護」「母子手当て」を支給するなら、生きることすら戦いで
ある本人やご家族の為に国が治療費負担をしてくれるシステムを作って、応援
の手を差し伸べていただきたいと願っております。




               前日の雨で花びらが痛んでいるものも多かった


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平城遷都1300年祭

2010年05月13日 | 一寸そこまで

                      奈良・平城宮の正門・朱雀門


奈良の平城旧跡に行ってきました。

朝8時前に家を出たのですが、JRの急行が1時間後しかないと言うので、「近
鉄」で行くことに急遽変更したのですが、「鶴橋」に行くつもりが、「京阪」と思い
違いして、「京橋」で降りてしまい、改札を出てから間違いに気づくと言う無駄を
してしまいました。

「鶴橋」に着きますと、小学生の団体が一緒の電車でした。「この子達、きっと平
城旧跡よ」と話していました。その子達だけではありません。会場に着くと、小学
生、中学生が次から次へとやってきます。「課外授業」のようでした。

小学生はリュックサックを背負っていましたから、あの中にはお弁当が入っている
と思うのですよ。ここでは食べられませんから、別のところで食べたと思うのです
が、何処に行ったのでしょうね…。

中学生は手ぶらの学校が多かったですから、どこかで食べるのでしょうね。それ
かと思うと、いっぱいお土産を買ったらしく、袋を提げている子も居ましたから、
修学旅行で、少し遠くから来たのでしょうか。

駅からのリムジンバスから降りて、朱雀門に出るのですが門も大きいけれど、門
前から大極殿までの距離が相当ありますから「大きい!」と言うのが感想です。

朱雀門は奈良にくる時、車窓から何度と無く見ておりましたが、初めて見た時は
広い空間に大きな建物がポツンと建っていて「何?」と驚いたものでした。次か
らはその門を見るのを楽しみにしていましたから、反対側に「大極殿」が建築さ
つつあったなんて気づきませんでした。門の方しか見てなかったのですもの。



                      奈良・平城宮最大の宮殿・大極殿


大極殿も又大きいです。人の多い日は入るのに3時間待ちと言う日があったと
聞きましたが、今日はすいすいとは入れました。ありがたかったです。時間も
早かったので、割とゆっくり見ることが出来ました。私たちが、出る頃にはずい
ぶんと人が増えていたように思います。

高御座は思いもかけない配色でしたが、とても綺麗でした。漆の柱と屋根の上
の鳳凰が日本的だな~と思いました。

壁の上部の四神と十二支は上村淳之(うえむらあつし)さんの手になるものだ
そうで、やわらかいタッチが見るものの心をやさしく包んでくれるようでした。

上村さんは、毎年、橿原神宮の大きな絵馬を描いておられますし、その絵馬見
たさに橿原神宮詣でをしている私です。私のパソコンのディスクトップも上村さ
んの橿原神宮の今年の絵馬「白虎」ですから、毎日眺めております。


    
              高御座(たかみくら)  儀式の際 天皇が座される玉座


  大極殿の内部の壁に書かれている四神  その間を埋めるように十二支(干支)が書かれている





帰りは市内に出ました。勿論理由ありです。大好きな釜飯を食べる為です。
奈良国立博物館の近くにあるんです。今日もやっぱり並びましたよ。前回来た
ときは定休日で食べられず残念でしたが、今日も休みでは?とどきどきしなが
ら行きました。開いていたのでほっとしました。勿論、「美味しかった!!」
です。

主人が奈良町に行きたいというので行きました。主人は行ったことがないと言
うので、うろ覚えの道を行きました。興福寺の五重塔を見て、猿沢の池に廻り
南に下って、奈良町です。案内所があったので、美味しいコーヒ店を教えても
らいました。こじんまりとしたお店で、庭の木の下で飲むコーヒは乙なもので
した。

今日も、美味しい食べ物に出会った、一日でした。





   
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「国民年金」より「生活保護」が高いのは何故?

2010年05月12日 | 気にかかる

                 尼崎・大井戸公園の「バラ園」の一部です


先月から数えるほどしか行っていない「フラ」に出席しました。よく話す人が「来
たん…」「ごめんね、又2回抜けてしまったわ。新しい曲に入ったん?」「大阪で
発表会があるらしくて、そのために今古いのばっかりしてるよ」「ふるいの? 余
計忘れてしまってるは…」

実際に完全に忘れていました。私はお稽古事のときは、必ず上手な人のそばで
することにしています。覚えられるし、テクニックを盗めるからです。ところが「フ
ラ」はそうは行かないのです。特別飛び抜けて上手な人も居ないし、なによりも
1曲毎に前後の位置が入れ替わるからです。

前は若い方で上手な方が居て、鏡の中でその人の姿を追っていたのですが、そ
の方がぷっつりと来なくなってしまったのです。そのことを思い出して、若い人は
居ないかと探しました。上手いことに適当な距離の左右に居ました。何故若い
人かといいますと、さすがに覚えが早い、ただし、テンポが微妙に早いのです。
これは私にとっては好都合です。ワンテンポ遅れて私がまねて丁度曲に合うと
言うことです。今日からそうすることに決めました。


今年の1月に「生活保護の矛盾解消を望む」と言う記事が載っていました。
これはよく耳にする話です。

『最近「いざとなれば生活保護を貰うから年金保険料は払わない」と堂々と言っ
ている若者を酒場で見かけました。その場では「何をいっているんだ」と憤慨し
たが、よくよく考えてみれば若者の言い分にも一理在る。自営業者などは、たと
えば満額でも月に老齢基礎年金が6万5千円ほどしか受け取れない、地域によ
っては10万円を越える生活保護との金額的な不均等は確かに存在するからで
ある…後略…』

この人の父は事情があって60歳から年金を貰った為月額3万程度、母は65歳
から需給したため満額の6万5千円程度だと言うのです。

年金の支給を受ける為に掛けていた人より、年金を掛けないで、食べていけな
いからと言って、生活保護を受ける人の方が金額が多いと言うのはおかしいと
思います。

よくは知りませんが母子家庭の「児童手当」にもこの矛盾があって、偽装離婚し
て、「児童手当」を受けて、一生懸命夫婦で働いている家庭より豊かな生活を送
っていると言う話も聞きます。何故こんなことがおきるのでしょうか? 基準が甘
すぎるのでしょうか?

大阪市では「生活保護」でパンクしそうなんですよね。大阪市の基準が甘いのか
な~と考えています。

やはり払い込んだだけの補償が無ければ、誰でも払いたくないと思いますよね。
「介護保険」有無を言わさず天引きです。私だって掛けただけの手当てが受け
られることを望んでいます。




        「ばら色のバラ」から始めましょう     ↓ 「一重のバラ」珍しいですね
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政治話に事欠かない今日この頃

2010年05月11日 | 一寸そこまで

                  「君子蘭」  (10-4--26 東京・浅草の店先)


2週間ぶりのウッディです。「ど~してたん、元気やったん?」「夕べな~寝なが
ら考えてたよ、あの人(顔は知っていても名前を知らない人多数、お互い様)こ
のごろ見ないな~って」

元グループの人は「久しぶり!元気? この頃来たらあと疲れるねん。貴女は
?」と同い年の私に聞く。「私もそ~よ、貴女は近いからいいけど、私遠いも
ん。前のように毎日なんてよう来んわ」家の近い彼女は「しんどいねん」と言
いつつも通いつめているらしい。

もともと運動嫌いの私、どうにかしてサボろうとする、今日も「雨が降ってる
し…」と思ったが、花をほしいと頼まれていたのが、蕾がほころび始めている。
どうしても綺麗なうちに渡さなければと、今朝、電話で約束したのです。「貴
女の花は元気いいね、ありがとう」と喜んでもらえた。


5月9日、主人が「焼き鳥食べにいこ、政治の話したなったわ」と言います。焼き
鳥やのご主人は芦屋市議会議員なんです。自民党なんです。「どんな意見か聞
いてみたいねん」前回行った時は、故郷に帰っておられるとかでお会いできま
せんでした。

途中に在る「パイ屋さん」でパイを買うのが何時ものパターンです。帰りですと閉
まっているからです。入り口に立つと、お目当ての「パイ」のケースが空っぽです。
「あら! 今日は売り切れですか?」「あまりに早く売れたので、追加して、今出
来上がったところです」とご主人がパイを持ってニコニコ現れました。何時もの一
番小さなのを買いました。「おや?」800円だったのが900円に値上がりしてい
ました。何だかあれもこれも、じわじわと値上がりしているようです。

始めはご主人は居ませんでした。今日も留守かな~と主人の為に心配しましたが、
まもなく出勤?してこられました。やれやれ。

時間も早いので、お客は私たちだけです。ご主人もゆっくりと主人のお相手をし
てくださいました。出るは出るは、広がるは広がるは政治談議は花盛りです。私
は聞き手に回っていたのですが、一つ聞きたいことがありましたので聞いて見ま
した。

ご主人は芦屋の市議会議員ですから、学校の入学式、卒業式に来賓としていか
れると思ったからです。「芦屋では『日の丸、君が代』はどうなっていますか?」
「日の丸も揚げますし君が代も歌いますよ。2人立たない先生が居ましたが、教
育委員会から注意してもらいました。しかし2.3年前まではこうではありません
でしたよ。『君が代斉唱』と言うと座るんですよ。ピアノは弾かないしね…。今は
高校も、中学も、小学校もそんなことはありません」このことに対しての日教組の
力は薄れてきたのだと喜んでいます。でも後押ししているのが共産党だとも聞い
ています。何故?

わが尼崎は如何なんでしょうね? まだ聞く機会がありません。

尼崎と言えば、今日も「白井市長はよくやっておられますね。色んな場でもしっか
り発言されますし、自分の意見をちゃんと持っておられます、たいしたものです」
喜んでいますと後が悪い「市会議員の方がね~一寸ね~。もっと人が入れ替わ
ってもいいのではないですか、相変わらず、古い人がね~」他市の人に言われた
くないんですけど、私もそう思っていますし、事実だから仕方が無いんですよね。

「○○クンを市長選に出したのは間違いでしたね。彼はよくやっていたのに、つぶ
してしまいましたね。惜しいですよ」私も同感です。市長選の時はライバルですか
ら、そんな目で見ていましたが、個人としては「おしいな~、政治家に向いている
と思うのに、又力を付けて政治の場に戻ればいいと思う」と過って私も書きました。
ですから時々思い出します。お父さんの秘書でもしているのでしょうか?

                                   (1370回)




               「藤」        (10-4-14  尼崎の町角
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長谷川等伯(特別展)

2010年05月10日 | 一寸そこまで

             ↑  チケット               ↓  パンフレット


5月8日 明日で展覧会が終わりと言う日、滑り込みで京都に行きました。

込んでいるのは覚悟の上、開館9時半に合わせて家を出ました。想像以上の
長蛇の列です。1時間待ちだといいます。

用意されたテントの長さの10倍以上の列の長さです。幸いなことに「傘」を貸
してくれました。炎天下の中の立ちん坊ですから、これは助かりました。帰りに
乗りましたタクシーの運転手にこのことを話しますと「そうですか、お客さんが
倒れて、よく救急車が来てますからね。それでも相当数の傘ですね」もともとは
雨降りの為に用意されたのだと思いますが、大方の方が借りておりましたから、
相当数の傘の数でした。

何時もは館内で、荷物を預けるのですが、この人数ではいっぱいかもしれない
と言うことで、屋外に作られてロッカーを利用しました。

100人くらいづつの入場制限がありました。説明イヤーホーンもないのではな
いかと心配したのですが、この方は大丈夫借りることが出来ました。

等伯さんが熱心な「日蓮宗信者」だとは今日始めて知りました。と思ったので
すが、日蓮宗のお寺に行った時、目にしているのを、忘れているのでは?と言
う気もしますが…。何しろ、忘れることの天才の部に入りつつありますから。

「金泥の絵」は華やかさはそれなりに良いのですが、私はやっぱり「墨絵」が
いいですね。墨の濃淡と筆使いだけで、者の憐れや力強さが表現されているの
ですから、凄いもんだな~! と思いました。(上の写真です)

ここからは、四条に出るためのバスが無いようですので、タクシーに乗って八
坂さんまで運んでもらいました。運転手さんが言いますには「今回の連休は、
お客さんは奈良に取られて何処とも空いていたそうです。展覧会もそうだった
ようです。私達は展覧会も連休は込んでいると敬遠しましたのにね~。

なぜ四条に出るかといいますと、美味しい「穴子丼」を昼食に食べる為です。
何時もは待つのですが、今日は1時ごろでしたので空いていました。「丼物」は
昼だけで、2時までですから、何時もなら調理台に積み上げられた「穴子の山」
も残り少なくなっておりました。ここに来始めた頃は「穴子」が丼からはみ出て
居りましたが、今日はちゃんと収まっておりました。実質上の値上げですね。

もう一軒行きたい所がありました。前回来た時は工事中だったのです。「京都
産業会館」といったと思うのですが、看板が違っていて不思議に思いましたが
入ってみました。過っては京都の地場産業の製品の展示兼販売と言う感じで
1・2階とも綺麗にディスプレイされていたのですが、2階は飲食店に変わって
いましたし、1階もあることはあるのですが、品数少なく、雑然と並べられてい
て、以前の面影は無く、がっかりしてしまいました。

「鍵善」で「くずきり」を食べたい気持ちはあるのですが、おなかがいっぱいで
入りません。二人とも年なりに食が細っているのです。又の楽しみに取ってお
きましょう。

その代わりデパ地下で甘いものをお土産に買って帰りました。



               「アメリカ ハナズオウ」   (10-4-30  西宮の公園)
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遍路 (99回)

2010年05月09日 | 思い出話
              平成15年11月17日
             第86番札所  志度寺



         距離:20K  ささや旅館 … 八栗寺 … 志度寺 … 民宿 ながお路



          ↑  志度寺 山門          ↓  本堂



                   ↑  太子堂          ↓  内部



第86番札所 志度寺 は町中のお寺でした。広々と平面的でした。庭の片隅
で桜が私たちを迎えてくれました。



お寺で何かの集まりがあり、その帰りらしいおばあさんが縦一列に並んで手
押し車を押しながら帰っていくさまは、何ともユーモラスで… 写真に撮りたい
な~と思ったのですが、わるいかな~と思いとどまりました。その行列は、今で
も私の瞼に焼き付いているほどです。

志度寺から長尾寺までは8Kの道のりです。その長尾寺のまん前の宿が、今
夜の宿「民宿ながお路」です。道路を隔てて、新館と旧館がありました。私達
と、女性2人ずれが新館で、昨夜、同じ宿だった松山の人が旧館でした。
食事は新館で皆一緒でした。

女の子二人のうち、一人は東京からでもう一人は北海道からで(どんな関係か
聞くのを忘れていました)東京の人が去年途中まで終えていて、北海道の方が
今回その地点まで先行し、途中で落ち合って、二人になったようです。北海道
の人は「通し打ち」と言うことになります。彼女たちはスタンダードに明日、大窪
寺から下山して一泊し、朝のフェリーで高野山にわたることにすると話している
と、宿の主人が「今は100円バスで(この地元の経営のバスで、100円で大
窪寺からここまで戻れるという)ここまで戻り、徳島に出て、そこからバスで大
阪の難波まで出て、そこで1泊し高野山に上ると、一日いっぱい使えるのでそ
うしなさい。難波には一人2700円ぐらいで泊まれるビジネスホテルがあるの
で安くつく」と言いました。彼女たちは、教えられてようにするといっていました。

松山の人と私達は「八十窪」で1泊します。5人が一致しているのは「女体山
越え」をすると言うことでした。

彼女達は「女体山越え」をするかどうか迷っていましたが、私達が登ると言う
ので、登ることに決めたようでした。私もいよいよ明日「女体山越え」かと思
うと「岩場は大丈夫かしら?」と心がふさぐのです。越えたいようでもあり、越
えたくないようでもあり気が重いのです。なぜなら「女体山越え」は大変だと聞
くだけで問題の岩場が「如何大変なのか」「どのくらいの距離なのか」「どのあ
たりにあるのか」何もわからないからです。その不安が私の心を押しつぶすの
です。

「明日いよいよ結願dす」とあちこちにメールする予定でしたが、その気にもな
れず、早々に寝てしまいました。

                 民宿  ながお路  (4泊目)



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遍路  (98回)

2010年05月08日 | 思い出話
             平成15年11月17日


     距離:20K  ささや旅館 … 八栗寺 … 志度寺 … 民宿 ながお路  (3)

11月17日08:39  やすながさん  (受)

昨日は暖かでしたが、今日は16度との事、ひんやり。天気も後押し、足元軽やかに、気を付けて。

8:43  やすなが  (発)
今、八栗ケーブル下でトイレ休憩。これからしんどい上り坂頑張るわ。

8:43  ざださん  (発)
絵文字など使って、上達しましたね。次はパソコンに緒戦ね。昨日は中学の修学旅行に来た屋島でした。貴女は
何処でしたか?

11:56  ふじいさん  (発)
一寸洒落たお店で昼食。ちゃっかりモーニングに滑り込み。クリスマスツリーがきらきらで~す。暑い暑い!

12:02  ふじいさん  (受)
きっと貴女にお似合いのお店ですね。楽しく一休み。こちらも上着が邪魔だったり、欲しかったりややこしい。

12:02  ふじいさん  (発)
コーヒもサンドイッチも美味しい。大当たり!次々お客さんよ。では又歩きます。

12:06  ひろあき (発)
二度あることは三度ある。今、お医者さんです。お父さん蕁麻疹と下痢です。後3ヶ寺。明日結願です。よくここまで
来たもんだ!




「新八栗駅」に出てきました。駅のならびにかわいらしいお店を見つけて、お昼
にすることにしました。12時までがモーニングサービスで、上手いこと滑り込み
ました。ここのコーヒもパンも美味しい。何時ものように私たちが入ったときは1
組しかいなかったけれど、どんどん入ってくる。もう少し休んで居たかったけれ
ど、待つ人があるので席を譲りました。美味しいお店に行き当たった時は嬉し
いね。

線路沿いに歩いていると、向こうから右翼の街宣車が大きな音で、軍歌を流し
ながらやってきました。気がつくと私達は音に合わせて手を振り、足を上げ行
進しているのです。条件反射と言うのでしょうか、二人で笑い出してしまいま
した。人が見ていたら可笑しかったでしょうね。遍路姿の二人が行進している
のですもの…。

国道沿いに「へきクリニック」1時30分より午後の部が始まると言う看板を見て
、主人が「30分待ってみてもらう」と言い出しました。蕁麻疹が出ているという
のです。「二度あることは三度在る、やっぱりな~」と思いつつ入っていきまし
た。もうすでに5.6人の人が待って居られました。注射をしていただき、薬は今
流行の分業で、ここのクリニック指定の薬局は、道を戻らなければなりません。
「戻るのは嫌です」と言いますと「では何処でも目に付いた薬局でいいですよ」
と言うことになり、クリニックを後にしました。

もう少しで、志度寺と言う所に「ホワイト薬局」がありました。薬の説明をしてく
れる人が、何時もお年寄りが相手なのだろうか、ゆっくりと丁寧すぎて、病院で
1時間ロスしている私はイライラしました。「お接待」と飴をいただきました。


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