ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

公務員

2008年02月13日 | ラジオから
           サイネリア 街角で・・・
      先日のチューリップのお隣で咲いていました

日は照っているのですが冷た~い一日でした。雪の南禅寺の奇麗な写真が載っておりました。

「高給目的の職員はいらぬ」 大きな見出し、井戸・兵庫県知事 これはこれは我県ではありませんか・・・。

『井戸敏三・兵庫県知事は12日の会見で、厳しい財政難を補う為、県職員労組と妥協した職員給与削減について、「給与の多寡で県庁(職員)を目指すなら来るなと言いたい」と厳しい口調で話した。給与が下がれば県庁を目指す学生が減るのではないかとの質問に答えた。

平成20年度の同県の職員給与は、本給(給料月額)が役職に応じて7~2.5%カットされ、地域手当やボーナスなども削減。手当てを含む削減額は全職員平均で本給の8%(年間で33万円)に相当する。

井戸知事は「県民の生活向上などの為に仕事をするのであり、身分的安定などを目的に(県に)来るのはお門違いとバッサリ。

一方で「給与削減をのんでくれた職員には本当に感謝している。一緒に頑張っていこうと言っている」と持ち上げた』

昔といっても、私が子供の頃迄はお役所(公務員)は安定しているが、給料は安いものと決まっていたようです。其れが何時の間にか高給取りといわれるようになった。昔は給料が安いからなり手が無かった故か就職はコネが多いと聞いていた。その習慣が今も続いているらしく、未だにコネは後を絶たないと聞いているし、実際に私も知っている。

主人が現役の頃、公務員の奥さんは「給料が安い、主人の友人で会社努めの人はず~っと高給」とぼやいていた。私は「その方は一流といわれる会社の方ではない?
上場会社に勤めているのはサラリーマンのほんの一部だよ。そんな人と比較したらあかん。役所は倒産しないし、売り上げも関係ない、ありがたいと思わなあかん」と言ったことがある。

県職員労組の人達も、その傾向が在るような気がする。どんなに県の財政が赤字だと言われている時でも、ボーナスは出るし、昇給もあった。上場会社といえども不景気なときにはボーナスは減るし昇給も見送られる。役所の目線は、業績不振の会社は無視して、営業成績が良い会社の方を見て、其れを参考に自分達のボーナス、昇給率等を決めていたのではない?だから何時の間にか高給取りになったってこと事だと思う。

県庁の収入って何? 税金ではないの? 国の補助(税金)も税金でしょ? 貰ったお金を有効に使うのだけがお仕事でしょう? その中でも人件費が占める割合が大きいようですね。赤字なんだから仕方が無いんだよね。

国からの助成金もどんどん減っているようですし、県民・市民への助成金も減額されていくようですし、自分達の取り分だけそのままと言うわけにはいかなくなってきたんですね。減給されても元が高給なんですから・・・。

県会議員と市会議員の給料の差があるのにも驚きました。県会議員が断然多い。何故?同じ公僕ではないですか。それとも県会議員が市会議員より偉いの?それから推測しても県の公務員の給料は高いんでしょうね。

井戸知事さん!貴方の退職金はどうなります?まさか部下には減給といいながら、ご自分は前のままと言うのではないでしょうね。

大阪府知事・橋下さんが退職金半額を提議されるようですね。議案が受理されるように祈っています。そうすれば、わが尼崎の「市長退職金問題」を「白井市長のみ」などと言う変則的なものでなくなるのではないかと言う期待が持てます。
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大失敗!

2008年02月12日 | 今日この頃
             タラセアの魚
      余り上手に写っていないのですが・・・
        本当はもっと魅力的な作品です

ぎっくり腰と言うのは、寝返りを打てないくらい痛い。今回の私の腰痛は相ではない、「きた!」と言う予感は腰が下に押さえつけられるような感じがして、重くだる痛い。こんな時は腰に負担をかけないように寝ていれば良い。重いものは当分もてない。腰に力が掛かると又逆戻りをしてしまうからです。

私は両方の経験があり、この何年か両方とも忘れていた。ところがだる痛い方がやってきた。これは寝ていればいいのであって、その間に本を読もうと考えていた。ところが、予定通りには行かなかった。唯ひたすら眠っていた。4時間毎ぐらいに目は覚めるが、又眠ってしまうのである。

目覚めている時に考えた、以前は如何していたかしら・・・。思い出した。「腰バンド」の力を借りていたんだ。時々腰痛を起こしていたときには、直ぐ取り出せるところに置いていた。そこには無い。でも此処から動かすはずが無いと探すと、一番そこに「腰バンド」はあった。

腰バンドを低めにきりりと締めて、晩御飯の支度をした。これが無いと、今は長時間立っておれない。どうにか晩御飯も出来て、片付けは頼んで寝床に行った。

気持ちがいいのでバンドはしたままである。朝背中の痛みで目が覚めた。おかしな~と思った、風邪で2.3日寝ても体が痛くなる事は無い。自分の体の声を聞いていると足・腕いつもではないが時々痛む場所が全て痛い。何だか変だ。その上に私は足先が冷えて寝られないという経験は今まで無かった。だのに足先も異常に冷たい靴下を履きたい気持ちだ。

自分の大失敗に気が付いた。このバンドを作ってくださった10年以上前、先生は言われた「寝る時は外してください」内科の先生は言われた「お腹を圧迫してはいけません、体に悪いですよ」その日からコルセットはやめているので、脂肪付き放題である。でも健康でいられるなら良いじゃないかと慰めている。

私はお腹をきつく縛ったまま寝ていたのである。血流が悪くなったのです。早くきずいて良かった。何てことをするのだろうと呆れるやら、ほっとするやら。

今中国餃子が盛んに言われていますが。ご主人が料理をしてくださる家庭はいいのですが、全然しない家では「冷凍食品」「レトルト食品」「乾燥品」「カップラーメン」等は買い置きして置くべきだな~と思いました。石油にしても、お米にしてもギリギリではなく余裕を持って買いだめしておくべきだな~と思いました。

冷凍庫に、先日神戸で買ってきたシュウマイがありましたので助かりました。今日は思い切ってスーパーまで(5分)レトルトカレーを買いに行きました。賞味期限を見ると2009年12月になっています。どうせ防腐剤は入っているのですから、長期間の方が「早く食べなければ・・・」と思わなくてすみます。

今までは余り「冷凍食品」「レトルト食品」を買って置こうとは思わなかったのですが、今度の10%引きの日に買い置きをしておこうと思いました。これはこれからの私には必要な常備品だとも思いました。
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寒さに目覚める・・・

2008年02月10日 | 今日この頃
            風景のタラセア
         案内状に使われていたもの
          「木の色」だけなんです

雪の上、野良ちゃんの足跡がクッキリ。「猫はコタツで丸くなる」そこを追い出された野良猫は逞しいんだ。雪が真っ白でフカフカそうで、一寸興味があったのかな? 足跡は直ぐ引き返していたもの。

野良犬の方は「血統書付き」が多いそうです。私は「???」だったんですが、説明を聞いて納得、いいえ、こんなときに「納得」は使わないか、「怒り」「悲しみ」を感じました。

ブリーダーが捨てるんだそうです、老犬になって、子供jを産む、産ませる能力がなくなると、捨てるんだそうです。そんな人間がこの世にいるなんって私は知らなかった。唯でさえ捨てるなんっていけないことなのに、その犬で生計を立てていた人が、ブリーダーの中でも稀な人達なんでしょうが、どうにかならないものなんでしょうか。

寒さは色々の故障を浮き上がらせます。この寒さで、眠っていた「腰痛」が目を覚ましたようです。何年ぶりか忘れるくらい前から、突然の訪問です。付き合いが長いので経過も解っております。腰に負担をかけないように寝ていればいいのです。風邪と違って、少しは本が読めるかな~と暢気な私です。
                        (630回)
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タラセア

2008年02月09日 | 一寸そこまで
             タラセアの鷲
         生まれて始めて見たタラセア
      スペインの手法だが、今はする人も減り
         日本では星野さんお1人とか

雪は早朝から降っていたらしい。新聞を読んでいて、フッと窓の外の明るさに気付く。雪明りの窓の外は真っ白、芝の上は枯れ草も、青々と生きている雑草も、全てを覆って真っ白い。雪も絶え間なく降る。私は晴れ女なのに雪男は誰?

「星野尚 タラセアの世界」の案内状を主人がご本人から頂いてきた。ジムでご一緒の方だそうだ。2月の5日~2月17日まであるのですが、9日午後2時から「タラセア」の説明があるというので、その日に行こうと決めていた。

その日が生憎の雪の日になった。降りしきる雪の中を出かけた。道路は積もってはいなかったが、凍りかけていた。「転んだらお終いよ!」と声を掛けながら、ヨチヨチと足を運ぶ。戦前の神戸南京町のおばあさんが纏足の足でこんな歩き方をしていたな~と思い出しながら歩いた。

お話の40分前には着いてしまった。勿論、会場には私達だけ。こんな雪の日のなってしまって、星野さんも心配されたと思うのですが、心配後無用、時間が近づくにつれて、1人又1人と集まって来られて、最終的には20人近い人が集まった。

早く着いたので、星野さんから簡単に説明を受けて、絵を先に見せて頂いた。その感想としては「メルヘンチック」「木のぬくもり」「優しさ」を感じました。

手間が掛かっているので、小品でも数十万円、大作なら有に100万円を越えます。その値打ちは充分に在ると思いますが、私達の手に負えるものでは在りません。見て楽しむ、高嶺の花。

タラセア(スペイン語)とは象嵌の意味。でも象嵌といえば貝をはめ込む感じだし、寄木といえば、箱根の寄木細工は薄く木を切って貼り付けているのだし、タラセアは1cmの厚さの木をはめ込んでいるのだし、と日本語に適当な言葉が見当たらず結局原語のまま「タラセア」となさったそうです。手法としてはスペインのそのままではなく星野さんの考えた手法も加味されているとのことです。

まず風景画の場合、現地でアバウトではなくしっかりスケッチするそうです。勿論参考に写真も写す。色は木の色で出す。染めていない80種類の自然木の色で表す。材料の木は日本80%、輸入20%。木の厚みが1cmの組み合わせなので作品は重い。

風景の写真を持っての注文は、必ず現地に足を運んで、現場を見てから作られるそうです。一番困るのが動物だそうで、亡きペットの写真で、頼まれても現物を見てないので困るそうです。

材料を探すのは木目を見るそうです。木の色で色彩を付けるのですから色々の木のストックがいるわけです。その話を聞きながら「与勇輝さんの人形」を思い浮かべていた。あちらは布の人形だから色んな時代の布を集めている。集めたものを適材適所に使うのも技術なんです。

仕上げはカンナを掛ける、そうする事で光沢が出る。材料が木ですから、呼吸を繰り返していくので、少々の膨張や捩れはあるようだ。

星野さんはスペインに、釘を使わない家具を習いにいって、たまたま習った教授が「タラセア」をしていて、修理などに付いて行っているうちに「タラセア」に興味を持ち今日に至るそうです。28年間やってきたが、日本では無名の「タラセナ」を知ってもらう努力をしなければと思うようになり、今年は8ヶ所での展覧会が決まっているそうです。

癒し効果満点の「タラセア」浸透して欲しいと思います。
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黒いマナー

2008年02月08日 | 読みました
             チューリップ
        街角にもチューリップが咲き始めた
      公園にチューリップの波が押し寄せるのも
        時間の問題だろう は~やくこい!

風邪の神様又私の背中辺りでウロウロしている気配。寒い中、頑張って唱歌の学校に行ったのが悪かったかしら。明日は「雪」だそうです。何時も「雪だ雪だ」と騙されている。明日は降らないで欲しい、お出かけだから。

          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

       黒いマナー     酒井順子     文春

「負け犬の遠吠え」に次いで読むのは2冊目。

「お付き合いのマナー」「季節のマナー」「関係性のマナー」「危険なマナー」に分かれていて、その一つが5つに分かれている。息子達の年代の人なので、私からすれば「???」と思う事もあるが、相対的に「負うた子に教えられ・・・的なな~るほど」と言う感じでした。

そのうちの一つに「携帯電話は積極的にプレゼント」と言うのは・・・。
『携帯電話とかコンピューターとか言う電子機器は子が親にプレゼントすべきなんです。・・・ 親は「携帯は欲しいが自分では買いたくない」と思っていたりするんです。自分で買っても使い方が解らないし、と言う理由のほかに、「私はいらないといったのに、子供達からもたされちゃって」と言うストーリーを、心のどこかで欲している。

携帯やコンピューターといった電子機器には「子供から買ってもらった」と言うポイントのほかに「子供(とか嫁とか婿とか孫とか)から使い方を教えてもらった」と言うポイントも付いてきます。電子機器を所持し、使っているという事は、子供達から大切にされている証左。つまり携帯を持っている老年と持っていない老年の心理の差とは、お母さんが作った手に込んだお弁当を遠足に持ってくる小学生と、コンビニ弁当を持ってくる小学生の違いなのです。

たとえ忙しくても親に携帯の操作法を教える時間が取れなくとも、やはり親にとって「携帯を子供に買ってもらった」と言う事実は大切。操作法を教えるのはドコモ大学に任せるにしても、せめてドコモショップに一緒に行って買ってあげることぐらいは、したほうがいいようです』

「う~ん。全然そんな気は無いわ」とは言い切れないな~と言う感じ。

我家の息子達はそんなに優しくもないし、こんな考えを他の人がしているなんて考えた事もないと思うわ。まだまだ親の私達のほうが上で、構ってあげるほど、年老いていないと思っているとも言えるかな~。

確かに「子供にもたされて・・・」とか「子供に買ってもらって・・・」とかは時々聞きます。でも私の親しい人の間ではあまり聞かない。皆必要と思ったときに自分で調達しているみたい。ましてコンピューターを買ってもらったなんて聞いた事が無い。

携帯を買う時、確かに息子に一緒に行って貰いました。其れは家族割り引きと言う方法を取るほうが安いと知っていたからです。

使い方を聞こうとしても「説明書読んだら解るやろ」とにべも無い。だからよっぽどの事が無い限り、説明書と首っぴきで操作する。説明書に無い時もある、そんな時は2度3度頼んでやっと渋々教えてくれる。表面的にはありがたそうにしているが、心の中では「あんたを産んだんは私やで、偉そうに・・・」と毒づいている。

近頃は私も賢くなって、気分悪い思いをするよりは、一番年若い友、やすこさんにメールで聞く事にしている。親切に教えてもらえるし。持つべきものは若い友なり!
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無謀か?驕りか?

2008年02月07日 | 新聞から
          サクラ草(見~つけた)
        玄関前に 蕾が一杯のサクラ草

やっぱり2月が一番寒いのでしょうか。今日は「冬晴れ」ですってラジオが言っていました。この間は「風冷え」と言っていました。日本語は何て豊かな表現力を持っているのでしょう。その言葉を聞いただけでその情景が浮かびます。何と上手いネーミングなんだろうと感心します。

新聞の「断」と言うコーナーでスポーツジャーナリストが《トラックの女王の無謀》と言う記事を書いていました。

1月27日の大阪国際女子マラソンの福士さんについてです。

『おぼつかない足取りでよろよろしながらゴールにたどり着いた。その姿はまるでKO負けしたボクサーのようだった。路上で一度、トラックで3度も転んだ。顔から崩れ落ちた時にはヒヤリとした。ボクシングの試合なら、あそこでセコンドがタオルを投げ入れていただろう。

1月23日に行われた大阪国際女子マラソン(北京五輪代表選考レース)。5千mやハーフマラソンの日本記録を持つ福士加代子は30K以降に失速し、見るも無残な敗北を喫した。 ・・・中略・・・ 4度も倒れながら、その都度立ち上がり、完走した福士の執念には敬意を表したい。他のランナーなら、とっくにレースをなげているところだ。悔し涙を次に繫げて欲しい。

しかし絵に書いたような惨敗を美談にするのはどうか。厳しい言い方だが私に言わせれば彼女は軽装で冬山に登ったようなものだ。女子マラソンの指導の第一人者・小出義雄が「福士さんはマラソンの脚ではなかった』と評したように、筋力面、戦術面での準備不足は目をおおうばかりだった。

聞けば最長で32Kを一回こなしただけと言う。“トラックの女王”の異名を取る福士だが、5千mや1万mとマラソンは似て非なる競技である。なればこそ陣営はそこに細心の注意を払い、綿密な計画を予め立てておくべきだった。無謀は勇気ではない。KO負けの後遺症が心配だ』と記している。

小出義雄さんといえば、高橋尚子さんや有森祐子さんを育てた人ですよね。その人をして「福士さんはマラソンの脚ではなかった」と言わしめている。私達素人には
脚で判断は出来ないが、永山監督は如何なんだろう。何故許可したのか?

有森祐子さんは「準備不足・・・」と厳しくコメントしたという。オリンピックへの出場を掛けて、その為に4年間練習に励んでいる人から見れば、最長32Kを一回走っただけと言うのは無謀と言うか、4年間練習を積んでこの日に掛けている人を馬鹿にしていると思った。

長居競技場で待っている人たちは、失速し追い抜かれよろよろと倒れた福士さんをスクリーンで見ていたのだろう。一番に入ってきたマーラ・ヤマグチさんにも2番の森本友さんへの拍手も少なかった。(私は実際に現場に行っていたが、帰宅後録画を見たし、ラジオで状況はつかめていた)あれって随分失礼な態度だし、判官贔屓の日本人らしいとは思ったが、優勝インタビューの時も群集は気もそぞろの感じで祝ってあげる雰囲気は無かった。

福士さんは「マラソンは面白かった」と答えたけれど、私は20K~25K辺りで往復の彼女を見たのだが、確かに早かったけれど、雰囲気的には楽しんでいる感じは受けなかった。私の脳裏には「ハーフマラソンなら今ぶっちぎりの一位優勝なんだな~」と言うことが浮かんでいた。彼女自身は如何だったのだろう。未知数の距離に挑む不安は無かっただろうか。在ったと思う。その思いが私をして「楽しんでいない」と感じさせたのだと思うが如何だろう。
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携帯が故障した!

2008年02月06日 | 気にかかる
              花かんざし
          今の蕾の頃が好きなんです
         開花すれば平凡な白花なんです

今日は月詣りの日でタッチの差で「フラダンス」に行けませんでした。テレビは「寒いよ」と言いますが、お日様が照っていますし、一寸庭掃除でもと思って枯れ葉取りや、集めをしておりました。もう昼頃だから止めようか、何時だろうと携帯をポケットから出しました。その途端携帯をポトンといいえゴッンとレンガの上に落としてしまいました。

慌てて拾ったんですが、画面は何も無い。電源を入れましたが光るだけ。お店に飛んで行きました。調べてくれて直せるといいます。唯2週間は掛かるといいます。代替品を貸してくれる、3年間の保証期限内なので無料だといいます。

私がこの機種に変えたのは「文字の大きい事」最低の機能でシンプルなものがいいと選びました。カメラ機能も付いていませんし、カレンダー機能も付いていません。形も前の機種のスマートさに比べると野暮ったいというかポッテリしています。でも思いもかけず役に立ったのは「歩数計」が付いている事でした。万歩計を何度と無くなくしているので、この機能を使う事にしました。

代替品を借りるより買い換えれば直ぐ手元に貰えると思うので聞いてみました「同じ型あります?」「ありません」「では字が大きくて、歩数計が付いているのがありますか?」「一種類あります。一万円です」「其れだとデーターそのまま移せますか?」「電話番号などは移せますが、メール全てを移すことは不可能です」「保護してある分だけでいいのですが」

彼女は私の言い分を嫌がりもせずに、探し出して保護にしてくれた。ここで私の勘違いと言うか思い違いに気が付きました。メールは20通も溜まれば私は消去していました。だのに200通溜まっていると言う「???」「消去すれば無くなるんではないんですか?制限(私の機種の場合は200通)迄呼び出しても出てこないけれど、機械の中には残っていると言うことですか?」

「そうです」と彼女は言う。制限数に達したら一通新しいのが来るたびに古いほうから消えていくんだそうです。だからわざわざ消してしまう必要も無いわけです。
「怪我の功名」とはこのことでしょうか。

つい最近まで、店はガラガラという感じでした。でも今日は違います。私が駆け込んだ時も店員さんは手一杯でしたし、待ってる間も次々に客が入ってきます。店内には「全て半額」と書かれています。やはり若い人が多いです。

親子三人組がいました。待ってる時間が退屈なので、少し離れた席から見ていました。息子(20代初め位)の携帯を買い換えるようです。店員さんが巧みに誘導してゆきます。そして色々な機能が追加されていくようです。一つ増えるたびに数百円使用料が加算されます。店員さんは勧める時は息子を見ます。そしてお金の話になると親の方に向きます。店員さんは見事にその場の空気を読んで対応しているようでした。

母親は「あんまり無駄な電話したらあかんで、メールで済ましときや」使用料も親持ちらしい。口ではそう言いながら、息子を見る目は笑っている。小さい時から買い与えている「おもちゃ」の延長線上に「携帯」はあるのだろうか。

このご夫婦が二人とも貧乏揺すりをするんです。一方が揺すっている時は他方が休んでいるのです。無意識だと思うのですが、見事な連係プレーです。見ている間に動きが狂う事はありませんでした。

借り物は借り物、早く自分の携帯が戻って欲しい!

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サラリーマン川柳

2008年02月05日 | 新聞から
             金のなる木
          去年一昨年とたったの2輪
           その前は全く咲かず
        其れが今年は2/3の枝先に蕾です
     来年は全ての枝に咲いて欲しいと欲が出る

今日も又シャンプーしたさにジムに行きました。毎朝、身体を温めるために風呂に入っているのですが、寒い浴室で頭を洗う気になれず3日我慢しました。ジムですとのびのびと洗えます。大きな浴槽もありますしサウナもあります。まだ用心して野天風呂には入れないでいます。早く暖かくなって隣の公園の木々でさえずる鳥の声を聞きながら入りたいな~と思っています。

春の気配を求めて行きは何時もと違う道を歩いてみました。水仙、桜草、パンジーなど春を呼ぶ花があちこちで咲き始めています。我家の水仙は今年は一つも蕾が上がっていません。

第一生命の第21回サラリーマン川柳が新聞に載っていました。今年の応募数は22245通あったそうです。その中から100句が今日選ばれ発表され、一般投票で3月14日締め切り最終的に100句の中から10句が選ばれ、5月に発表されます。

100句の中から私好みを選んで見ました。

     へそくりを 内部告発 する息子

内部告発大流行。役所にまで及んで、悪を正すのは良いのですが人間不信に陥りそうです。へそくりまでね~。

     脳鍛え 次は体と 踊らされ

大人の為の脳トレーニングのソフトのことでしょうか?ビリーのエクササイズ体操ビデオ良く売れたようですね。

     嫁さんよ 地球への優しさ 俺にくれ

地球温暖化阻止の為に、エコエコエコとエコずくめ。その関心の一部でも俺に廻してと哀れな旦那の独り言。

     父の日に 香水ではなく ファブリーズ

ファブリーズって臭い消しの事でしょう。此処にも疎外感を味わっている一家の主あり。

     俺社食 息子給食 妻美食

私の一押しはこれなんですよ。入選10句に入るような気がするのですが。自分は美食しながら、給食費は払わないというマンモスペアレントだったりする?ランチは年齢に関係なく女性で繁盛しています。我年代組みは「私達の若い頃はこんな余裕はなかったわね~」と言いながら友との会食を楽しむ幸せな私たち。

   
     夢に見た 年金生活 今悪夢

そうなのよね。あれもしてこれもしてと蓄えたはずの虎の子が子を産まず、少しづつでもスライドして上るはずの年金は上がらず、介護保険のみ有無を言わさず天引きされる。差し引きして下がっていく年金に深い溜め息。

     減っていく・・・ボーナス・年金・髪・愛情

上の句と似たり寄ったりでしょうか。その上に髪が薄くなり、愛情まで失って、果ては熟年離婚か?なんとも暗い世の中になりました。

     無料でも 家族間での 通話なし

あるメーカーがこれを売りにしているんですよね。単身赴任の人はこれで助かるとは聞いていましたが・・・。この人はきっと家族一緒だけれど、他の家族同士は頻繁に利用しているのに、父さんだけ蚊帳の外か?あ~ぁ男に生むんじゃなかったと思う瞬間。

     妻の後 三歩下がって カート押す

ご夫婦での買い物が近頃増えましたね。荷物持ちに安心ですからね。

     空気より 漢字を読んで 頼むから

先生らしいのですよ。この頃の子はその場の空気を読むのには聡いけど、国語は駄目なんですね。



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母べえ

2008年02月04日 | 映画の話
           箱 庭(大阪城公園)
      「わっ!箱庭!」って叫んでしまいました
         健在だったんですね この技

今年の年賀状驚きましたね。吉永小百合さんから来ましたね。意表を突かれて「ええっ?」「そんなわけ無いや!」読みますと「母べえ」の宣伝でしたね。凄い宣伝ですね。どのくらいの宣伝費を使ったんでしょうね。それでも入れば、ペイできるんですね。

何時もの通り、1番10時を見に行きました。宣伝効果でしょうね。朝一にしては沢山入っていましたし、2番は行列が出来ていましたよ。

先日「徹子の部屋」に山田洋次監督が出ておられまして「母べえ」のお話をしておられましたよ。3年前から映画化が決まっていたそうです。監督は藤沢周平作品、時代劇3部作を先に撮られたそうです。吉永さんには初め一度断られたそうですね。理由は「年だから・・・」子供が小学生の母親という事は40歳までという事になります。だからと言う事です。「吉永さんはお若いし、昔の親は老けていましたから、大丈夫です」と引き受けてもらえたそうです。

原作は野上照代:黒澤明監督のスクリプターを長年続けた人で、幼い頃の家族の思い出を綴ったノンフィックション。23年前に書かれた小品を山田洋次監督の手で今世に出された。撮影は1年間掛けている。「徹子の部屋」で監督が「時代考証もしっかりやっています。まだまだ当時の方が生きておられますから下手な事は出来ません」とおっしゃっていました。

第58回ベルリン国際映画祭コンペティション(競争)部門に出品が決まったそうです。

当時の私は妹の「てるべえ(作者)」より3歳ばかり年下ですから、一年生から4年生(終戦)位までのお話ですから、私自身余り良く覚えていないのです。その上私は集団疎開経験者と言う少数派に属しますしね。家は空襲で焼けましたが、空襲もB29も知らないわけです。

家族は父母と姉妹の4人家族。「父べえ」が治安維持法違反(戦争に反対する事は、国に逆らう事)で摑まってから「母べえ」の苦労が始まる。私も特高(特別高等警察:思想犯を主に捕らえる部署)の恐ろしさは聞いていました。そうか、こんなものだったのかと知りました。

私の母も女手一つで私を育てたわけですから、口では言えない苦労があったと思います。「母は強し」と言う言葉がありますが、確かに直接的に子を守るのは母です。しかし周りにその母を支える人たちがいるから、子を守れるのだという事も事実です。

「親が子を、子が親を殺す」今の世の中は切羽詰った親又は子を支える周りの手が無い事を示しているのだろうか。自分の殻の中に閉じこもって心を開かない、人を寄せ付けない。もし誰かに心を開いていれば、本心をさらけ出していれば、最悪の事態は避けられたのではないかと思っています。尊属殺人なんて、悲しい事を見聞きする事の無い世になって欲しい。

でも所々は私の記憶にもある場面でした。唱歌も出てきますしね。山田洋次監督の映画ですから、さらりとしていて、くどさはありません。

たとえ戦争中とは言え、男女の愛は静かに燃えるものなんだな~と改めて知りました。今の人たちから見れば、歯がゆい、奥に秘められたものですが、それだけにその愛の深さ強さも感じます。

監督も若い世代の人にも見てもらいたいと言っておられますが、私も息子達に見てもらいたいと思いました。「母べえ」の家族は世間的には特別の部類に属すると思いますが、私達が生まれ育った時代を知ってもらえると思いますから。

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節分

2008年02月03日 | 思い出話
            蝋 梅(08-1-27)
       名の通り蝋で作られたように艶がある
          梅の花としては特殊かな

節分の豆まきは如何だったのでしょう。京都の八坂神社では昨日から花街の舞妓さんの奉納舞踊等があり、その後に豆まきがあるとテレビが言っていました。京都は底冷えがしますからね、心は飛び立つ思いなのに、病み上がりの我が身が歯がゆい。

関東では成田さんが有名ですね。時の人と言うか、芸能人やお相撲さんが豆まきをするのを見ますね。今年は白鵬、朝青龍他3人と、NHKの大河ドラマ「篤姫」の宮崎さん他が豆を播いたようです。

神戸では長田神社が有名です。赤鬼青鬼他のお面を被った7人が松明を持って踊りながら回廊を歩くんです。小さい時(夜)に見て、とても怖かったのですが、今も変わりないのでしょうか?調べて見ました、今も午後2時から7時まで行われているようです。そして節分の行事としては有名らしいです。大人に成ってからは行っていませんので、一度は行ってみたいと思っていました。来年行こうかな? 鬼さん大笑いしてますか?

お寿司屋さんは今夜金庫抱えて、南南東を向いて大笑いでしょうか。チラシも入っていましたし、お昼にでも食べてみようかと思ったんですが、あまりの寒さに買いに行くのが嫌で、今年もパスです。丸かじりと言うからには、1本まるっぽ齧るのでしょう? 巻きたてはないでしょうから、海苔が湿気て噛み切り難いんではないですか? 年より向けでしょうかハーフサイズと言うのもあるようですが、これは太さが半分と言うのではなく、長さが半分と言う事のようです。

いまどき玄関の戸の所に、柊の葉に鰯を差して掛けるという風習を守っている地方はあるのでしょうか。我家はそれに習って、つい最近まで「鰯」を食べていたのですが、これも「恵方海苔巻き」に取って代わられたのでしょうね。「鰯の塩焼き」より「恵方の丸かじり」の方が子供も喜びますしね。

この頃は「鰯」が高くなりました。こんなに高いなら「お肉」の方を買うわと思ってしまいます。「鰯の生姜煮」も大好きですが、骨のまま食べられる大きさの「鰯」がを店頭で見かける機会がぐ~っと減りましたね。捕れてはいるようですが、運賃とか流通コストで引き合わないとかで、店頭から姿を消して、動物の餌になっているようです。

その点「小鯵」はまだまだ出回りますから、「小鯵の南蛮浸け」は当分楽しめそうですね。でもはっきり言って「小鯵」も姿のまま食べられるギリギリの大きさの方が多くなってきておりますよ。此方も小さい方が食べ易いし、お値段も安いですから助かるのですが。

節分といえば「お化け」がありますね。京都や大阪の花街の風習のようです。と言う事は東京には無いと言う事でしょうか。芸者さんはどんな扮装をしていたのでしょうね。現在の自分と違うものに「扮装する」即ち「化ける」と言う事ですから、
「男衆」や「堅気の奥様」「桃割れを結った娘さん」とかでしょうか。何だか楽しそうですね。今は如何なんでしょうね、続いているのでしょうか?廃れてしまっているのでしょうか?

変身願望は今でもあります。一番の希望は「芸者姿」です。真っ白塗りで化けますし外を歩くわけでもないし、写真に撮って楽しむだけですから、まだまだ可能だと思っていますよ。もっと若い頃なら「舞妓さん」にも化けたかったのです。でもね、節分だったら、今の自分と違うものに化けるのですから、年寄りが若い舞妓さんに変身可能なんですよ。其れが「節分のお化け」だっせ。
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