平成15年11月18日
結願の日
距離:13K 民宿 ながお路 … 長尾寺 … 女体山経由 … 大窪寺 … 民宿 八十窪
長尾寺 ↑ 本堂 ↓ 大師堂
昨日5時15分前に着いたので、納経に間にあったのですが、主人がなぜか「明
日にしよう」と言うことで第87番札所 長尾寺へのお参りは今朝になった。
朝1番の(7時)お寺はさすがに静かだった。しかしご近所の方がちらほらお参
りに来ておられました。ここも起伏なしの平地に立てられていて、だだっ広いだけ
と言う平凡な感じでした。納経所はさすがに私たちだけでした。壁に納め札の見
本が掛かっていたので、撮らせていただきました。
四国遍路納札回数色別一覧
白札 1~4回 (右から、勿論私達はこれです)
緑札 5~7回
赤札 8~24回
銀札 25~49回
金札 50~99回
錦札 100回以上
勿論、収められている札は圧倒的に「白札」が多いのです。「白」に混じって時
々「緑」「赤」「銀」を見ることはありますが「金」以上になりますとぐ~んと減り
ます。「錦」は一度だけ見たことがあるだけです。「銀」以上になりますと、私に
はその方の生活が想像できません。
歩き遍路は日数も掛かりますが、お金も掛かります。今流行のバス遍路は日数
の掛からない分、安くいけます。歩き遍路は肉体的にきついだけではなく、お財
布にもきついです。聞いてびっくりするほど掛かるのです。私たちも「歩く」と言う
言葉から「お金は掛からない」と想像していたので、思いがけない出費でした。
雨の日の女体山は無理だと言うのです。前日に降っても、日の差さない山道は
ジュクジュクだと言うのです。そのように聞いていましたし、今までの経験から、
2日間が天気であることをネットの天気予報を毎日見ながら、今日の日を決め、
出発を、予定より5日間も遅らせました。その甲斐あって、昨日も今日も晴天で
す。だけど私の心は曇天です。「女体山は難所だ!!」と言うことが私の心を、
足を鈍らせているのです。
「女体山」と「助光(すけみつ)経由」の分かれ道あたりに「遍路の資料館」があ
るので寄ってみたいと思っていましたが、残念なことに休館日でした。道路を隔
てて向かいに「道の駅」があったので、そこでトイレ休憩をとることにしました。
屋島寺のそばの旅館で同宿だったご夫妻(ご主人が肝臓の病)が先着しておら
れました。ご主人が「私達は助光経由で行くことにしました。距離は少し長いの
ですが、道は楽なので時間的には1時間ほど早く着く(結願寺の大窪寺に)よう
です。そのまま家に帰ろうと思っています」と言われ、ここでお別れしました。
何だか一寸羨ましいような気分でご夫妻が右の道を行かれるのを見送りました。
私達は山に入るのでお茶をいっぱいにして出発しました。
結願の日
距離:13K 民宿 ながお路 … 長尾寺 … 女体山経由 … 大窪寺 … 民宿 八十窪
長尾寺 ↑ 本堂 ↓ 大師堂
昨日5時15分前に着いたので、納経に間にあったのですが、主人がなぜか「明
日にしよう」と言うことで第87番札所 長尾寺へのお参りは今朝になった。
朝1番の(7時)お寺はさすがに静かだった。しかしご近所の方がちらほらお参
りに来ておられました。ここも起伏なしの平地に立てられていて、だだっ広いだけ
と言う平凡な感じでした。納経所はさすがに私たちだけでした。壁に納め札の見
本が掛かっていたので、撮らせていただきました。
四国遍路納札回数色別一覧
白札 1~4回 (右から、勿論私達はこれです)
緑札 5~7回
赤札 8~24回
銀札 25~49回
金札 50~99回
錦札 100回以上
勿論、収められている札は圧倒的に「白札」が多いのです。「白」に混じって時
々「緑」「赤」「銀」を見ることはありますが「金」以上になりますとぐ~んと減り
ます。「錦」は一度だけ見たことがあるだけです。「銀」以上になりますと、私に
はその方の生活が想像できません。
歩き遍路は日数も掛かりますが、お金も掛かります。今流行のバス遍路は日数
の掛からない分、安くいけます。歩き遍路は肉体的にきついだけではなく、お財
布にもきついです。聞いてびっくりするほど掛かるのです。私たちも「歩く」と言う
言葉から「お金は掛からない」と想像していたので、思いがけない出費でした。
雨の日の女体山は無理だと言うのです。前日に降っても、日の差さない山道は
ジュクジュクだと言うのです。そのように聞いていましたし、今までの経験から、
2日間が天気であることをネットの天気予報を毎日見ながら、今日の日を決め、
出発を、予定より5日間も遅らせました。その甲斐あって、昨日も今日も晴天で
す。だけど私の心は曇天です。「女体山は難所だ!!」と言うことが私の心を、
足を鈍らせているのです。
「女体山」と「助光(すけみつ)経由」の分かれ道あたりに「遍路の資料館」があ
るので寄ってみたいと思っていましたが、残念なことに休館日でした。道路を隔
てて向かいに「道の駅」があったので、そこでトイレ休憩をとることにしました。
屋島寺のそばの旅館で同宿だったご夫妻(ご主人が肝臓の病)が先着しておら
れました。ご主人が「私達は助光経由で行くことにしました。距離は少し長いの
ですが、道は楽なので時間的には1時間ほど早く着く(結願寺の大窪寺に)よう
です。そのまま家に帰ろうと思っています」と言われ、ここでお別れしました。
何だか一寸羨ましいような気分でご夫妻が右の道を行かれるのを見送りました。
私達は山に入るのでお茶をいっぱいにして出発しました。